実績紹介|株式会社JBN|HubSpotによるWebサイト構築・DXでビジネス成果を追求する

JA中野市|実績紹介|株式会社JBN|HubSpotによるWebサイト構築・DXでビジネス成果を追求する

作成者: 株式会社JBN|2023.05.22

「HANAMUSUBI web」はJA中野市の組合員専用のWebメディアです。
JA中野市の広報誌「花むすび」と連携して組合員にむけて農業や食、JAの活動に関する情報発信を行っています。コンセプトは組合員に役立つ情報のリアルタイム配信です。

JBNは、HubSpotとLINEを連携させた情報提供により、利用者の興味関心に合わせたコミュニケーションで、JAと組合員のより良い関係づくりを実現するプラットフォームを構築しました。

プロジェクト概要

施策・プロセス

JA中野市の組合員に向けた幅広い情報を随時更新する組合員専用サイトを構築

組合員専用サイト「HANAMUSUBI web」には、JA中野市広報誌「花むすび」のうち重要度の高い情報を中心に随時掲載することにしました。また、今まで月1回発行のため「花むすび」に掲載できなかった速報性の高い速報性の高い情報も、専用サイトには積極的に掲載しています。
また、サイト構築のプラットフォームとしてHubSpotを採用し、情報更新や管理を行いやすい設計になっています。 

ユーザーの情報をHubSpot CRMに自動的に蓄積

組合員専用サイトのプラットフォームHubSpotとLINE、そしてその二つを結ぶソフトウェア(LITTLE HELP CONNECT)のそれぞれの機能を連携させて、適切にユーザー管理と情報発信をしています。

広報誌に掲載したLINE QRから、JA中野市の公式LINEを友だち登録することで、HubSpot CRMに自動的に組合員情報が登録されるような仕組みを構築しました。
登録したユーザーに対してLINE上でアンケートを実施し、回答がHubSpot CRMに自動的に蓄積されるようになっています。
 

また、メッセージの開封率やクリック率も自動的に蓄積されるため、組合員の情報を一元的に管理することができ、配信したコンテンツに対するユーザーの反応もみることができます。

ユーザーを3つのカテゴリーに分け、それぞれのカテゴリーにふさわしい情報をセグメントして発信

設定されたペルソナ像に基づいて、組合員を3つのグループに分け、それぞれのグループに最適な情報を優先してセグメントし、LINEで配信しています。

ユーザーアンケートの回答からリストを作成し、それぞれのユーザーの興味関心に対応するコンテンツやメッセージを自動配信し、ユーザーが詳細情報を知りたい場合は組合員専用サイトに誘導するという流れとしています。

LINEのリッチメニューと、Webサイトのトップもユーザーごとに自動でカスタマイズさせることで、よりユーザーの利便性を高める設計を行いました。
これにより、ユーザーは知りたい情報に素早く辿り着くことができるようになっています。

成果・今後の構想

月1回だけだった広報誌によるJA発の情報発信が、「JAと組合員が常時つながっている」という状態に劇的に変わり、コミュニケーションの密度が格段に向上しました。

今後ユーザーの世代交代がさらに進むにつれ、JAと組合員のコミュニケーションの軸はWebに移ってくることは間違いありません。今回の取り組みによってその土台が完成しました。
将来的には双方向性などの面で、機能拡充も期待されます。

メディアイメージ