HubSpotでポップアップを表示させる
特定の対象者に限定したポップアップや、期間限定のポップアップ表示を設定することができます
※本記事では、よく活用する機能について取り上げています
※「ポップアップ」だけでなく、同じような用途の「ドロップダウンバナー」「スライドインボックス」の作り方の紹介でもありますが、便宜上「ポップアップ」と表現しています。
始めに
- マーケティング>CTA の管理画面を表示します
- 右上の「作成」を選びます
- HubSpotテンプレートを使う方法、ゼロから始める方法があります
今回は、ゼロから始める場合を説明します - ポップアップボックスを選択します
- 設定するポップアップの管理用の名称を設定をします
編集:ポップアップバナーの見た目を作成
- プレビュー画面を確かめながら、画像やテキスト、色の設定を行います
- タブ:追加から、画像やボタンのモジュールを追加できます
- タブ:コンテンツでは、どこにどのモジュールを使っているかが一覧で確認できます
- タブ:デザインでは、ポップアップ領域の幅、フォントのカラー、背景色などを選択できます
- ボタンをクリックした時のリンク先を選びます
ターゲティング:表示させる対象ページやタイミング、ターゲットユーザー、表示時間の設定
- 表示するタイミングについて、「経過時間後にトリガー」から設定します。
ページに辿り着いてからすぐに表示させたい場合は、0秒で設定します。 - ポップアップを表示する場所について設定します。
特定のディレクトリ配下のみ、URLに「XXX」が含む場合、など設定可能です。
表示をさせたくないページを指定することもできます。 - 表示する相手(しない相手)を設定します。
例えばメルマガ会員登録のポップアップを表示させる場合、すでにメルマガ登録をしている方には表示させない、といった設定も可能です。 - 表示する頻度を設定します
「繰り返す」の場合は何度でも表示されますが、「今後は表示しない」を選択すると、一度ポップアップを閉じた方には表示されないようになります。
オプション:画面サイズ、スケジュールの設定
- スマートフォンでの設定
画面サイズより、スマートフォンなどの小さな画面で表示させるかを設定できます - ポップアップの開始日、終了日を設定できます。
例えばセミナーの案内の場合、セミナー実施日以降は自動的に非公開にすることも可能です。
最終確認
- 「プレビュー」で表示を確認します
- 問題なければ、右上のオレンジ色のボタン「確認と公開」より、公開します
ポップアップ、スライドイン作成時の注意点
「目立たせたい」という理由だけで多用すると、ユーザーに嫌われます。
ユーザーは「自分にとって必要のない情報だ」と感じると即座に離脱してしまいます。
企業から自分に関係のない宣伝やメッセージが送られてくると、その企業とのコミュニケーションをやめてしまう消費者の割合は94%
一度でも嫌な思いをさせられた企業からは製品を購入しないという人の割合は51%
といわれています。
サイトやWebサイトの各ページが
- 誰のためのページで
- 何のために訪れているか
を考えて、ユーザーの行動や期待に沿った情報を表示させるようにしましょう。