大手メディアに依存しない採用活動

採用サイトで自社の強みを正しくコンテンツ化するために。

2018.01.09

採用サイトを制作する際に自社の強みをどのようにコンテンツ化するかは大きなテーマとなります。
しかし、今までも採用サイトに掲載していたけれど成果が出なかったという採用担当の方は多いのではないでしょうか。

成果を生むための採用サイトは長期で効果検証していくものですが、基盤となる自社の伝え方がそもそも学生側のニーズとずれていれば、効果的な検証ができません。
JBNでは成果を出すWebサイト作成のために戦略策定フェイズを取り入れています。
戦略策定は大きく4つに分類されます。

1)計画 [Webサイトの目的、予算と納期、公開後の運用体制等、基本方針を整え、プロジェクトを立ち上げる]
2)現状把握 [ヒアリングや各種調査を行い、たどり着きたい理想像と現状とのギャップを明らかにする]
3)目標設定 [Webサイトの目的や求める成果を設定]
4)企画・設計 [目標を達成するための具体的な施策を立てる]
(戦略策定フェイズについて詳しくは「Webサイトの構築」ページをご覧ください)

採用サイトの「現状把握」ヒアリングでは大まかに下記の2つの分類されます。
A)採用対象となる学生のヒアリング
B)経営者・部門長・現場スタッフのヒアリング

上記(A)と(B)のヒアリング結果を重ね合わせることで見えてくることが、「企業側が思っていたアピールポイント」と「学生側が就職時に重視すること」の認識のズレです。
この認識のズレを放置したまま、一方的に自社をアピールするサイト制作を始めてしまうと、本来その会社が持っていた「学生に選ばれる理由」がコンテンツ化されないまま、見た目が新しくなっただけの採用サイトができあがってしまいます。

2017年12月に採用サイトをリニューアルした都筑製作所様では、学生ヒアリングで得たいくつかの重視ポイントから「キャリアアップを含めた入社後のフォロー体制」が浮かび上がりました。
ここで注意すべきは「学生が重視するポイント」を実際に自社の環境で実現できているかどうかの見極めです。
どれだけ学生が就職時に求めていることであっても、企業側が実現できていないことをコンテンツ化することはマッチングの面からも社員定着の面からも間違っています。

浮かび上がった重視ポイントの中で、都筑製作所では「キャリアアップを含めた入社後のフォロー体制」が現時点で非常に整っており、なおかつ充実していることが明確でした。
また、新入社員へのヒアリングでも「就活時に説明されて入社動機のひとつになった」という声もあったのですが、リニューアル前の採用サイトでは補助的なコンテンツになっており、充実さを伝えうる見せ方にもなっていませんでした。

それを受け、リニューアルでは「研修・キャリアアップ制度」ページを大きく改善。
研修内容の情報を整理し、特に充実している「階層別教育」を詳細に取り上げ、都筑製作所が社員のスキルアップについて質実ともに取り組んでいることを分かりやすく可視化しました。

サイト名:都筑製作所採用サイト
https://www.tsuzuki-mfg.co.jp/recruit-web/
公開日:2017年12月28日
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「学生に選ばれる理由」はすでに自社の中にあるはずです。
ですが、多くの企業はそれを掘り下げることなく、「やりがいのある職場」といった既視的な表現で終えてしまいます。

「研修・キャリアアップ制度」ページは都筑製作所様の採用サイトリニューアルで取り組んだ仮説のひとつですが、重要なのは「企業側」と「学生側」の認識のズレを調査に基づいて発見し、自社がすでに持っているバリューを再認識した上で、それに相応しい形とボリュームでコンテンツ化することです。
その上で新しいコンテンツは効果を生んだのか、より改善するポイントはどこかの検証を進めていくことが採用サイトでは求められます。

採用サイトのリニューアルを検討している担当者の方はぜひ戦略策定フェイズから取り組まれることをお勧めいたします。(稲田)


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