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「漫画100」改め、大人になれば 稲田英資

大人になれば - 映画

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何かを生み出すこと。

   更新日:2010.04.15

『パリ・オペラ座のすべて』 監督:フレデリック・ワイズマン

昨夜、長野松竹相生座のドキュメンタリー映画特集の一つである
『パリ・オペラ座のすべて』を観てきました。

以前、予告編を観る機会があったのですが、
練習を重ねるバレエダンサーの存在そのものがとても美しく、
楽しみにしていました。

映像の説明一切なし。
素晴らしい音楽いっぱい。
働く女性たくさん。
研ぎ澄まされたバレエダンサー、振付師、経営者、芸術監督。
何かを生み出すことに真剣に取り組んでいる人たちにあふれていました。

魅力あふれる人々をあえて並列に扱い、
「パリ・オペラ座」という場そのものをフィルムに映しきった監督の精神力に恐れを抱きます。
2時間40分と長い作品ですが、観ることができてよかったです。

本番前に今後予定しているドキュメンタリー映画特集の予告編が流れたのですが
韓国映画の『牛の鈴音』、フランスの『アニエスの浜辺』がともに良くて、
また長野松竹相生座・ロキシーに通ってしまいそうです。

うーむ、みごとに捕えられてしまったなぁと思いつつ、
そういう映画館が自分の生活のそばにあるのがとてもうれしい。
長野松竹相生座・ロキシーさんありがとうございます。

長野松竹相生座・ロキシー
ドキュメンタリー映画特集

グッとくる100円。

   更新日:2009.10.05

久しぶりにレンタルビデオを観ました。
100円だったからね。

前から見たかった立川志の輔原作の映画『歓喜の歌』。
http://www.cqn.co.jp/kankinouta/

立川志の輔が作りだした新作落語をベースにした映画で、
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』を撮った松岡錠司が
監督。

大晦日にママさんコーラスのダブルブッキングをしてしまった
ダメ公務員のドタバタ喜劇。

立川志の輔が生み出したストーリーの明快さ、
ほろりとさせる喜劇性がこの作品の美点なのはもちろんだが、
なんといっても素晴らしいのが主演の小林薫。

最初はただのイヤな公務員だった彼が
ダメさかげんはそのままに、どんどん愛おしくなっていく。

そのバランスがすばらしい。

小林薫はこんなにも引き付ける役者だったのだ。
グッときました。

レンタル100円はまだ続くらしい。
今日も帰りに借りていこう。


こういうのをやりたかった。

   更新日:2009.05.13

すごく手作り感あふれる仲間内的手作り動画を見つけました。

5分たらずのカンフーもの。
なぜか音楽がかっこいい。

たぶん中国。
たぶん携帯カメラみたいな機材。
たぶん近所の公園撮り。

一般的に見たらへぼへぼの
よくある仲間内動画アップだ。

でも、ぼくはわかる。

これを作っているとき、
彼らはすっごく楽しかったことを。

ああやろう、こうやろう、とか、
タイミングが1秒遅い!とか、
大好きな音楽を現場で流しまくってアクションを死ぬほど合わせた、とか。

編集作業をしながら音楽を乗せた時に、
彼らはみんなして
「映画みたいじゃないか!」と騒いだだろう。

こういう作品を観るときにはマーケティングとか、
制作意図とか、作品価値とか
クオリティとか、オリジナリティとか
そんなのほんとにほんとにどうでもいい。

だって楽しいのです。
好きなものがあって、
ばかみたいに憧れて、
みんなで作っちまうって。

つくづく今さらだけど、
現在のweb社会の一側面って彼らのためにあると思いました。

ばかな仲間同士で作ったばかな作品を
何千キロも離れた異国で、顔も知らない僕が偶然見る。

こういう作品を観るときの僕にとって
それが瞬間的にリアルなweb社会です。

そして、彼らは僕がなりたかったやつらだ。
ああ、血が騒ぐ。


『猛虎過江』
http://pic.wretch.cc/e/serv/video/video_player/TransPlayer_20081101.swf?file=http%3A%2F%2F119.160.255.161%2Fnjej0405%2F9%2F1712322983.flv&thumb=http%3A%2F%2Ff0.wretch.yimg.com%2Fnjej0405%2F9%2Fthumbs%2Ft1712322983.jpg&link=http%3A%2F%2Fwww.wretch.cc%2Fvideo%2Fnjej0405%26func%3Dsingle%26vid%3D4513665&callback=http%3A%2F%2Fembed.wretch.cc%2FcbmplajA0MDUvNDUxMzY2NQ%3D%3D&feedPath=http%3A%2F%2Fwww.wretch.cc%2Fvideo%2Fvideo_refer_list.php%3Finfo%3DYTozOntpOjA7czo0OToi6LaF54yb55qE6buD56uL6KGM6Ieq5ouN5rWB5Ye65a6M5pW054mIKOmZkOWItue0miI7aToxO2k6NTtpOjI7aTo1Mjt9&uid=njej0405&cover=http%3A%2F%2Fl.yimg.com%2Fe%2Fcover%2Fnjej0405_90.jpg%3F11&title=%E8%B6%85%E7%8C%9B%E7%9A%84%E9%BB%83%E7%AB%8B%E8%A1%8C%E8%87%AA%E6%8B%8D%E6%B5%81%E5%87%BA%E5%AE%8C%E6%95%B4%E7%89%88%28%E9%99%90%E5%88%B6%E7%B4%9A



 

捨て値でも良いものは良いのだ。

   更新日:2008.10.10

『シコふんじゃった。』 監督:周防正行

本当に久しぶりに、DVDでなく、VHSテープで映画を観ました。
五年ぶりくらい。

子どもが生まれてから遠ざかっていた家での映画鑑賞。
独身のときは土日で五本なんて平気で観てたのにね。

DVD全盛の御時世、レンタルビデオが捨て値で売っていました。
名作『シコふんじゃった。』が180円。忍びなくて購入。

妻子共に外出した休日、千載一遇とビデオをつけました。
これがまた良いのですね。

今までに五回は観てる映画なのに、やっぱり面白かった。
涙まで出てしまいました。

登場人物それぞれにテーマがあることは周防作品の特徴ですが、それが静かに胸に染みてきます。
竹中直人の映画だと思っていたら、本木雅弘が素晴らしいのだと今さらに気づきました。
やはりこれは彼の代表作だ。そして榎本明は別格。大好きです。

素直に良い映画で、久しぶりに心が晴れ晴れしました。

やっぱり映画は良い。
次に観れるのはいつかな。


涙こぼるる。

   更新日:2008.09.18

『おくりびと』 監督:滝田洋二郎脚本:小山薫堂

映画『おくりびと』がいいです。

監督はセンスないけど、内容(モチーフ)と役者がとてもいい。
モントリオール映画祭グランプリも納得。
泣くのではなく、涙がこぼれる感じ。

知人の死で悶々してたことが、ちょっとクリアになる瞬間がありました。もちろん解決などではないのだけど。それでも。
よかったら観てみてください。

http://www.okuribito.jp/

それにしても本木雅弘はいい役者だ。
流れるような所作がとても美しい。

山崎努も堂々たる品格。
山田辰夫の名脇役ぶりもよかった。

いい映画だ。


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