リニューアルにあたって、まずは、現サイトの問題、課題、要望について全社員に向けたアンケート調査を行いました。また、リニューアルサイトがそれぞれの部局の事業活動にどう貢献できるか、どうあって欲しいか、全部局にグループインタビュー調査を行いました。これによって様々な意見を得ることができ、色や形、使い勝手といった表面上の議論に陥ることなく、プロジェクトの目的と整合する情報設計、構造設計、UIやデザインの方向性を得ることができました。
また、12社の影響力の高いネットメディアをサンプルとして取り上げ、ニュースサイトが持つべき構造設計や情報設計、表層設計に関してのスタンダードを理解したうえで、111ページに及ぶ調査報告書を作成し、信濃毎日新聞デジタルの方向性を導き出しました。
視認性・操作性・可変性・SEO・モバイルファースト・アイデンディティの向上といった、UI・UX上のトピックを網羅しながら、構造面で以下の項目を重要なポイントとしてデザインリニューアルを行うことで、ローカルで「より深く」グローバルで「より広く」情報を発信するメディアとしての立ち位置が明確になりました。