インターネットと現実と

コーポレートサイトについて

2016.07.22

「コーポレートサイト」という言葉でどんなことをイメージするだろうか?利益のために会社があるわけではないが、現実的な視点で捉えると会社存続のためには、利益が重要であることは間違いない。この結果、コーポレートサイトは、自社の製品やサービスへの問い合わせの確保や、来店や購入と言った売上に直結する視点が最優先されWebサイトが構築されることが多いことは確かだ。

とは言え、企業の規模が大きくなるにつれて企業と社会との接点が拡がる。この結果、企業に関わる様々な関係者が増えるわけだが、こういった直接的な顧客ではない関係者が自社のWebサイトを見ることは案外多い。営業マンが会社を顧客に紹介するときに沿革を確認する、取引先が企業に訪問するときにアクセスページを見る、採用希望者のご家族が企業について知る。こういった顧客以外の関係者に対して、どういった情報提供をするかといったことはWebサイト構築時にそれほど検討されない。

Webサイトの目的がそもそも「問い合わせ」や「購入」であることが多いため、関係者の情報ニーズを明らかにする必要はないという視点も分からなくはないが、コーポレートサイトを構築するときに、自社サイトは何のために存在し、だれの役にたつべきかという議論は改めてされるべきで、その際に一度は検討して置くべき項目ではないかと考えます。