突然ですが、左目が麻痺しました。
具体的にいうと左目の動眼神経(っていうんですね)の
内側に向ける神経が麻痺しました。
動眼神経麻痺というらしい。
昨日の朝に起きたら急になっていて、
まずまっすぐ歩けない。
ふらふらする。
視野が二重にかぶる。
おかしいなあ、寝る前にウオッカを飲みすぎたかなあと
思いつつなんとか出社。
会社でもクライアント先でもふらふら。
なぜか机や壁に何度もぶつかる。
さすがにこれはおかしい!と
上司が脳外科に連れて行ってくれました(やさしいのです)。
同僚も僕も「これはぜったい脳梗塞かな何かだ!」と。
でも、お医者さんってすごいですね。
僕が症状を少し説明すると、「それは目の神経が機能していない」と
一発で原因を探し当てました。
僕がふらふらしていたのは、平衡感覚がおかしいのではなくて、
両目の焦点があっていないからでした。
ただ、その症状は脳梗塞や動脈瘤などでもありうると。
さあ、人生初のCTスキャンやMRIです。
ああいう検査って動かないようにベッドにしばりつけるのんですね。
人生初縛りです。
ベッドに縛られて、身動き取れなくなって、
頭の先からでっかい機械がゴォォーと覆ってくる。
これは恐怖ですよ。
おれはこのままどうなるんだーって感じ。
結論として脳や血管は大丈夫でした。
もしかしたら、ウイルスで神経がいかれているのかもしれないと。
こういう症状は1年に2~3人いるそうです。
抗生物質を飲むと早い人で2~3週間、
通常で半年、もしくは一生治らない症例だ、ということ。
その3択ってすっごい差があるんですが...。
とりあえず一週間薬を飲んで様子をみましょうということに。
はたして僕はどの3択なのか。
うーむ、今は全然わかりません。
左目の麻痺といっても、上と耳側には動くのです。
視力もあるしね。
でも、鼻の方へは動かない。
もう全然動かない。
その距離わずか2センチほど。
動かないったら動かない。
下にもあまり動かない。
動眼神経麻痺になってみて思ったのは、
人体は絶妙なバランスで成り立っているんだなあということです。
ほんのちょっと(2センチ)動かないだけで日常が崩れます。
たとえば右横を見ようとすると、
右目はその映像を拾うけど、左目は正面の映像のままなのですね。
すると何を判断していいのかわからないのです。
例えば、皆さん。
右目にはセブンイレブン、
左目にはローソンが映っていて、
どっちに入ればいいか瞬間で判断できますか!
(なぜか急にいきどおる)
これは困りますよー。
昨日はさすがに電車で帰ったのですが、
その途中でよったコンビニや本屋でも
ばんばん人や棚に当たっていました。
両目だと焦点が合わないし、片目だと遠近感がとれない。
そのつど、不快な顔をされたのだけど、
見た目は普通だから、確かにただの迷惑な人ですね。
ああ、これは「何かがおかしい」というアイコンが必要だなと思い、
必要ないけど眼帯を購入しました。
眼帯をつけていると、この人はどこかが悪いんだと
わかってくれるような気がする。
結果的に、社会的弱者というのは、
自らをこの世界でアピールしなくてはいけないのだと
なんとなしに理解しました。
アピールする、伝えるということの重要さを
肌で感じた1日です。
営業部:稲田
