株式会社山陽新聞社様は、岡山を主要エリアとする地方新聞社です。 同社が運営するデジタルメディア「山陽新聞デジタル」を活用し、読者との継続的な関係構築やデジタルマーケティングに取り組まれています。
JBNでは、既存のマーケティングオートメーション(MA)ツールのリプレイスにともなうHubSpotの導入から、会員管理システムとのデータ連携、メールテンプレートのデザイン・制作をご支援しました。
山陽新聞社様では、デジタルメディアの契約者管理システムや既存のMAツールを組み合わせたマーケティングを行っていました。しかし、顧客の情報を一元的に管理できていないことに加え、従来のMAツールの運用にも課題を抱えており、マーケティング活動の基盤整備が求められていました。
既存MAツールの運用性とコストの課題:従来利用していたMAツールは、施策の実施にともなって追加費用が発生するなど、運用のしにくさが課題でした。また、全体の運用コストの高さや、システムに関する問い合わせへのサポート遅延も大きな負担となっていました。
顧客データを横断的に活用できていない:契約者情報・メルマガ購読情報・契約履歴などを組み合わせたマーケティング活動ができておらず、顧客の状況に応じたメール配信やアプローチを実施できていませんでした。
既存のMAツールのリプレイスにともない、HubSpotの導入を進めました。あわせて、契約者情報・メルマガ購読情報・契約履歴のデータとHubSpotをつなぐ連携設計および実装を行いました。
これらの情報をHubSpot上で一元管理することで、会員・契約者の多面的な情報をマーケティングに活用できる仕組みを構築しました。
異なる部署が個別にメールを作成・配信しても「山陽新聞社」としてのブランドイメージが崩れないよう、共通で利用できるメールテンプレートのデザイン・制作を行いました。
また、HubSpotではメールをノーコードで直感的に作成・編集できるため、各部署がスムーズにメールを作成・配信できる環境を整えました。
HubSpotへの移行により複雑な操作が不要になり、実施したい施策を自社主導でスピーディーに実行できる体制へと変化しました。あわせて、システムに関する問い合わせへの対応も迅速化しました。
契約者情報・メルマガ購読情報・契約履歴などの顧客データをHubSpot CRMで一元管理するとともに、Webサイト上の行動データも把握できる環境を構築しました。
これにより、複数のデータを横断的に活用したセグメント配信や、一人ひとりに合わせたマーケティング施策を効率的に実施できるようになりました。
新たに制作した汎用テンプレートを導入したことで、複数部署から個別に配信されるメールのデザインやトンマナのばらつきを抑え、「山陽新聞社」として統一感のあるメール配信を行えるようになりました。
今後は、HubSpotに蓄積される会員情報やWeb上での行動データを活用し、読者の属性や興味関心に合わせた、より精度の高いマーケティング施策の展開を目指しています。
また、特定の属性や関心を持つ読者に向けた情報発信や広告配信など、データを活用した新たな広告サービスの展開にも取り組んでいく予定です。
従来のマーケティングツールは、メール配信などには有効な一方、営業活動や顧客管理との連携に課題があり、蓄積したデータを十分に活用できていませんでした。そこで、マーケティングから営業、顧客対応までを一元的に管理し、顧客データや行動データを横断的に活用できる環境の構築を検討しました。
業務効率化に加え、データに基づいた継続的な顧客コミュニケーションや新たな施策につなげることを目的としています。
システムの移行や外部データとの連携には、専門的な知識に加え、社内の人的リソースも必要となるため、豊富な導入実績を持つJBN社に支援をお願いしました。
単なるシステム導入にとどまらず、当社の業務や課題を踏まえ、移行方法やデータ連携、今後の活用まで一緒に検討いただける点に心強さを感じました。また限られた期間の中でも、円滑な移行と早期の運用開始に向けて伴走いただきました。
山陽新聞社 デジタル推進局 デジタル統括室 岸野 豊 様