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    <title>大人になれば</title>
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    <updated>2011-06-29T01:25:31Z</updated>
    
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    <title>かっこよくないけど、かっこいい。</title>
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    <published>2011-06-29T00:48:18Z</published>
    <updated>2011-06-29T01:25:31Z</updated>

    <summary>長野市にあるJBNは善光寺まで車で7分。 飲み屋さんが集っている権堂も車で5分。...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="04)音楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[<p>長野市にあるJBNは善光寺まで車で7分。<br />
飲み屋さんが集っている権堂も車で5分。</p>

<p>長野駅にも歩いて10分ほどで行けるのですが、飲み屋があるからか自然と足は権堂方面に向いてしまいます。</p>

<p>本日紹介するのは、権堂のネオンホールというライブハウスで活躍しているslum（スラム）というバンド。</p>

<p>信州大学での学生時代から音楽活動をしていた（らしい）彼らは、就職後も、はては二児の父になっても精力的に音楽活動を進めています。</p>

<p>先週の6月25日にネオンホールのライブに足を運んだぼくは、たまたまslumのライブに遭遇しました。</p>

<p>彼らのライブを見るのはこれが二度目だったのですが、とにかくかっこよかった。<br />
いや、正直言うと彼らは見た目がかっこいいわけでもなく、音楽のスタイルも泥くさい方だとは思うのですが、かっこいいのです。情念丸出しの歌いっぷりも、メロディアスかつセンチメンタルな楽曲も、裸足の変態ギタープレイも、かっこよくないけど、かっこいいという奇妙な魅力がある。</p>

<p>ぼくが彼らに惹かれる理由はまだよく分かりませんが、とにかくワクワクするんです。<br />
それは彼らが今持っている力だと思う。<br />
ぜひ次回のライブも観たい。</p>

<p>地元のライブハウスで、地元の学校を出て、地元で暮らしている彼らがこんなにも熱い音楽を届けてくれることは、ぼくにとってはとてもうれしいことです。<br />
彼らがこれからどんなバンドに成長するのか、はたまた有名になるのかは全く知りませんが、今の時点でぼくをワクワクさせてくれるバンドなのは間違いない。</p>

<p>slumのライブがあまりにもかっこよくてワクワクしたので、彼らに許可をいただきライブ動画をアップします。<br />
タブレットで撮ったので音が割れまくりですが、実際のライブは逃げ場のない熱情が溢れまくりの演奏でした。</p>

<p>かっこよくないけど、かっこいいぞ！ slum！<br />
またライブに行くぞ！</p>

<p></p>

<p><a href="http://www.youtube.com/watch?v=bhJGaCtcXes">slum in neonhall 1-3_20110625</a><br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=x-oI6Vgwz5E">slum in neonhall 2-3_20110625</a><br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=NaJ6To5aYbU">slum in neonhall 3-3_20110625</a></p>

<p><br />
slum のmyspace ページ<br />
<a href="http://www.myspace.com/slumslum">http://www.myspace.com/slumslum</a></p>

<p></p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
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    <title>震災後、宮城・福島に行ったこと。</title>
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    <published>2011-06-11T06:55:04Z</published>
    <updated>2011-06-15T08:18:43Z</updated>

    <summary> お久しぶりです。 web制作の仕事をしていながら、ずうっとブログの更新ができず...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="01)仕事" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[<p> お久しぶりです。</p>

<p>web制作の仕事をしていながら、ずうっとブログの更新ができずにいました。いろいろ原因はあるのですが、やはり三月十一日の震災の影響がぼくにとってはとても大きいものでした。</p>

<p>被災された方々の日常はいまだ回復せず、東京電力の原発崩壊もその収束が見えず、政府からの勇気と光を提示するメッセージも届かず、三ヶ月前と何が改善されたのか分からない状況だと思います。</p>

<p>それでもぼくたちは生きているし、このろくでもない状況に茫然とする期間から、現実を受け止め、教訓を学び、前に進まなければならないのだと思うようになりました。</p>

<p>ぼくは四月十日から一週間、会社にお休みをいただき、宮城県石巻市にボランティアに行かせていただきました。<br />
現地では学校の体育館に避難されている方へお湯を配ったり、津波に呑みこまれた個人住宅のヘドロ撤去や家屋整備などをやらせてもらいました。実際に現地に行ってさまざまな方とお会いし、被害を受けた現場を見ることで学ぶことも多い一週間でした。<br />
現地であたたかく迎えてくれたボランティアスタッフの皆さん、いろんなお話をしてくださった被災地の皆さん、忙しい時期に我儘を許して一週間行かせてくれた会社の皆に本当に感謝しています。</p>

<p>宮城・福島から帰ってきて、何人かの方に「被災地のことを話してほしい」と促されたのですが、ぼくはなかなか話せませんでした。話してほしいと言ってくださる方たちは被災地のことを知ることで自分もできることがあるんじゃないかと思われたりと前向きな視点で言ってくださる方もいらっしゃったのにぼくはうまく話せませんでした。</br><br />
ぼくは「被災地の方のためじゃなく、自分のために行った」という思いが強く、それをうまく説明できませんでした。</p>

<p>そんなとき、ある人に「被災地のためじゃないなんて理解できない。ちゃんと説明してほしい」と言われ、自分の言葉でどういえば伝わるのかとしばらく考え込みました。</p>

<p>多くの方もそうだったと思いますが、ぼくは三月十一日からの一ヶ月は震災のことしか考えられませんでした。寝ても覚めても頭の中は震災のことでいっぱいでした。呪いのように。</br><br />
テレビの向こう側で津波に呑み込まれ人が亡くなっていく姿、原発がどんどん崩壊していく姿にぼくは茫然としました。波に呑み込まれていく人々はぼくであったし、絶望的に崩壊していく原発はぼくが容認してきた社会でした。三月十一日を境に、それらはぼくの中に入ってしまいました。否応なく。大きな影と共に。</p>

<p>なかでも大きかったのが、東京電力の原発崩壊でした。原子力発電所が日に日に崩壊していく姿を見て、福井の方の被害地域が日に日に拡大していく状況を見て、「これは、ぼくも共犯者じゃないか」と思いました。</p>

<p>ぼくは三十七年間生きてきて、原子力発電に対して、またその管理システムや監視体制に対して明確な態度を示さず、既成事実として認知してきました。崩壊していく原発と拡大していく被害は、ぼくが容認してきた社会システムの結果でした。</p>

<p>原発容認派か否定派かという話ではなく、目の前でどんどん崩壊していく東京電力の原発は、自分が内包された社会であり、その社会に対して無関心という票をぼくが投じてきた結果でした。その点において、ぼくは世界を崩壊された者であり、同時に共犯者でした。</p>

<p>ぼくは幸運にも直接被害を受けなかった。そして、世界はまだ続いていくらしい。<br />
ぼくは共犯であることを認め、そこから学び、再出発しなくてはいけない。生きていくなら。<br />
そんな気持ちで四月を過ごし、五月が通り過ぎ、六月を迎えました。<br />
あの三月十一日から、今日で三ヶ月を迎えます。</p>

<p>この期間に御承諾いただいた仕事として、太陽光発電においてスペースコストやメンテナンスコストを削減でき、山岳地帯や海岸沿い、ビルや既存インフラなどでの利便性が高い両面発電が可能なシステム、採光型両面太陽電池「<a href="http://www.yagicompany.jp/product/ecology/001/">サンジュール</a>」の特設webサイトを制作させていただけることになりました。（長野市の<a href="http://www.yagicompany.jp/">矢木コーポレーション</a>様）<br />
今の自分にできる精一杯のことと、多くの方の力をお借りして、良いものを作りたいと思います。</p>

<p>そして、今日から改めて日々の楽しいことや胸にぐっときたことなどを綴らせていただきたいと思います。<br />
これからもどうぞよろしくお願いします。</p>

<p><br />
四月十一日から一週間、宮城・福島へボランティアに行った間のツイートをまとめました。<br />
よかったらご覧ください。</p>

<p><a href="http://togetter.com/li/147174">http://togetter.com/li/147174</a></br></br></br></br></br></p>

<p><br />
</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ここ五年くらい、ずっと気になっていたことがある。</title>
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    <published>2010-12-13T09:27:35Z</published>
    <updated>2010-12-13T09:42:19Z</updated>

    <summary>ここ五年くらい、ずっと気になっていたことがある。 生業として料理人の人生を歩んで...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="06)本" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[<p>ここ五年くらい、ずっと気になっていたことがある。</p>

<p>生業として料理人の人生を歩んできた武士たちのことだ。</p>

<p>おそらく、江戸時代。<br />
為政者が固定し、政治的に安定した時代に、<br />
料理人という職業が武士組織内で継続化されただろうとぼくが勝手に思っているのだ。</p>

<p>わかりやすく言うと、「山田大名の料理は代々鈴木家が拝命してきた」みたいなことです。<br />
もっとアイコン的に言うと、「江戸城で徳川家の食事を代々料理してきた武士」ですね。<br />
ぼくはそんな彼らにすごく興味がある。</p>

<p>彼らはアイデンティティとしては武士である。<br />
しかし、生業としては料理人である。</p>

<p>この二重構造。</p>

<p>武士の誉れを抱きつつ、料理人として腕を磨く。<br />
時の最高権力者に一番近く、武士として一番遠い。</p>

<p>同じ武士組織でも法律や人事や経理のようにマクロな面で影響力を持つことはなく、<br />
最高権力者に一番近く、武士として一番遠い。<br />
しかし、催事において失敗することはおそらく死を意味する。</p>

<p>彼らはどう生き、どう腕を磨き、何に悩み、屈辱を感じ、矜持を持ち、死んでいったのか。</p>

<p>読みたい。<br />
今すぐ読みたい。<br />
過去の古文書でもいいから読みたい。</p>

<p>そんな気持ちでじりじりしていたら、<br />
wikipediaでこんな一文に出会った。<br />
平安時代貴族の社交儀礼の中で発達した大饗料理が、<br />
公家風の料理形式として残った料理である「有職料理（ゆうそくりょうり）」という<br />
言葉を調べていたら下記の一節があったのだ。</p>

<p>＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊</p>

<p>江戸時代初期、徳川家光が行った二条城での後水尾天皇御成行事の際、天皇家側の料理人2名（高橋家、大隅家）、徳川幕府側の料理人2名（堀田家、鈴木家）の他に京都の町方の料理人から生間（いかま）家が抜擢されて調理に携わったことから、生間家は八条宮家の料理人をその後代々拝命することになる。明治時代になり桂宮家（八条宮家の後裔）が子孫断絶により絶家したため、生間家も下野し、その料理法は京都の民間の限られた料亭に伝えられた。<br />
現在、宮中でも皇族の結婚式などの中継で会席料理などとは大きく異なる盛りつけの日本料理が見られることから、生間家が伝えた物とは別の有職料理が伝えられている物と思われるが、外国要人などの接待にはもっぱらフランス料理が使われており、極限られた儀式でしか食べられない物のようである。</p>

<p>wikipediaより抜粋<br />
<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E8%81%B7%E6%96%99%E7%90%86">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E8%81%B7%E6%96%99%E7%90%86</a></p>

<p>＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊</p>

<p>徳川家光が主催した天皇との食事会！<br />
天皇家側の料理人2名、徳川幕府側の料理人2名、京都町方の料理人！</p>

<p>さらっと書かれていますが、これはドラマじゃないですか！<br />
天皇家、徳川家それぞれの料理人はどんな覚悟でこの料理会に挑んだのか！<br />
どんな料理を作ったのか！<br />
献立の記録は残っていないのか！<br />
町方の料理人は存在感をどう見せつけたのか！</p>

<p>すっごく知りたい。<br />
読んでみたい。<br />
誰か書いてくれないかな。</p>

<p>本屋大賞を受賞した『天地明察』 は和算と太陽暦をモチーフにした<br />
最高に胸が熱くなる人間青春譚だったけれど、そんな一冊になりえるドラマだと思う。<br />
冲方丁さん、書いてくれないかな。</p>

<p>ぼくたちは毎日を泣いたり笑ったり生きているけれど、<br />
きっと百年前も三百年前の人たちもそう生きてきて、<br />
もしかしたら今のぼくらよりもっと色濃く生きてきて、<br />
そんな彼らの生きざまを見ることができるのが読書の醍醐味じゃあないかと思うんです。</p>

<p>それは知識として知った方が得だとか、<br />
30分でわかる武士料理人の歴史とか違うよね。</p>

<p>「ただ読みたい」それだけ。</p>

<p>でも、読書なんて趣味なんだから、本来そうだと思うんです。<br />
なぜだかこの国では「本を読みなさい」「本を読むと役にたつ」なんて声が<br />
為政者やメディアから出てくるけど、そんなことは一側面にすぎないのに。</p>

<p>鉄道好きが電車のことを知りたくてたまらないように、<br />
ぼくも興味ある本を読みたくてしょうがない。<br />
読書も鉄道もプラモデルも編み物も映画も音楽も落語も<br />
あらゆる趣味は「偏愛」という一点において等しいと思う。</p>

<p>ぼくは心底そう思っているんです。</p>

<p>国の国民読書年や学校の読書感想文なんていう<br />
偏愛のかけらも感じない施策なんて吹っ飛んじゃえって思うくらい。</p>

<p>wikipediaで出会った一文に血沸き肉躍った一日でした。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>生まれて初めてメーカーさんの問い合わせフォームにメールを送る。</title>
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    <published>2010-11-02T08:11:51Z</published>
    <updated>2010-12-26T12:18:23Z</updated>

    <summary>突然ですが、皆さんは使用済みの書類は 資源ゴミとして出していますよね？ もちろん...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="01)仕事" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[<p>突然ですが、皆さんは使用済みの書類は<br />
資源ゴミとして出していますよね？<br />
もちろん、ぼくもそうです。</p>

<p>web会社とはいえ、オフィスペーパーは<br />
やはり大量に出てしまいます。</p>

<p>できるだけ無駄なく使おうとJBNでも<br />
メモ用紙にしたり裏紙をコピーに使ったりしています。</p>

<p>資源ゴミに出すときも、書類を留めたホッチキスの針は<br />
古紙再生に邪魔だろうとコツコツ取っていました。</p>

<p>たまに見逃して資源ゴミコーナーに入れてしまって<br />
同僚に怒られたりして。</p>

<p>そしたら、なんと！<br />
古紙再生の処理時に古紙をドロドロに溶かして<br />
不純物を取り除くのでホッチキスの針は取り除か<br />
なくてもいいのだということが本日発覚しました。</p>

<p>ええー！<br />
全然知らなかった！<br />
そしたら、あんなに背中丸めて爪を傷めてまで針を取らなかったのに...。<br />
（背中丸めなくていいけど、針抜き使えよって話だけど）</p>

<p>あんまりびっくりして社内で大声を出していたら<br />
「私も知らなかった」「私も」という声が続出。</p>

<p>twitterでも「ええー！」と驚きの声が。</p>

<p>その気持ち、よくわかります（涙）。</p>

<p>あんまりびっくりしたので、<br />
生まれて初めてメーカーさん（マックス株式会社）の<br />
問い合わせフォームにメールを送ってしまいました。<br />
以下はその手紙です。<br />
人生、いくつになっても何が起きるかわからない。</p>

<p><br />
＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊</p>

<p>初めまして、こんにちは。<br />
いつも御社のホッチキス針を愛用させていただいている<br />
長野県の稲田（会社員・36歳）と申します。</p>

<p>本日はホッチキス針と古紙の再生について教えてください。</p>

<p>私は長野市のweb会社に勤めているのですが、ご多分にもれず<br />
オフィスペーパーが山のように出る環境にいます。<br />
使用済みの紙は裏面をコピーに再利用したり、資源ゴミに出すようにしている日々です。</p>

<p>先日、コピーに裏紙を使おうとしたら、ホッチキス針が取り除かれていなかったために<br />
コピー機が詰まってしまいました。<br />
「誰だ！ホッチキス針を取り除かなかった人間は！」とぼくは憤ったのですが、そこに登場した上司が<br />
「稲田君、そこは資源ゴミの箱だよ。コピーの裏紙は専用の箱からセットしたまえ」と言うのです。<br />
そこでぼくは益々憤慨いたしました。<br />
「いや、ここは資源ゴミの箱ですよ。そもそもホッチキス針は取らなくてはいけないじゃないですか！」と。<br />
すると、上司はさらに澄ました顔で言いました。<br />
「ぼくも資源業者さんに確認したんだけどね、紙の再生過程で針やクリップは取り除くようになっているから<br />
ぼくたちが取る必要はないんだよ」と。<br />
ぼくは晴天の霹靂でした。<br />
「ええー！全然知らなかった！」<br />
そこに同僚も「そうなんですよ、ホッチキス針の箱裏にも書いてあるんですよ」と御社の針箱を取り出してきました。<br />
そこには【ホッチキス針は古紙の再生紙工程で支障ありません】と注意書きがありました。<br />
社内は騒然となりました。<br />
「ええー！それじゃあ、今までコツコツと爪を割りながら針を取っていた日々はなんだったんだ...！」<br />
「そうだそうだ」<br />
「私も知らなかった！」<br />
それを聞いて上司は得意満面ですが、<br />
「いやいや、だったら教えてくださいよ」とぼくが更に憤慨したのは言うまでもありません。</p>

<p>さて、長々と書いてしまいましたが、本日メールさせていただいたのは<br />
「こういうことを知らない人は日本中にまだまだいるのではないか」ということです。</p>

<p>ぼくは今まで書類をまとめるときにホッチキスの方が便利なのに、<br />
その後の針を取り除く手間を考えると不便だけれどクリップでまとめて保管したり同僚に渡したりしていました。</p>

<p>これはホッチキスメーカーさんにとっても、もったいないことだと思うのです。<br />
ぼくは今日知ったことで「ああ、これからどんどんホッチキスで書類をまとめられるぞ」と<br />
晴れ晴れした気分になりました。</p>

<p>お聞きしたいことは２つございます。<br />
１）ホッチキス針は古紙の再生に本当に支障がないのでしょうか？（一部例外があるのでしょうか？）<br />
２）ホッチキスメーカーさんはこの件について業界全体でPRするお気持ちはないのでしょうか？</p>

<p>以上の２点です。<br />
お忙しいところに誠に恐縮でございますが、<br />
もしお返事がいただけるのであればこんなに嬉しいことはありません。</p>

<p>この出来事で「何でもっとPRしないのだろう？」と素朴に疑問に思ったことと、<br />
「えー！知らなかった」とびっくりする人々が周囲に沢山いたことが印象的で<br />
御社にメールをさせていただいた次第です。</p>

<p>蛇足ですが、twitterでこのことをツイートした際に多くの人々から反応がありました。<br />
一般ユーザーのリアルな声としてお読みいただけましたら幸いです。</p>

<p>----------twitter----------</p>

<p>【私】本日の衝撃。今まで爪が割れる思いでコツコツ取っていた資源ゴミのホッチキスが、ゴミ処理の過程で自動的に排除されるので、そんな必要がなかったと知ったこと。まじですか！ホッチキスメーカーは箱裏に書くだけじゃなく、声を大にしてアピールすべきじゃないですか！おれの割れた爪を返してくれ。</p>

<p>【A】衝撃です <br />
【A】指先をがさがさにしながらとっているダンボールについたガムテープももしかして・・・。</p>

<p>【私】衝撃でしょ！ＰＲした方がホッチキスメーカーはプラスになると思うよね<br />
【私】なんかね、噂によると、糊の類もちゃんと処理するから気にしなくていいんだって...</p>

<p>【B】次々と明かされる衝撃が...笑（略）こうゆうことって 探すとたくさんありそうですね。。</p>

<p>【A】もっと早くに知っていれば・・・</p>

<p>----------twitter----------</p>

<p>twitterは以上です。<br />
長文、乱筆乱文をお読みいただきましてありがとうございます。<br />
メーカーさんにこういった問い合わせを差し上げること自体私にとって初めての経験でして、<br />
何か失礼がございましたらお詫び申し上げます。<br />
そうした初体験をするくらい私にとって衝撃的な事実だったのだとご笑読いただけましたら幸いです。<br />
この度はありがとうございました。<br />
今後の御社のご発展を心よりお祈り申し上げます。</p>

<p>---------------<br />
株式会社JBN<br />
Webディレクター<br />
稲田英資<br />
〒380-0904 長野県長野市七瀬中町1072<br />
http://www.jbnet.jp/<br />
inada@jbnet.jp<br />
TEL:026-224-2011 FAX026-224-4583 <br />
 <br />
よろしかったらブログもご覧ください。<br />
http://jbnet.jp/blog/otona/</p>

<p><br />
＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊</p>

<p><br />
そしたら、１時間後にお返事をいただきました。<br />
さすがちゃんとしている企業は対応が早い。</p>

<p><br />
稲田 英資　様</p>

<p>拝啓　お問い合わせありがとうございます。<br />
日ごろ弊社製品をご愛用賜り誠にありがとうございます。<br />
早速ですがお問い合わせについてですが、<br />
１）通常の古紙の再生過程では、古紙を溶かしそれぞれの比重により古紙に必要な紙の繊維を取り出し、<br />
インクや針等の不純物を取り除く方法が一般的です。<br />
※稀に自治体により、針を除くように指導している自治体もあります。<br />
２）弊社では、お客様が見た様に、ホッチキスの箱に印刷して皆様の目に留まる様にしたり、<br />
弊社ホームページにも載せて、周知活動はしております。</p>

<p>アドレスは下記<br />
<a href="http://wis.max-ltd.co.jp/op/h_story4.pdf">http://wis.max-ltd.co.jp/op/h_story4.pdf</a></p>

<p><br />
以上、簡単ですがお客様の問い合わせの回答とさせて頂きます。<br />
今後も、弊社製品をご愛顧賜ります様よろしくお願い申し上げます。<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具</p>

<p><br />
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋<br />
マックス株式会社<br />
お客様相談ダイヤル（以下略）<br />
 </p>

<p><br />
＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊　　　＊</p>

<p><br />
うーん、なるほど。<br />
マックス株式会社さん、お忙しいところにご丁寧なお返事ありがとうございました。<br />
周知活動もやってらっしゃるんですね。<br />
知りませんでした。<br />
勉強不足ですみません。</p>

<p>でも、ここで思ったのは<br />
きっとぼくみたいに爪を痛くして針を取っている人は<br />
まだまだ日本全国にいるわけで、<br />
そういう同志たちに<br />
「ホッチキス針は古紙の再生紙工程に支障ないんだよ！」<br />
「もう爪を痛くしなくていいんだよ！」<br />
と声を大にしてのアピールがホッチキス業界全体の活動としてあっていいんじゃないかということです。</p>

<p>だって、本当に心が晴れ晴れしましたから。<br />
ホッチキス使っていいんだ！って。</p>

<p>ホッチキス業界さん、楽しいPRサイトを作りませんか？<br />
「ホッチキスは裏切らない」とか。<br />
「もう20年も、ホッチキスはがんばっていました」とか。</p>

<p>ホッチキスの好感度急上昇のPRサイト、<br />
ぜひ作りましょう。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>自分は何者であるのか。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/10/post-113.php" />
    <id>tag:www.jbnet.jp,2010:/blog/otona//5.933</id>

    <published>2010-10-18T08:56:09Z</published>
    <updated>2010-10-18T09:09:30Z</updated>

    <summary>十代から続く「自分は何者であるのか」という問いは、 いつしか「自分は何者になれる...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="02)日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[<p>十代から続く「自分は何者であるのか」という問いは、
いつしか「自分は何者になれるのか」という問いに変わった。

<p>答えは何も見いだせないという点は何も変わらない。</p>

<p>そんな自分を尻目にぐんぐん成長する我が子を見ると、<br />
喜ばしくも焦る気持ちもある。</p>

<p>果たして彼らが物心つくまでに、ぼくは間に合うのか？<br />
ぼくが思う「何者」とは何なのか？</p>

<p>日々の中にしか答えはないということは知っているのに<br />
そんなことを一人思っている。</p>

<p>明日は長女が小学校に入って初めての遠足。<br />
10キロ歩くんだと今から緊張していた。</p>

<p>どうか晴れますように。</p></p>

<p><br/><br/><br/></p>]]>
        
    </content>
</entry>

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    <title>この世の良いもの全てを</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/10/post-112.php" />
    <id>tag:www.jbnet.jp,2010:/blog/otona//5.926</id>

    <published>2010-10-12T10:48:07Z</published>
    <updated>2010-10-12T12:52:13Z</updated>

    <summary>最近、本屋などでトラック型のクレープ屋さんを よく見かけませんか？ そうそう、あ...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
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        <category term="02)日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[<p>最近、本屋などでトラック型のクレープ屋さんを<br />
よく見かけませんか？</p>

<p>そうそう、あれです。<br />
ちょっとお洒落な感じのトラックで<br />
クレープやソフトクリームを移動販売しているあんなトラック。</p>

<p>そこでちょっと若い夫婦と女の子の家族が買い物をしていました。<br />
もう秋の夕暮れなのできっとソフトクリームじゃなくて、クレープ。</p>

<p>若い夫婦は十代のころ少しやんちゃだったのかなって<br />
感じの二人。<br />
きっと近所に住んでいて、<br />
髪の染めがまだらに伸びているお父さんはジャージを着ていて、<br />
たぶん二人とも二十代前半で。<br />
そう、どこにでもいる若い夫婦です。</p>

<p>本を買って自分の車に帰ろうと歩いていると、<br />
見るともなくそんな夫婦が目に入ってきました。<br />
ああ、もう秋だからクレープが欲しくなる季節なんだなぁって。</p>

<p>注文を受け、トラックの上でクレープが作られ始めたら、<br />
お父さんが二歳くらいの女の子を高く持ち上げて、<br />
トラック内のキッチンがよく見えるようにして買い物を続けていました。</p>

<p>娘がよく見えるように自分の頭より高く娘の体を掲げるくらい。<br />
そんなに持ち上げていたら腕が疲れちゃうよって思うくらい。</p>

<p>どこにでもある景色なのに<br />
なんだか感じ入りました。</p>

<p>「ああ、親ってこの世の良いもの全てを子どもに見せたいと思うものなんだな」と。</p>

<p>ただのよくあるクレープ屋だけど。<br />
でも、ぼくもきっとそうする。</p>

<p><br />
 </p>]]>
        
    </content>
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    <title>この世界を生きていくために必要な。</title>
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    <published>2010-10-09T00:30:19Z</published>
    <updated>2010-10-09T00:38:43Z</updated>

    <summary>今日は土曜日だけど出勤。 曽我部恵一の弾き語り最新ソロアルバム 『けいちゃん』（...</summary>
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        <name>JBN</name>
        
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        <category term="02)日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[<p>今日は土曜日だけど出勤。</p>

<p>曽我部恵一の弾き語り最新ソロアルバム<br />
『けいちゃん』（けっこう好き）を聴きながら、<br />
車を信号で止めると、<br />
隣りの車で四十代くらいの女性が<br />
ハンドルを握って前を観ながら、大きな口を開けて歌っていた。</p>

<p>もちろん窓も閉まっているし、<br />
音楽も歌声も聴こえないのだけど、<br />
なんだか愛おしかった。</p>

<p>ぼくたちは音楽にいつも救われている。<br />
うれしいときも悲しいときも、何でもないときも。</p>

<p>この世界を生きていくために必要な<br />
ほんの少しの勇気と一緒に。 <br />
<br/><br/><br/></p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>生はYouTubeより100万倍すごい。MOROHA！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/09/post-110.php" />
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    <published>2010-09-29T10:08:41Z</published>
    <updated>2010-11-13T03:31:45Z</updated>

    <summary>皆さんは5月31日の当ブログで書いた   『ぼくの心に最大風速の風が吹く。MOR...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
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        <category term="04)音楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[皆さんは5月31日の当ブログで書いた<br/>
 <a href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/05/moroha.php/"> 『ぼくの心に最大風速の風が吹く。MOROHA！』</a>を<br/>
覚えているでしょうか？<br/>
須坂出身（らしい）この二人、まだまだ知名度はありませんが、<br/>
聴き手の胸にまっすぐ飛びこんでくる存在感ある歌は<br/>
必ずこの広い世界で注目されるはずです。<br/>
砂漠で輝くガラスのように。<br/><br/>

ぼくは５月に彼らの音楽と出会って本当に心ふるえたため、<br/>
 数少ない友人たちに「とにかくいいから聴いて！」と<br/>
メールを送っていたのです。<br/>
その三ヶ月後、東京の女性友人Yさんから<br/>
こんなメールが届きました。<br/><br/>

<strong>＜Yさんからの手紙　１＞</strong><br/>
ライブ観ました！<br/>
生はYouTubeより100万倍すごい。<br/>
本当に心震えました。バンドというより役者。<br/>
言葉とパフォーマンスにとにかく力があって、引き込まれました。<br/>
私は鳥肌が立ち、一緒に行った友だちは自然に涙していました。<br/>
かっこつけない正直なメッセージを、<br/>
全身全力で伝えてる彼らは、とてもカッコよかったです。<br/>
お客さんが少なかったので、ライブ終わってから<br/>
ラップ担当のアフロさんと話したのですが、目がキラキラしてました。<br/>
10月21日にCD が出るそうです。<br/>
彼らとの出会いをくれた稲田さんに感謝です。ありがとう！<br/><br/><br/>

<strong>＜稲田からの返事　１＞</strong><br/>
うう...、生はYouTubeより100万倍すごいすか...<br/>
ちくしょう...<br/>
(ノ_・。)<br/>
メールありがとう。<br/>
ぼくもとっても観たくなりました。ていうか、観る！<br/>
あのさ、会社のブログでYさんのメールを抜粋していい？<br/><br/><br/>


<strong>＜Yさんからの手紙　２＞</strong><br/>
ライブはたくさんやっているみたいなので、東京来る時は必見。<br/>
<a href="http://www.myspace.com/moroha">my spaceの彼らのブログ</a>にて詳細確認できます。<br/>
彼らは直接メールをくれますよ。<br/>
私は音楽詳しくないし、好きなジャンルは？とか聞かれると逃げ出したくなるくらい情報に疎いけど、<br/>
稲田さんのおかげで久々に、音楽が与えてくれる力を身を持って体験できました！<br/>
あー素晴らしかった。<br/>
私のメールなんかでよければ抜粋でもなんでも使ってくださいな。<br/>
また何か素敵なもの見つけたら教えてください。<br/>
私も何か稲田さんにお返しできるようがんばります。<br/><br/><br/>

<strong>＜稲田からの返事　２＞</strong><br/>
ほんと、行きたい！<br/>
あ、そういえば、7月にね小沢健二のライブを観に広島に行ったんだよ。<br/> 
もうドキドキしすぎて死にそうでした(>_<)<br/>
感想は一言ではいえないのです...<br/>
Yさんメールで東京に行くモチベーションができました。<br/>
行ったらまた飲もう！<br/> <br/> <br/>


　　　　　　＠＠＠＠<br/> 
まだ見ぬMOROHAさんたち。<br/>
君たちの作る歌は、こんな風にぼくたちに届いているよ。<br/>
君たちの歌の、熱のかけらと熱風と共に。<br/><br/><br/> 




『恩学』　MOROHA <br/>
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=k58bW_ZSmrE">http://www.youtube.com/watch?v=k58bW_ZSmrE</a><br/><br/>

『奮い立つCDショップにて』　MOROHA <br/>
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=57vyyLjJizU&NR=1">http://www.youtube.com/watch?v=57vyyLjJizU&NR=1</a><br/><br/>

『あなたから渡詩』　MOROHA <br/>
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=CWmaFmNDvog&feature=related">http://www.youtube.com/watch?v=CWmaFmNDvog&feature=related</a><br/><br/>

『イケタライクヲコエテイク 』　MOROHA <br/>
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=FNj505AFL6M">http://www.youtube.com/watch?v=FNj505AFL6M</a><br/><br/>

マイスペース：MOROHA <br/>
<a href="http://www.myspace.com/moroha">http://www.myspace.com/moroha
</a><br/><br/><br/><br/>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>友人へ送った本についての手紙。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/09/post-109.php" />
    <id>tag:www.jbnet.jp,2010:/blog/otona//5.914</id>

    <published>2010-09-09T07:55:39Z</published>
    <updated>2010-09-09T08:03:33Z</updated>

    <summary>ネット上で久しぶりに再会した友人と 本についての交換メールがゆっくりと続いている...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="06)本" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[<p>ネット上で久しぶりに再会した友人と<br />
本についての交換メールがゆっくりと続いている。</p>

<p>十年以上連絡をとっていなかったのに、<br />
いや、十年以上連絡をとっていなかったから<br />
その期間の本の遍歴を互いに報告するのが楽しい。</p>

<p>本も映画も音楽も落語もきっとそうだけど、<br />
好きなものについて語り合うときは年の差も立場も性別も<br />
全部すっとばしてしまえるのだ。</p>

<p>だからぼくは心ふるえるものが好きだ。</p>

<p><br />
＊　　＊　　＊　　＊　　＊　　＊</p>

<p><br />
友人への手紙</p>

<p> <br />
実は新選組は司馬遼太郎の『新選組血風録』（角川文庫）くらい<br />
しかちゃんと読んでいません...。<br />
 <br />
幕末は読み物として大好きな時代なので、もっといけるはずなんだけど、<br />
タイミングが合わないのか新選組は手つかずなのです。<br />
 <br />
『竜馬伝』も観たい！<br />
ツイッターで孫正義さんが毎週熱く語っているので、<br />
ウズウズはしているのです。<br />
うーむ、やはり時間は作るものですね。<br />
 <br />
浅田次郎さんでいえば、初期のころはだいぶ夢中になって読みました。<br />
『鉄道員』に始まって、『地下鉄に乗って』『日輪の遺産』<br />
『プリズンホテルシリーズ』『きんぴかシリーズ』『蒼穹の昴』くらいまで。<br />
 <br />
『蒼穹の昴』以降はほとんど手つかずになってしまったので<br />
『壬生義士伝』も『輪違屋糸里』も読んでないのです。<br />
 <br />
あの浅田次郎さんが新撰組を描くんだから「おもしろいに決まってる！」のにね。<br />
読みたいリストがまた増えました。<br />
 <br />
ぼくはそもそも宮本輝の『青が散る』や佐藤多佳子『しゃべれどもしゃべれども』、<br />
村上春樹の『風の歌を聴け』『ノルウェイの森』、村上龍の『69』、<br />
金城一紀の『GO』といった青春小説が好きなのだけど、<br />
石田衣良の『池袋ウエストゲートパーク』をおもしろく読んでいた時に、<br />
ふとその限界を感じてしまったときがありました。<br />
 <br />
青春小説では青春小説ゆえに<br />
若者ならではのまっすぐな感じや、瑞々しさ、不完全さを描くのだけど、<br />
現代を舞台にすると彼らがまっすぐであるための目的を持たせるのが難しいのです。<br />
 <br />
だからどちらかというと『青が散る』や『風の歌を聴け 』『69』は<br />
若者特有のもやもやした感じがメインでした。<br />
 <br />
そして、『しゃべれどもしゃべれども』や『GO』は目的は持っているのだけど、<br />
主人公がもつ特異性（落語や在日というアイデンティティ）があって成立する青春でした。<br />
 <br />
ぼくは上に挙げた本は全部大好きだし、どれも愛しているのだけど、<br />
もっと普通の若者が生きていく青春小説を読みたいと思ったんだ。<br />
 <br />
そんなときに出会ったのが宮本昌孝さんの『藩校早春賦 』(集英社文庫) だったのです。<br />
宮本昌孝さんはたしか『剣豪将軍義輝』で注目された作家さんだと思うけれど、<br />
『藩校早春賦 』はスーパーヒーローではない江戸時代の普通の若者たちが<br />
悩んだり笑ったり、でもまっすぐに生きようとしていました。<br />
 <br />
今なら清廉な若者自体が不自然に見えてしまうけど、<br />
江戸後期の彼ら若者たちはそう生きることが当たり前なのです。<br />
それがすごく自然に描かれていて、ぼくもそのまま読むことができた。<br />
内容はほとんど忘れてしまったのだけれど、<br />
「真っ当は青春小説はここにあるじゃないか！」ってすごく驚いた。<br />
 <br />
現代では描きづらい青春や恋愛や理想や正義を<br />
時代小説は正面から描けるじゃないか！って目からウロコが落ちた。<br />
続きの『夏雲あがれ』もすぐ読んで、「おもしろかったー」ってお腹いっぱいになった。<br />
 <br />
でも、ぼくのいけないのは目からウロコが落ちるのだけど、<br />
すぐほかにも行っちゃうのだね。<br />
 <br />
だから、今は時代小説物はあまり読んでいません。<br />
記憶に残っているのは宮部みゆきさんの『初ものがたり』シリーズと<br />
山本一力さんの『あかね空』、米村圭伍さんの『風流冷飯伝』『退屈姫君伝』くらい。<br />
 <br />
藤沢周平や佐伯泰英はどうもすごいらしいと、いろんな書評を読んでと思うのだけど<br />
「うーむ、読んでみたいぞ！」と思っているだけでなかなか手が伸びません。<br />
もちろん池波正太郎も。<br />
もったいない。<br />
 <br />
隆慶一郎は『一夢庵風流記』が大好きで何回も読み返していて、<br />
『吉原御免状』と『鬼麿斬人剣』もおもしろく読みました。<br />
でも、ぼくの気持の中で「時代小説を読んでいる」というより<br />
「隆慶一郎を読んでいる」という気分だからちょっと違うかもね。<br />
 <br />
だから、ぼくにとって時代小説というジャンルは<br />
すっごくおもしろそうな本がいっぱいある手つかずの箱、という感じです。<br />
これから君にいろいろすすめてもらえれば本当にうれしいよ。<br />
 <br />
最近のぼくは手元に何冊も置いて気が向く順に読み進めるやり方になってしまって、<br />
いま併読している本は<br />
『1Q84 BOOK3』村上春樹<br />
『映画を作りながら考えたこと』高畑勲<br />
『BORN TO RUN 走るために生まれた』クリストファー・マクドゥーガル／近藤 隆文 (訳) <br />
『カシオペアの丘で』重松清<br />
『本が好き、悪口言うのはもっと好き』高島俊男<br />
という馬鹿みたいなことになっています。<br />
 <br />
前回の休日は『1Q84』を読んで、合間に『映画を作りながら考えたこと』をつまみ読みし、<br />
『BORN TO RUN』を開くのだけど、『本が好き、悪口言うのはもっと好き』に流れたと、<br />
自分で書きながらまったく何やってんだという読み方です。<br />
あ、『ブルータス』の借りぐらしのアリエッティ特集も脇に開いて<br />
本に集中できないとつまみ的にそれを読んだ。<br />
集中力がないんだな。<br />
 <br />
ああ、本の返事だけでこんなになってしまった。<br />
新選組はあまり読んでないよってことだけだったのに...。<br />
 <br />
 <br />
 <br />
 </p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ぼくたちもその家の一部になって</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/08/post-108.php" />
    <id>tag:www.jbnet.jp,2010:/blog/otona//5.907</id>

    <published>2010-08-19T11:51:01Z</published>
    <updated>2010-08-19T12:25:43Z</updated>

    <summary>今日は取材で料理研究家の方のご自宅にお伺いしました。 ご自宅は高台の住宅地にあっ...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="01)仕事" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[<p>今日は取材で料理研究家の方のご自宅にお伺いしました。<br/><br/>

ご自宅は高台の住宅地にあって、<br/>
外観は緑が多めの一般住宅。<br/><br/>

でも、一歩入ると空気が違う。<br/><br/>

高めの天井や広めに取られた窓、<br/>
緑が溢れかえっている庭、<br/>
開け放たれた和室の陰影ある表情、<br/>
使い込まれた和箪笥、<br/>
鍵や取っ手の装飾が無骨だけどどこか雅な韓国の箪笥、<br/>
面倒そうに寝転がっている16歳の白猫。<br/><br/>

そこにあることが、とてもしっくりしていて、<br/>
そこにいることがこの家の大切な一部。<br/><br/>

お邪魔したぼくたちもその家の一部になって<br/>
しっくり寛ぐことができるのでした。<br/><br/>

余計なものがないということは<br/>
こんなに気持ちがいいことかと、<br/>
ちょっとうれしく、そして憧れてしまいました。<br/><br/>

こんな家に、こんな風に暮らしていけたらいいなと<br/>
素直に思えた取材です。<br/><br/>

そして、やっぱり調理道具がとても良かった。<br/>

プロの料理研究家！という感じがなくて、<br/>
愛情をこめて使い込まれている道具たちでした。<br/><br/>

取材内容としてはそんなにいらないのに<br/>
興奮して台所で何枚も撮ってしまいました。<br/><br/>

とくに好きになってしまったのが写真の中華鍋。<br/><br/>

小ぶりな感じといい、<br/>
愛情込めて使い込まれた感じといい、大好きです。<br/><br/>

ひとり興奮してバンバン写真を撮っていたら<br/>
料理研究家の方も「私もこれ好きなのー」と興奮し、<br/>
大人二人で中華鍋を囲み「いいよねー」と大騒ぎした<br/>
取材の一幕なのでした。<br/><br/><br/><br/><p/>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>注目のブログ、『気がつけば82歳』 8月4日の日記にのけぞりかえる。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/08/82-84.php" />
    <id>tag:www.jbnet.jp,2010:/blog/otona//5.905</id>

    <published>2010-08-05T08:57:20Z</published>
    <updated>2010-08-05T09:09:35Z</updated>

    <summary>個人的に注目のブログ、『気がつけば82歳』 8月4日の日記にのけぞりかえった。 ...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="02)日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[個人的に注目のブログ、『気がつけば82歳』<br>
8月4日の日記にのけぞりかえった。 <br><br>

敗戦を迎えた昭和二十年八月に19歳だった筆者が<br>
綴っていた日記を紹介しているのだが、<br>
そのフラットな感覚に驚く。<br><br>

19歳ならではのセンチメンタルさ、自己憐憫さは<br>
いまのぼくたちと何も変わらない。<br><br>

そして、以前誰かが述べた<br>
「こんな時世でも日本はキャンプしたり、<br>
ご飯食べてるから平和だ」<br>
みたいなコメントに違和感を抱いたことを思い出した。<br><br>

いかに悲惨な戦争下においても青春はあるし、<br>
日々の営みはある。<br><br>

ぼくたちはTVや新聞で世界の戦争被害を知るとき、<br>
無意識に情報の向こうの彼ら彼女を<br>
「戦争中の人」と見る傾向があるが、<br>
彼らだってくだらない冗談で笑い転げるし、片想いに悩むし、<br>
日常のなかで楽しみを見つけようとするし、溶けるような夜を過ごすのだ。<br><br>

「戦争中の人はずっと悲惨な顔をしている・楽しまない」というイメージは想像の放棄だし、<br>
戦争側・非戦争側の線引きだと思う。<br><br>

ぼくらと同じように笑ったり恋したり、日常を楽しもうとしている人たちがいて、<br>
そこに戦争があることを忘れてはいけない。<br><br>

そんなことを『気がつけば82歳』で思い出しました。<br><br><br><br>

『気がつけば82歳』<br>
<a href="http://thoughts.asablo.jp/blog/2010/08/04/5267887">8月4日の日記</a><br><br>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>『気がつけば82歳』</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/07/82.php" />
    <id>tag:www.jbnet.jp,2010:/blog/otona//5.902</id>

    <published>2010-07-29T08:49:36Z</published>
    <updated>2010-07-29T08:55:56Z</updated>

    <summary>82歳の女性のブログだそうですが、 その文章の瑞々しさ、読みやすさ、軽さ、 ふん...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="01)仕事" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[82歳の女性のブログだそうですが、<br>
その文章の瑞々しさ、読みやすさ、軽さ、<br>
ふんわりとした情緒性にびっくりしました。<br><br>

まだまだ世の中には知らない人が沢山いるんだと本当に驚いた。<br>
うれしかった。<br><br>

ぜひご一読ください。<br>
気持ちのよい風が胸の中を通り過ぎていくようです。<br><br>

『気がつけば82歳』<br>
<a href="http://thoughts.asablo.jp/blog/">http://thoughts.asablo.jp/blog/</a><br><br><br><br>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>ドキドキが止まらない本。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/07/post-106.php" />
    <id>tag:www.jbnet.jp,2010:/blog/otona//5.898</id>

    <published>2010-07-26T12:21:56Z</published>
    <updated>2010-07-26T12:27:43Z</updated>

    <summary>夏ですね。 夏といえば文庫フェア。 個人的にはこういう明確な趣旨のないフェアはき...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="02)日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[夏ですね。<br><br>

夏といえば文庫フェア。<br>
個人的にはこういう明確な趣旨のないフェアはきらいですが、<br>
下記のweb記事がおもしろかったです。<br><br>

『3人のおじさん書店員が独断で決める2010年夏の文庫フェアベスト10』 <br>
<a href="http://www.webdoku.jp/newshz/zasshi/2010/07/26/110334.html">http://www.webdoku.jp/newshz/zasshi/2010/07/26/110334.html</a> <br><br>

もし、高校生や大学生に夏休みにおすすめの本を挙げよといわれたら<br>
（誰も言ってくれないけど）、こんな感じになります。 <br><br>

『しゃべれども、しゃべれども』 佐藤多佳子/新潮文庫 <br>
『博士の愛した数式』 小川洋子/新潮社 <br>
『ぼくが電話をかけている場所』 レイモンド・カーヴァー （村上春樹訳）/中央公論新社 <br>
『六の宮の姫君』 北村 薫/東京創元社 <br>
『青春デンデケデケデケ』 芦原すなお/河出文庫 <br>
『さくら』 西加奈子/小学館 <br>
『東京タワー』 リリー・フランキー/扶桑社 <br>
『翻訳夜話』 村上春樹・柴田元幸/文春文庫 <br>
『翻訳教室』 柴田元幸/新書館 <br><br>

ほとんどエンタテイメントですね。<br>
でも、どれも心ふるえる良い本でした。<br><br>
 
漫画は多すぎるので少しだけ。 <br><br>

『彼は花園で夢を見る』 よしながふみ/新書館 <br>
『プラネテス』 幸村誠/講談社モーニングＫＣ <br>
『皇国の守護者』 伊藤 悠/集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ <br>
『花よりも花の如く』 成田美名子/白泉社花とゆめCOMICS <br><br>

中でも『翻訳教室』 は夏休みにたっぷり時間がある学生におすすめです。 <br><br>

東大大学院教授であり、翻訳家である柴田さんが <br>
学生と実施した翻訳演習の講義内容を本で読めるという素晴らしい企画。 <br>
ヘミングウェイの『われらの時代に』の一節を学生が訳してきて、 <br>
それを授業で検討したりします。 <br>
授業で扱われている英文テキストが一部載っているので、<br>
「自分ならどう訳すか」と考える喜びもあります。<br><br>

ぼくは読んでいる間、ドキドキが止まりませんでした。 <br>
英米文学を専攻する・したい学生だったら <br>
ぼくの100倍くらい「ああ！」って思うんじゃないかって思います。 <br><br>


大人になったぼくは今、<br>
読まれないまま積んでいく本の量が冗談ではすまなくなってきて、 <br>
「ああ！」って毎夜思っていますが。<br><br><br><br>
 ]]>
        
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    <title>水難の日々。</title>
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    <published>2010-07-14T09:58:07Z</published>
    <updated>2010-07-14T10:42:50Z</updated>

    <summary>雨が降り続いていますね。 西日本方面は大変そうです。 どうか不幸な災害が起きませ...</summary>
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        <name>JBN</name>
        
    </author>
    
        <category term="02)日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[雨が降り続いていますね。<br>
西日本方面は大変そうです。<br>
どうか不幸な災害が起きませんように。<br><br>

ところで、ぼくもこの数日ミクロ的な水難にあっていました。<br><br>

ある駐車場でトイレを借りた際、<br>
「手持ちの鞄が邪魔だな」と入口そばの洗面台に置いたところ、<br>
自動蛇口が反応して勢いよく水がジャー！<br>
まるで鍋に水を貯めるがごとく鞄に水が注がれました。<br><br>

なにすんだ自動蛇口！<br><br>

被害は財布に文庫本にカード入れにと多岐にわたりました。<br>
まだ１ページも読んでなかった重松清の<br>
『カシオペアの丘で』上巻が一番の被害に。<br>
トイレの入り口で泣く泣くそれらを拭くのは悲しかったです。<br><br>

ぐっすん。<br><br>

翌日。<br>
乾いた紙幣を財布に入れ（意外と紙幣は早く乾く）、<br>
気分直しに本屋に寄ろうと雨中、車を降りた瞬間、<br>
なぜか手から財布がスポッと抜け、<br>
なぜかちょうどあった水たまりにナイスインし、<br>
なぜか紙幣がすべて飛び出て、<br>
なぜか紙幣すべてがナイススイミングしたわけです。<br><br>

なにすんだ財布！<br><br>

いや、これはおれが悪いのか？<br>
（もうぼくなんて言ってられない）<br>
本屋の入口で雨の中、泣く泣く紙幣を拾うのは悲しかったです。<br>

ぐっすん。<br><br>

そして、昨日今日。<br><br>

わけあって長野県高校野球の試合結果配信のお手伝いをしているのですが、<br>
連日の雨で延期延期中止延期延期の嵐。<br>
ただでさえ四苦八苦してシフトを組んでいるのに、どうすんのこれから。<br><br>

なにすんだ低気圧！<br><br>

みんなの白い目の中、鬼軍曹的にシフトを組み直すのは悲しかったです。<br><br>

ぐっすん。<br><br><br>


かように天気ひとつで悲喜交々な（喜はなかったけど）人生があるものだと、<br>
しみじみ痛感した36歳の梅雨。<br><br><br>]]>
        
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    <title>昼と夜をともなって回り続けるぼくたちの日々。七尾旅人『billion voices』</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.jbnet.jp/blog/otona/2010/07/billion-voices.php" />
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    <published>2010-07-10T04:50:32Z</published>
    <updated>2010-07-17T01:28:10Z</updated>

    <summary>七尾旅人の新アルバム『billion voices』がすごい。 七尾旅人の歌声と...</summary>
    <author>
        <name>JBN</name>
        
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        <category term="04)音楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.jbnet.jp/blog/otona/">
        <![CDATA[七尾旅人の新アルバム『billion voices』がすごい。<br><br>

七尾旅人の歌声と楽曲が見事に溶け合って、<br>
とても大きな円になっている。 <br><br>

溶け合いすぎて、七尾旅人の声が<br>
命ならぬもののようで怖いくらいだ。<br><br>

とてもパーソナルな歌声なのに<br>
祝詞のような神聖を感じる瞬間がある。<br><br>

村上春樹がエッセイか何かで、<br>
ぼくが高校生だったら『OK コンピューター』を<br>
きっと一日中聴いていただろうとレディオヘッドを語っていた。<br>
それはなかなか素敵な評価だと思う。<br><br>

もしぼくが高校生だったら<br>
『billion voices』を一日中聴いているだろう。<br><br>

幾度となく夜と昼を繰り返す世界。<br>
生まれてはまた生まれていく命。<br> 
昼と夜をともなって回り続けるぼくたちの日々。<br><br>

闇の中でまたたく刹那の光を、命を得て、<br>
昼と夜が回り続ける日々に七尾旅人は帰還したのではないかとぼくは思うのだ。<br><br>

何はともあれ、今年の夏は<br>
このアルバムがぼくの記憶になるんだろう。<br><br>

ああ、今日が仕事じゃなかったら一日中聴いているのに。<br><br><br><br>]]>
        
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