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「漫画100」改め、大人になれば 稲田英資

大人になれば - 1Q84日記

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1Q84日記 17

   更新日:2009.06.22

真夏のような日曜の昼下がりに
ベッドの上で久しぶりに『1Q84』を開く。

もう残りは50ページもない。
本でいうと10分の1の厚さもない。

2人の主人公は、自分が本当に欲していたものに気づき、
それぞれが行うべきことを行う。

そうして物語は終焉する。

最後のページを読み終え、本を閉じたとき
なにか残像のようなものが残る。

残像というより、
誰かが座っていたソファのぬくもりのようなもの。

さっきまで確かにそこにいた証しのようなもの。

実在を証明する不在といえばいいのか。

不思議な本だ。

ぐいぐい読み進ませる物語の力にあふれているのに、
行き着いた先がとても規定しずらい。

ドーナツの空白を描くために
丁寧に、詳細にドーナツの輪のデッサンをしたかのようだ。

だが、実感として、この物語は終焉していないと思う。

『ねじまき鳥クロニクル』のように
時を開けてBOOK3が書かれるのではないか。

そんな気持ちを抱えながら
真夏のような日曜に本を閉じる。

1Q84日記 16

   更新日:2009.06.20

『よつばと!』 あずまきよひこ/アスキー・メディアワークス

クライアントの英語版パンフレットの校了に
0時過ぎまでかかる。

予定では夕方6時校了だったのだが、
バタバタしていて日をまたぐ。

クライアントにも深夜まで校正していただいて
恐縮と感謝の夜。

8時から食事会をしましょうと約束をしていた
お客さんとは結局会えず。

漫画未経験の外国籍女性に
「絶対おもしろいおすすめ漫画を貸してくれ」とオファーをいただき、
悩みに悩んで決めた『よつばと!』を渡す予定だったのだが、残念。

別のお客さんと3時近くまで飲む。

「稲田さんは意外とまじめだという周りの評価が意外だ」という
誉めているようで全然ほめていない評価をいただく。

ふらふらになりながら帰宅。

もちろん今日も『1Q84』は読めず。

いったいいつになったら読めるのだ...。

1Q84日記 15

   更新日:2009.06.19

『ママはテンパリスト』 東村アキコ /集英社

1時過ぎに帰宅。

最後の力で歯を磨き、シャワーを浴びる。

もはや、『1Q84』という心境ではない。
あと残りわずかなのに、
こんなシチュエーションで物語の終焉を迎えたくない。

『1Q84』は週末にとっておくことにし、
この夜は天才・東村アキコの傑作育児漫画
『ママはテンパリスト』の最新巻(2巻)を読む。


3回ほど吹き出す。

ここまで我が子をネタにしていいのか。
ネタとして見れるのか。
すごいな
東村アキコ!

やはり天才である。






1Q84日記 14

   更新日:2009.06.19

やhり11時過ぎに帰宅。

今日は昨日の轍を踏むまいぞ、と
ビール片手にベッドにもぐる。

想像以上に残りページが少ない。
この展開であと残りこの厚さでいったいどうなるのだろう、と思う。
魂の邂逅で終わるのか。

が、そんな心配もむなしく
例によって気付いたら朝4時だった。

1章ほどしか読めていない。

この部屋には忍者でもいるのか...。




1Q84日記 13

   更新日:2009.06.17

11時過ぎに帰宅。

昼休みにはバタバタして20分ほどしか読めなかったので、
「さあ読むぞ」と気合いが入る。

手早くシャワーを浴び、
セブンイレブンで買った冷凍フライドポテトを温め、
缶ビールを空ける。

至福の時間だ。

フライドポテトの油で本が汚れるのがいやなので、
たまたま寝室の本棚で目についた書道漫画の『とめはねっ』を再読しながら
風呂上がりのビールを飲むことにする。

至福である。

ビールを飲み終わり、漫画も読み終わり、
いよいよベッドにもぐりこんで『1Q84』の続きを読む。

ある種の約束とは、魂の差し出し合いであることを深々と描いている。

面白い。


だが、10ページも読まないうちに気付いたら寝ていた。
起きたら朝だった。
電気も点けっぱなしだった。

なにをやっているのだ...。



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