マーケティングメールのテストメールを送る
HubSpotのマーケティングメールのテストメールの送信方法と注意点をご紹介します
HubSpotのマーケティングメールのテスト送信機能
作成したメールが、配信先のコンタクト宛にどのようなメールで配信されるかを確認する方法は主には2つの方法があります。
- HubSpotのマーケティングメールのプレビューとテストEメールを活用する
- 社内の関係者をコンタクトに登録し、関係者宛にマーケテイングメールを送信する
【方法1】HubSpotのマーケティングメールのプレビューとテストEメールを活用する
マーケティングメールの作成画面の右上の「プレビュー」メニューより、ユーザーに配信した際にどのような内容で送信されているかが確認できます。
プレビューには3つのメニューがありますが、3つとも実施いただいて確認することをお勧めします。
「コンタクトとしてプレビュー」の画面について
プレビューメニューの「コンタクトとしてプレビュー」では、ユーザーにメールがどのようなレイアウトと内容で送信されるのかを確認できます。
- 確認できること
- PCおよびスマホでの、メールのレイアウトの確認
- テキストの確認
- パーソナライズトークンの設定の確認
こちらの画面では、まずPCとSPのレイアウトが崩れていないかをご確認ください。
つぎに、パーソナライズトークンを使用した箇所が、正しい設定になっているかを確認します。
「特定のコンタクトとしてプレビュー」のプルダウンから適当な人物を選択し、トークン部分が設定した人物によって切り替わるかを確認ください。
また、HTMLメールが表示できないユーザーも配慮する場合は、右上の「プレーンテキストのビュー」にチェックを入れ、テキストメールが送信された場合の画面も確認いただくことをおすすめします。
「受信トレイのプレビュー」の画面について
ユーザーが使用している環境によって、メールの表示やレイアウトが変わることがあります。
例えば、古いデバイスやアップデートがされてないな環境では、HTMLメールが崩れることもあります。
各環境でどのように表示をされるかを確認する場合に「受信トレイのプレビュー」を確認します。
- 確認できること
- 各環境でどのように表示をされるかを確認
画像:HubSpotナレッジベース「Eメールのプレビューと最適化」より
「テストメールを送信」の機能について
「テストメールを送信」より、メールの送受信確認を行うことができます。
実際にメールがどの様に配信されるか、本番の配信に近い形で確認する場合はこちらの機能を使用します。
「1人以上の受信者を選択」に、テストメールの確認担当者を設定します。
「Eメールのプレビューを受信」に誰かしらのコンタクトをお選びいただくと、配信されるテストメールのトークンを使った箇所が、その方の情報で書きかわります。
テストメールを送信の注意点
- テストメールの受信者として「1人以上の受信者を選択」に入力できるデータは、HubSpotアカウントとして登録されているメンバーのみです。
- また、トークンを入れた箇所(姓名などの受信者に合わせて内容が変わる箇所)は、テストメールの場合、「Eメールのプレビューを受信」に設定されているコンタクト情報に合わせて内容が書きかわります。
テストメールの配信先に合わせた情報にはなりませんのでご注意ください。
【方法2】社内の関係者をコンタクトに登録し、関係者宛にマーケテイングメールを送信する
※こちらの方法はおすすめはしません。
テストメールの機能を使用する場合、HubSpotアカウントの発行が必要です。また、トークンを入れた箇所(姓名などの受信者に合わせて内容が変わる箇所)が、テストメールの受信者に合わせた内容には書きかわりません。
下記の場合は、テストメールの機能での確認は難しいかもしれません。
- セキュリティなどの関係で、マーケティングメールの確認者(テストメール配信先)のHubSpotアカウントの作成ができない
- メールの内容がちゃんと受信者に合わせて書き変わるのかが心配。または社内のルールで、書き変わることがテストメールから示せないと配信ができない。
確認用のマーケティングメールの配信方法
- テストメールの配信先のメンバーをHubSpotのコンタクトに登録する
- 配信先のメンバーを「リスト」にする(リストの作成方法はこちら)
- 配信先のメンバーを「マーケティングコンタクト」に切り替える(コンタクトの切り替え方法はこちら)
- 本番メールを複製し、設定を確認する
- 複製したメールの宛先にテストメールの配信先メンバーのリストをセットし、送信する
マーケティングメールを社内への配信確認用に使用する際の注意点
- メールのレポーティングに、テストメールの送信結果も反映されてしまう
- 複製したメールは、基本的には複製元のメールの内容が適用されるが、一部は反映されません(プレーンテキストの設定など)
- 有料枠であるマーケティングコンタクトを社内メンバーに適用することになる
上記の理由で、マーケティングメールをテスト用に配信することはあまりおすすめいたしません。