成果につながるWebサイト活用

自社が学生に選ばれるために。<ユニークな採用事例1:48時間採用>

2018.04.10

近年、ユニークな採用手法を取っている企業が話題になるようになりました。
話題になること自体がパブリシティ効果があり、競合他社との差別化にも役立ち、学生の集客としても意味がありますが、恐れくそれは二次的な効果です。

ユニークな採用手法の根底には下記のような目的があるはずです。

●自社らしさをより鮮明にするため
●自社が欲しいと思う人材に「入りたいな」と思ってもらうため

成果を出している企業は、「ユニークな採用手法」という手段から入っているのではなく、「自社はどういう企業なのか?」を具体的に考え、アウトプットした試行錯誤が結果としてユニークな採用手法になっていると思われます。

私の師匠(と勝手に思っている)モザイクワーク・杉浦二郎氏が紹介していたユニークな採用手法を当ブログでいくつか紹介していきます。今日はその事例のひとつです。

48時間採用(杉崎リース工業株式会社)

学生がこの企業にエントリーしようとすると上記のページが現れます。
『あなたのリース』『限定10質問』『48時間』と合わせて3つの選考コースが用意されていますが、断然気になるのが『48時間』です。

「あなたの24時間と社員の24時間を共有します。計48時間を一緒に過ごしていただきます」と説明されている選考コース『48時間』。
学生と社員、お互いの24時間を共に過ごすということを想像しただけで、人見知りな自分は腰がひけてしまいます。
「腰がひける」という点ですでにぼくはマッチングから外れてもいるわけですが。

しかし、冷静にこのコースを考えると、
●学生に会社を知ってもらうこと、社員を知ってもらうこと、会社に親しみを持ってもらうこと
●会社が学生を知ること、学生と親しくなること
●何よりお互いが理解し合うこと
採用にとって重要な上記について、この企業が正面から向かい合っていることが推測できます。

一方的に企業が求める人物像を求めるのではなく、「人と人が出会うこと/理解しようと努めること」に取り組む企業なのかもしれない―と思えることが、何より価値があります。
それは採用サイトに同じ文言を書いていても、実感あるメッセージとして学生には伝わらないはずです。

杉崎リース工業株式会社の取り組みは、どれだけテキストに書いても伝わらないことを実感できる価値観として学生に提示できていることが大きな意味があると思います。(SBW部 稲田)

杉崎リース工業株式会社 採用サイト
http://www.sugisakilease.com/recruit/

執筆者

稲田英資

稲田英資

株式会社JBN SBW部部長
セミナー・講座で学ぶ「成果」のためのWeb戦略プログラム『SBW』の企画・運営を担当。
また、「経営課題としての採用活動」をテーマに取り組み、採用面でのインターネット活用を学び、提案・講座に活かしています。

過去の講師歴
●SBW 『大手採用メディアに依存しない採用サイトのつくり方Vol.1、Vol.2』
●出前講座 『大手メディアに依存しないインターネットを使った採用活動』(福祉団体主催の長野県福祉人材確保・定着支援セミナー)

個人的な活動
長野市ライブハウス『ネオンホール』Webサイトへの連載
『大人になれば』

「働くって何だろう?」をテーマにいろいろ考えたり、話を聞きにいったりするWebマガジン
『働くって何だろう研究所』

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