ウェブサイトの読み込み速度を正確に確認したい
訪問者のウェブサイトの読み込み速度を正確に確認するダッシュボードがあります。
訪問者のウェブサイトの読み込み速度を正確に確認するダッシュボードを作成できます。あ実際のユーザーデータを使用して、訪問者に対するウェブサイトのパフォーマンスを評価できます。
サイトの速度ダッシュボードは、URLを直接入力いただくか、ウェブサイトにアクセスし、右上隅にあるHubSpotアイコンメニューをクリックすると表示される「ページ速度を追跡」から確認できます。
▽URLを直接入力
https://app.hubspot.com/site-speed/XXXXXXX
※HubSpot管理画面のURLに「site-speed」と記入してください。
※「XXXXXXX」部分には、自社のHubIDを入れてください。
▽ウェブサイトの右上隅にあるHubSpotアイコンメニュー
サイトの速度ダッシュボードでは、以下のレポートが確認できます。
全体的なパフォーマンス
ページまたはドメインの全体的なパフォーマンスを分析します。
Core Web Vitalsの推移
ウェブサイトの表示速度やユーザー体験を評価する、主要な指標(Core Web Vitals)の状況を確認できます。
一般的には、全体の訪問の75%以上で良好なスコアを達成することが推奨されています。スコアが75%未満の場合は、どの指標で問題が発生しているかを、以下のレポートで詳しく確認しましょう。
国別のセッション数
訪問者のIPアドレスに関連付けられた国別のCore Web Vitalsを分析します。
デバイスタイプ別のセッション数
訪問者のデバイス別のセッション数を分析します。
Largest Contentful Paint(LCP)
LCPは、ページの中で一番大きな画像やテキストなどの要素が表示されるまでの時間を測る指標です。
良質なユーザー体験を提供するには、ページの読み込みが始まってから2.5秒以内に、こうした大きな要素が画面に表示されることが理想とされています。
First Contentful Paint(FCP)
FCPは、ページの読み込みが開始されてから、ページ内のコンテンツが初めて描画されるまでの時間を示す指標です。
良質なユーザー体験を提供するには、ページを開いて1.8秒以内に最初のコンテンツ(テキストや画像など)が表示されることが理想とされています。
Time To First Byte(TTFB)
良質なユーザー体験を提供するには、ページを開こうとしたときに、サーバーがすばやく反応することが大切です。
TTFBとは、ブラウザがページをリクエストしてから、サーバーから最初の情報を受信するまでの時間を測定する指標です。目安として、サーバーの応答時間(TTFB)を0.8秒以下に抑えることが理想とされています。
Interaction To Next Paint(INP)
INPは、ユーザーがクリックや入力などの操作をしたあと、ページが反応して画面が変わるまでにかかる時間を表す指標です。
良質なユーザー体験を提供するには、0.2秒以内で反応することが理想的な状態です。
累計レイアウトシフト(CLS)
CLS(Cumulative Layout Shift)は、ページ要素の安定性を測定する指標です。
例えば、ボタンを押そうとした時にボタンの位置が変わり、別の場所を押してしまうとユーザーにとってはとても不便であり、ユーザー体験も低下します。
GoogleはCLSを「ユーザーの快適さに大きく影響する重要な指標」として評価しているため、良質なユーザー体験を提供するために、CLS(画面のズレ)のスコアは0.1未満に抑えることが理想的です。
(※「0.1未満」は、ほとんどズレを感じないレベルです。ユーザーがイライラせず、安心してページを操作できる状態です)
ページパフォーマンス
それぞれのページのCore Web Vitalsが表示されます。
ページパフォーマンスは、ページがどれだけ表示されたかに基づいて評価されます。表示回数の多いページでは、スコアが下がることもあります。
そのため、この評価を使用することで問題のあるページを見つけやすくなり、詳しく分析するのに役立ちます。
レンダリング戦略
HubSpotでは、ページやブログ投稿の静的なバージョン(あらかじめ作られた表示用データ)を自動で生成し、表示速度やセキュリティを向上させています。
これらのページは、事前にレンダリング(表示用に準備)された状態でCDN(コンテンツ配信ネットワーク)に保存されます。そのため、世界中のユーザーが近くのサーバーからページをすばやく読み込めるようになり、読み込み時間が短くなります。
詳しくは、開発者向けドキュメントでレンダリングの詳細をご確認ください。