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長野の下町、七瀬のとある小路にそびえるこの巨木を目にすると、なんとはなしに「ほっ」とした気持ちになり、だれもが昔を偲ぶような顔つきになるようです。それもそのはず、この木は「エノキ」江戸時代に一里塚として植えられることが多く、私たち日本人の遺伝子には類似の風景がすり込まれ、日本中いたるところでこの「ほっ」が発生しているのです。 また、エノキは国蝶オオムラサキの幼虫の食べ物として知られています。オオムラサキの幼虫はこの木の葉をもっぱら食べ、そのまま地面に下りて落ち葉の下で越冬します。そして翌春再度木に登って葉を食べ育ち蝶になるのです。 エノキの巨木を眺めながら、このような歴史と自然の神秘を思い描き、ビールをぐっとあおるのもまたオツな時間となるに違いありません。ちなみにこの木の目の前にマツヤがあり、ビールも売っています。
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