プロジェクト概要
施策・プロセス
既存顧客への認知を広める、メールマーケティングの実施
日本電熱の「防爆技術」「ボイラー製品」を既存顧客に知っていただくために、月に1,2回「防爆」「ボイラー」の情報をお届けするメールマーケティングを実施しました。
1回の送信にあたり30~50人の顧客が、メールをきっかけにWebサイトを閲覧しています。また、メールから直接「防爆」「ボイラー」のお問い合わせにつながるケースも発生しています。
防爆・ボイラーのコンテンツを追加し、防爆の情報収集を行うユーザーをサイトに集める
競合調査やアクセス解析を行うと、「防爆」「ボイラー」についてまとまっている情報サイトは少ないですが、一定の検索ユーザーがいることがわかりました。
ユーザーを広くサイトへ集客させるために、「防爆の基礎知識 」「ボイラーの基礎知識 」と基本情報を発信するコンテンツを追加しました。
コンテンツから、資料ダウンロードに繋げてリードを獲得
防爆・ボイラーの基礎知識をまとめた資料を作成し、情報を探しているユーザーの情報を取得するための資料のダウンロードフォームを設置しました。基礎知識コンテンツから、資料のダウンロードへつなげる導線になっています。
また、ダウンロードしたユーザーの属性や検討段階を可視化するための項目を、ダウンロードフォームに設置しています。こちらは資料ダウンロード後に営業スタッフがどのように動くかを判断するための情報になっています。
成果・今後の構想
毎月150件の資料がダウンロードされるように成長
2020年10月に防爆コンテンツを公開し、幸いにもリリース直後からWebへの集客に寄与するようになりました。月5,000程度だったWebセッション(訪問回数)が2年後には20,000セッションまで成長。4倍の集客力を獲得しました。2023年9月にはボイラーコンテンツを公開。新たなユーザー層の集客と開拓に貢献しています。
防爆のコンテンツ
- 2020年10月に『防爆の基礎知識 』をリリース
- 「基礎知識」「防爆製品に関するよくあるご質問」「防爆検定に関するよくあるご質問」「ご納品までの流れ」の4構成で合計記事数は14記事
ボイラーのコンテンツ
ターゲットキーワードでのユーザーの訪問数が大幅に増加
「防爆」「ボイラー」のコンテンツを充実させたことで、関連するキーワードがサイトに増加しました。その結果、さまざまな検索キーワードでサイトが表示されるようになりました。また、SEOのチューニングも行い、「防爆」「ボイラー」に関する検索キーワードの掲載順位もアップしました。
検索キーワード順位(2024年5月時点)
- 防爆 2位
- 防爆仕様 2位
- 防爆ヒーター 1位
- ボイラー 1位
- 電気ボイラー 1位
掲載順位の向上でユーザーへの露出が増え、クリック数(サイトへの訪問数)も大幅にアップしました。
ターゲットワードでWebに訪れるユーザーが増えたことで、営業的に「出会いたいお客様」との頻度が高まりました。リードの獲得、問い合わせの獲得ともに営業活動に貢献しています。
お客様の声
Q1. JBNからの支援の方針・内容に対するご感想をお聞かせください
- 当社のことを事前に理解したうえで課題や方針を提供していただいているので、こちらをしても新たな課題や販促施策等の発見ができる
- 的確な支援により成果が出ている
- WebサイトのリニューアルとHubSpotの導入により、新規訪問者が約4倍、コンタクト数が約3倍、製品問い合わせが約2倍に増えた
Q2. JBNとのコミュニケーションの感想をお聞かせください
- アジェンダや議事録をしっかり提供していただいているので大変助かっています
- 打合せ中もわかりやすく話していただいているので、こちらも受け身ではなく意見交換がしやすい
- 座学ではなく実践的なマーケティングの勉強にもなり、ある意味楽しく学ばせていただいた
Q3. 導入いただいたHubSpotの感想をお聞かせください
- ダッシュボードでさまざまな数字が確認できるので参考になる (施策の結果が数字で見えるとモチベーション向上につながる)
- ランディングページなど、Webサイト作成の専門知識がなくても簡単に作れるのがよい
Q4. 課題と感じていることがあれば教えてください
- コンテンツが書けなくて困っている(ネタもそうだが、コンテンツを書くためのノウハウが足りない)
- 人手が足りなくて(専門部隊がなくて)悩んでいる
- オンラインとオフラインのつなぎ、営業への引き渡しをスムーズにすること
Q5. 今後トライしてみたい、注力したいことがあれば教えてください
- 自社内でのWeb活用の取り組みや認知を広げていきたい
- もっとコンテンツを書きたい(書くにあたってのポイントを知りたい)
- HubSpotをもっと有効活用したい
メディアイメージ