「トークン○○○には既定値が必要です」とHubSpot画面で警告が表示されてしまいます

HubSpotのメール本文に挿入したパーソナライズトークンは「既定値」を設定できます。

マーケティングメールを作成し送信ボタンをクリックすると、送信前に以下のようなフィールドの確認画面が表示されます。

メール本文内にパーソナライズトークンを使用しており、尚且つパーソナライズトークンの「既定値」を設定していない場合は「警告」に「トークン〇〇〇には既定値が必要です」と表示されます。

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■パーソナライズトークンとは?

パーソナライズトークンとはHubSpotのCRMデータベースからプロパティの情報を引き出すことができる機能です。

例えば、コンタクトプロパティの「姓」「名」パーソナライズトークンを挿入することで複数人宛にメール配信を行なっても相手の姓・名をメール文面に表示させることができます。

パーソナライズトークンの「既定値」の設定方法

パーソナライズトークンの「既定値」は2つの設定方法があります。

ローカルで既定値を設定する(=都度、既定値を設定する)

パーソナライズトークンを挿入すると、必ず「既定値」項目が表示されます。

挿入時に表示される「既定値」に、代わりとなるテキストを入力してください。

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グローバル既定値を設定する(=あらかじめ表示させる既定値を設定しておく)

[設定]>[マーケティング]>[Eメール]の[設定]タブの中に[パーソナライズ]があります。[パーソナライズ]項目内に、コンタクト・会社それぞれのプロパティの既定値を設定する[既定を編集]ボタンがありますのでクリックします。

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[既定を編集]ボタンをクリックすると、プロパティ一覧と既定値を入力する項目が表示されますので、既定値を設定したいプロパティを選択し既定値を入力してください。

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グローバル既定値を設定した状態でパーソナライズトークンを挿入すると「このプロパティーのグローバル既定値を使用」にチェックがついた状態で挿入されます。

  • チェックをつけた状態で挿入すると、グローバル既定値が使用されます。
  • チェックを外すと、グローバル既定値は使われず別途既定値を設定できます。

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■既定値は必ず設定しなければいけない?

パーソナライズトークンの既定値は、設定しない状態でも送信することは可能です。

ただしこの場合、例えば「姓」プロパティの値が入っていないコンタクトには「 様」などのように空欄で送信されてしまいます。

そのため「姓」の既定値として「お客」などを登録しておくことで、値が入っていなくても「お客様」として送信されます。

パーソナライズトークンはメール以外(ウェブページやランディングページ)でも使用できますが、グローバル既定値はそれぞれ設定場所が異なりますのでご注意ください。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

パーソナライズトークンの既定値を作成する

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