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制作ノート

イイネ!

   更新日:2010.11.18

最近SNSやブログなどによくみられるようになった「イイネ!」という機能。
コメントを書き込むことに抵抗がある人や、
コメントが思いつかないけどなんとなく良い文章だなと感じたときに使う機能のようだ。

「イイネ!」ボタンを使う方は、言葉にするわけじゃないので気軽にボタンを押せるし
押された方は、記事に対して肯定的な態度を持ってもらえたことを嬉しく思う。
もしかしたら押してもらった人に対して、発信者がコメントに返信しなくてもよいという
開放感もあるかもしれない。

ウェブ上では、テキストを入力しないで態度を表明する方法としては、どんなコミュニケーションがあるだろう?例えば、記事に対して星をつけるレイティングがあったり、選択式で「良い」「普通」「悪い」などの評価ボタンがあるようなものがある。

レイティングや評価ボタン自体の難しさは、「評価」という言葉に見え隠れする、記事表現者に対する読者の上位視点または責任ではないだろうか?
つまり、自分の表現に対して、相手が「よかったのか」「悪かったのか」という評価の目線を持ってボタン機能に接する必要があるわけだ。これは評価する方も若干の緊張を強いられる。

それが「イイネ!」に変わったとたん、どうだろう?「評価」から「共有」という視点に移動したのではないだろうか?
相手の表現に対しての同意の表現としての「イイネ!」。そこに評価はなく、「押すこと・押されること」で生まれる当事者間の「小さなプラス方向の感情の共有」がある。
もちろん、同意しなければ押さなければよいわけで、押されないことで気を病む人はまったくいない。
また、面白いことに、「イイネ!」を押したあと、押した人はそれをなかった事にはできない。
そこには、「イイネ!」という言葉の意味の悪意のなさ、投げっぱなしであることを許す「責任のなさ」がある。

言い回しや、発想を少しだけ変えることで、ウェブ上での態度表明のあり方を上位視点の「評価」から「共有」へと変え、態度表明の敷居を大幅に下げた「イイネ!」。

そんなの態度の表明でもなんでもないという意見が、もしかしたらあるかとは思うが、なかなか面白い機能ではないでしょうか?

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ワイヤーフレームについて

   更新日:2010.05.17

ワイヤーフレームとは、
ディレクターがデザイナーに
こんなふうに作ってねとわたす情報のレイアウトです。


ディレクターにとってみれば、画面上で
情報のレイアウトを試行錯誤できるし、
実際に文字や画像などをいれることで
完成品に近い形でイメージを理解できるから
かなりきちんと作りこんじゃうことが多くあります。


しかし、この完成品に近いワイヤーフレームを
デザイナーに渡すと、
情報レイアウトそのまんま色をつけてデザインが
戻ってくる場合が多くあります。


ディレクターとしては、
自分の思い描いていた情報レイアウトなので、
「うんまぁいいかなぁ」というかんじなのですが、
制作物を渡されたときのあの感動が少なくて、
ちょっと欲求不満な感じも否めません。


デザイナーにそのあたりのことを聞くと、
「どこまで情報レイアウトを崩していいのかわからない。」
なんていう意見を聞きます。


確かに、相当追い込んだワイヤーフレームは
想像の余地を残さないものになっているのかもしれません。


逆に、情報レイアウトをしっかり作りこんである方が
やりやすいというデザイナーさんもいます。
この人は、情報レイアウトを理解した上で、
新たな視点を盛り込んでデザインしてくれたりします。


自分は、いろんなデザイナーさんと仕事をしますが、
それぞれの人の特性を見極めて
デザインの方向性を伝えられればなぁと思う今日この頃です。

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