(株)山本寫眞器店という看板とのれんがいかにも硬派の店であることを主張しています。「ねえ、シャシンキってなに?」という子供の声が聞こえてきそう。そもそも、この旧字体の漢字が読めません。
この寫眞器店の外観をよく見ると「まちかどミニ博物館 寫眞器博物館」というアールヌーボー風の看板も下がっています。中に入ると奥のほうにズラリと並ぶ歴代ライカをはじめとしたクラッシックカメラの数々。そして中央にライカカメラの父ともいえるオスカーバルナックの胸像が鎮座しておりました。
ほどほどの古さの懐かしいカメラもたくさんあって、熟年には感涙もののカメラ店です。子どものころ「こら、お父さんの写真器勝手に触るんじゃない!」と怒られたりした年代ですね。