こんにちは、デザイナーの杵淵です。
企画書、営業提案書、社内ミーティングの報告書……。ビジネスパーソンにとって、日々の「資料作成」は避けて通れないタスクの一つですよね。
しかし、一生懸命作った資料に対して、こんな悩みを抱えていませんか?
実は、ビジネス資料におけるデザインとは、見た目を「おしゃれに飾ること」ではありません。デザインの本質は、「情報を整理し、相手にストレスなく理解してもらい、行動してもらうこと」にあります。つまり、センスではなく「ロジック(仕組み)」です。
今回は、デザイナーの視点から「一目で伝わり、相手が動く資料」にするための3つのデザイン思考法をご紹介します。
資料を作るとき、つい「目立たせたいから」と色をたくさん使ったり、アンダーラインや枠線で飾り立てたりしていませんか? 実は、装飾が多すぎる資料ほど、どこを見ていいのか分からなくなり、読む気を失わせる原因になります。
最近では、AIを利用して資料作成するパターンも増えてきていると思いますが、AIで作成した資料は過剰な装飾になりがちで視線が分散される傾向があります。AIを利用する場合でもデザインの基本を知っていればより良い資料作成が可能になります。
デザインで最も重要なのは、「ジャンプ率(文字サイズのメリハリ)」と「余白」です。
「足し算」ではなく、不要な線を消す「引き算」のデザインを意識するだけで、資料の洗練度は見違えるほど上がります。
カラフルな資料は一見賑やかですが、ビジネスの現場では「どこが重要なのか迷う」「子供っぽい」といったマイナスな印象を与えかねません。
資料で使う色は、基本的に「3色」に絞るのが鉄則です。
色に「役割(この色は重要、この色は補足など)」を持たせることで、読み手は「赤い部分だけを追えば、大枠が理解できる」ようになり、資料を読むストレスが激減します。
営業提案書などでやりがちなのが、伝えたい熱意のあまり「文章がギッシリ詰まったスライド」になってしまうことです。しかし、忙しいビジネスパーソンは資料を隅々まで読んではくれません。基本は「読ませる」のではなく「見せる」です。
テキストを羅列するのではなく、情報の関係性をレイアウトで表現しましょう。
「関係性」が視覚的に伝わるレイアウトにするだけで、説明の手間は半分以下になります。
JBNではサイトのイメージに合わせたテンプレートを作成しており、テンプレートを元に各社員が様々な資料を作成しています。テンプレートを利用することで、誰が作ってもブランドイメージやデザインの統一感を保つことができ、高品質な資料を効率的に作成できます。 また、デザインに迷う時間を減らすことで、各自が本質的なコンテンツの作成に集中できる環境を整えています。
資料のデザインを整えることは、決して自己満足ではありません。「読者の貴重な時間をもらっているからこそ、できるだけ短い時間で、正確に内容を理解してもらう」という、ビジネスにおける最高の思いやりです。
そう思っている方は、ぜひ「綺麗に飾る」のではなく「情報を整理する」というデザインの視点を取り入れてみてください。
JBNでは、ビジネスの意図を汲み取り、相手にしっかり伝わるプレゼン資料や営業資料のデザイン・ブラッシュアップをプロの視点でお手伝いしています。「手元の資料をわかりやすく改善したい」「ダウンロード資料のホワイトペーパー」の作成をお願いしたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください!