「 展示会に出るけど成果がはっきりしない」と相談されるケースがあります。
お話を聞くと、展示会直後に名刺先に電話営業して芳しくなく、
結局そのまま放置しているとのこと。
BtoBにおいて見込客がホットになる時期は
展示会の三か月後や半年後だったりとバラバラなので、
受け皿であるWebサイトはMA(マーケティングオートメーション)を導入し、
顧客時間を把握するツールとして活用した方が成果につながりやすい場合もあります。
「そうか、販売側と見込客側のホットになるタイミングがずれてるんだな」と理解してもらえると、
「じゃあサイトはこうした方がいいね」と共通視点に立った話になります。
ここをやらないで、
「どんなサイトがいいか」の話を始めてしまうと、
どこかで破綻したり、現実に沿わないWebサイトになってしまう。
なので、JBNはなかなかサイトの話をしないのです。
(よく言われることですがこういう事情があります。すみません…)
これはJBNの自社活動も同じことで、
一年前のセミナー参加者から「ぜひ一緒に作りたい」とご連絡をいただくこともあります。
登壇は準備も大変だし、終わった後は興奮してるから
自分としてはホットなんですが、顧客とは時間差がある。一年後とか。
実際の成果でそれが分かってからは、
JBNの企業活動であるセミナーや出張講座を心穏やかに進められるようになりました。
実はここまでは前置きで(長い!)、
結局、何を言いたいかというと、
企業活動を実行していく中で
「やったけど成果が出ない」は呪いみたいなもので、
やる気も落ちるし、継続しなくなる大きな要因です。
でも、「自分と顧客のホット期はタイムラグがある」という視点を共有しておくと、
企業活動を進めていく動機をぶらさない点で効能が大きいということです。
この、「成果が出ない」という呪いから解放されることが、社内の活動を進めていく上で非常に重要です。
また、必然的に一年や二年スパンで成果を見ていこうという流れになり、
社内でのWeb活用の見方が変わってきます。
Webサイトで成果を出すためにも、太字でお伝えしたいことでした。