インターネットと現実と

CMSとマーケティング

2016.07.05

6月16日(木)にキノトロープさんが主催する「CMSはマーケティングの夢を見るか?~主要CMSが集結!各製品の活用法を徹底解説~」というCMSセミナーに参加しました。内容はCMSがマーケティング面での機能拡充や、他システムとの連携強化によって、マーケティングプラットフォームとして活用できるという話を軸に、各社のCMSの商品紹介が行われました。

HeartCore、NOREN、Oracle WebCenter Sitesといった高機能化したCMSの実体について、自分自身あまり理解していない部分もあったので、多くの気づきを得るよい機会でした。

XyXonさんのHeartCoreは、あらかじめ用意された統計情報に照らし合わせ、顧客のセグメントが行えたり、訪問者に合わせた最適なコンテンツの表示、ABテストなどデジタル・マーケティング機能が充実しており、CMSはここまで来たのかと驚かされました。

NORENさんのCMSは、デジタル・マーケティング機能は自社のシステムにはもたず他社サービスとの連携のなかで実現するというスタンスでしたが、顧客のWebサイトの運用面でのサポートを重視するという姿勢に好感を持ちました。単なる機能比較でCMSを選定すると「フローを回せない」「機能が多くて使いこなせない」といった事態に陥り、結局CMSが機能しない場合も多いという話や、自社がどういった運用の仕方をしているかしっかり見極めた上でCMSを選定することが大切であるという考え方など、CMS選定時のポイントをあらためて理解させていいただきました。

CMSが、その名の通り、コンテンツ・マネージメント・システムですので、そのコンテンツを誰に届けるべきか?どういった人が閲覧しているのか?といったマーケティングに活かそうという視点はCMSの進化の形としては当然なのかもしれません。とはいえ、十分なコンテンツという仮説がなければこういった特性も十分に機能することがないのでしょう。はやりのマーケティング・オートメーションやDMPといった言葉に振り回されることなく、自社の強みを明らかにし、これを届けるべき閲覧者を見極めた情報発信の重要性を改めて感じました。