実績紹介|株式会社JBN|HubSpotによるWebサイト構築・DXでビジネス成果を追求する

HubSpotによるDX化で業務改善「24時間365日商談中の営業マンがいるようなもん」|実績紹介|長野県農村工業研究所様

作成者: つかはら やすのり|2024.07.31

POINT-1:お客様が求めているのは「対応レスポンス」でした

電話とFAXと紙とホワイトボードによるお客様とのコミュニケーションを、HubSpotのCRM機能で統合。その結果お客様の満足度を大きく向上させながら、同時に社内の業務改善を実現することに成功。

POINT-2:トルコからも問い合わせが来た!新マーケティングサイトの実力

Webでの情報発信の仕様を全面的に見直した結果、想定したターゲット以外のユーザーからの問い合わせも発生した。ニッチなサービスや特殊な技術情報でも、それを求めているユーザーに届きさえすれば、当研究所の技術が広く社会の役に立つことが証明された。

インタビュー

話し手

農業開発研究部 上席研究員 滝沢 潤さま

聞き手

JBN ディレクター 佐藤 香奈(マーケティング支援担当)/近藤 祥公(Web制作ディレクション担当)

紙とホワイトボードからオンラインへ

佐藤 WebサイトをリニューアルしてHubSpotを導入し、運用を開始して2年が経ちました。今日は「対応スピードアップのための業務改善」と「マーケティング活動」という2軸で話をお聞きします。まずは業務改善についてうかがいたいんですが。

滝沢 なんでも聞いてください。

佐藤 当初はどんな点を改善したいとお考えでしたか。

滝沢 うちはJA長野県グループの研究機関として、キノコの品種開発や、農産物加工の技術開発、食品に関する検査・分析などをやっています。たとえば栄養成分の分析のご依頼をいただく場合、以前のホームページでは問い合わせを受けられなかったんです。

※以前のホームページ

ホームページにある電話番号にかけていただいて、担当者が話をうかがって、はじめての方にはできるかできないか、いくらかかるかご説明をして、納得いただいたら、ひな形に沿って依頼書を書いてFAXで送ってもらう。そこから検体が届くまでに1週間、さらに分析結果をお出しするまでに1か月ほどかかっていました。せっかく電話をいただいても「担当者がいないのでわかりません」で止まってしまうこともありました。

今はホームページのフォームからお問い合わせいただけば、出張先でもすぐに返せます。お客さんはホームページを見て今、聞きたいと思ったはずだから、できるだけ早く返してあげたい。そう思って、レスポンス良く返すように心がけています。

近藤 素晴らしいですね。以前は紙とホワイトボードでやっていたんですよね。

滝沢 そうです。だから情報が紐づいてこない。検査・分析はリピーターが多いのですが、検査結果は印刷してファイルしていたから、次に問い合わせをいただいても、さがし出すのにひと苦労でした。

今はHubSpot上でデータ管理ができるので、以前の内容と照らし合わせて「前回はこうだったから、今回はこうしましょうか」という提案も含めて、やりとりが非常にスムーズです。