SSLとは何ですか?

「SSL」化が大切という話を聞くけれど、SSLとは何か、なぜ大切かを解説いたします

最近「このサイトは安全ではありません」や「保護されていない通信」という表示を見かけることはないでしょうか。

▼「このサイトは安全ではありません」
「このサイトは安全ではありません」と表示されたブラウザ

▼「保護されていない通信」

「保護されていない通信」と表示された場合

この表示がされる場合は、サイトが「SSL」化されていない状態です。

SSLとは

SSLとは、インターネットで個人情報を守るための通信方法です。

Webサイトを閲覧しているときは、お使いのPCと、Webサイトの情報が保管されている「Webサーバー」が情報をやりとりしている状態です。

 

サーバーとブラウザの通信

例えば「お問い合わせフォーム」などで個人情報をWebサイトに送った場合、サーバーへの通信を暗号化し、悪意のある第三者が情報を盗めないようにすることが、SSLといいます。

SSL化している場合は情報は暗号化されて見えます

SSL化していない場合は情報はそのまま見えます

TLSともいいます

現在は「SSL」「SSL/TLS」と表記されることが多いですが、「SSL」と「TLS」は同じ機能を言います。SSLがバージョンアップされ、TSLという名称に変更されました。しかし、SSLの名称が広く認知されているため、正しくは「TLS」なのですが、「SSL」と呼ばれていることが多いです。

SSL化が必須になっている

以前は個人情報を入力しているページにのみ「SSL」を導入するケースが多くありました。

しかし、Googleが2014年に「全てのページをSSL化していること(常時SSL化)を、検索順位を決定する要素の一つとする」と発表したために、全てのページをSSL化することが当たり前になりました。

また、現在ではSSL化していないページは「安全ではありません」などの警告が表示されてしまうため、ユーザーに不安を感じさせてしまいます。快適に、安全に閲覧してもらうためにも、SSL化は必須だと言えます。