SEO対策の新しい考え方「トピッククラスターモデル」とは?

2021.11.10

トピッククラスターモデルとは?

検索エンジンは、ユーザーが問題解決のため検索したときに、解決策を提示するためにあります。近年では、インターネットで大量のコンテンツが公開されている状況から、ユーザーの役に立ちそうなコンテンツを判断し、提示する必要が出てきました。時代とともにGoogleの検索エンジンは進化し続けており、質の高いコンテンツを検索結果の上位に表示する仕組みがとられています。

2013年に行われた「Hummmingbird」と呼ばれるアップデートでは、検索語句に含まれる個別の単語ではなく、その背後にあるユーザーの意図や状況の分析を重視するようになりました。

また、2015年に「RankBrain」というシステムが導入され、機械学習を活用したGoogleの人工知能システムが、ユーザーが入力した検索語句の意味を解釈し、検索語句とは必ずしも一致しないページを見つけることができるようになりました。

このように検索語句の背後にある意図や状況を分析できるようになり、ユーザーが有益な情報を得られるサイトを選別する基準として、Googleはサイトの専門性・権威性・信頼性(いわゆるE-A-T)を重視するようになりました。それに伴い、サイト作りも変化させる必要があり、より強力なSEO対策が必要になりました。そこで注目されたのが、トピッククラスターモデルの導入です。

トピッククラスターモデルとは

トピッククラスターモデルとは、トピックに重点を置いたSEO戦略です。トピックに重点を置いてサイトの構造を見直すことで、コンテンツの関連性を高め、検索エンジンの上位にくるように対策をしていきます。

トピッククラスターモデルは、ピラーページ、クラスターコンテンツ、内部リンクの3つの要素で構成されています。

トピッククラスターモデルのイメージ

ピラーページとは、まとめ記事のように、サイト内で扱っている共通するトピックをもつコンテンツをまとめたページをいいます。例えば、「海外留学」のように、そこから詳しく掘り下げられるような概略的なトピックを扱います。

クラスターコンテンツとは、共通するトピックをもつ複数のコンテンツのことをいいます。例えば、「海外留学 留学におすすめの国」「海外留学 人気の留学先」「海外留学 留学にかかる費用」のように、まとめ記事であるピラーページに関する、より詳細なトピックを扱います。

そして、関連性のあるピラーページとクラスターコンテンツを内部リンクでつなげて、ひとつのまとまりとして構成し、SEO評価につなげていきます。

では、トピッククラスターモデルの導入はSEO対策にどのような効果があるのでしょうか。

トピッククラスターモデルのSEO効果

わかりやすいサイト構造

トピッククラスターモデルを導入していないコンテンツは、すべての情報をひとつのトピックに盛り込むことになるため、ユーザーにとって情報を探しにくく、読みにくいコンテンツになります。

トピッククラスターを導入すると、まとめ記事であるピラーページから、さらにユーザー自身が欲しい情報を選んで、クラスターページに的確にアクセスできるようになります。

関連性のあるコンテンツが集まるので、検索エンジンからもユーザーからも関連性を理解してもらいやすくなります。

ひとつのコンテンツの評価が他のコンテンツにも影響する

トピッククラスターモデルを導入していないサイトではコンテンツ同士の関連性が薄いため、ひとつのコンテンツの評価が他のコンテンツに影響しにくいのですが、トピッククラスターモデルを導入したサイトでは、ピラーコンテンツが評価されると、それに伴い内部リンクでつながっているクラスター記事も読まれる可能性が高まります。

網羅的に情報を提供できる

トピッククラスターモデルを導入すると網羅的に情報を提供できるので、ユーザー自らが抱えている問題に気づき、解決する段階まで、漏れなく、重複することなく情報を提供できます。ユーザーは情報を得るためにサイトを繰り返し活用できるので、利便性の高いサイトとしてSEO評価につながりやすくなります。

まとめ

以上のように、トピッククラスターモデルの導入は、SEO評価を期待できるだけでなく、ユーザーにとって利便性の高いコンテンツを提供することにつながります。

いま手元にあるコンテンツをまとめることからでも取り組めます。コンテンツ作成に取り入れてみてはいかがでしょうか。

執筆者

原 ゆき乃

原 ゆき乃

JBNマーケティング担当兼ライター。法学系大学卒業後、JBNへ入社。webを使ったマーケティングやブランディングを進める上で必要な情報をブログ記事で紹介します。