『定着率98%の理由』をどう可視化するか。

2017.12.12採用サイト

企業様から採用について相談されることが増えました。
人口バランスによる社会変化が予想以上に加速しているようです。

どんなシーンであれ「建前」より「本音」を求めてインターネットで情報が収集される時代に、広告や就職ナビは予定調和の場とみなされ、求職者にとって価値が低下したことも企業の求人活動の課題となっています。

長野市と上田市で鋼材を扱っている長野鋼材様から求人のご相談をいただいた際にヒアリングを重ねたところ、この企業の優位点は「定着率98%」が示す職場としての「働きやすさ」でした。

しかし、「働きやすい会社です」とコンテンツにしたとしても十全に伝わらない可能性がありました。
なぜなら、文章だけならどの会社も言えるからです。
そこに「本当にそうだ」という信頼性を付与することが必要でした。


「本音」を求めている人たちの多くはレビューを参考にします。
アマゾンで本を買うときも、どの映画を観ようかなと悩んでいるときも。
レビューはユーザーが何かしらを判断する際に信頼性を付与する情報になります。

そうであるならば、長野鋼材の「働きやすさ」をレビューできるのは社員さんであるはずです。
そこで、「働きやすさ」のレビューとなりうるアンケート設計をし、役員以外の全社員さん31名にアンケートを実施。
そのアンケートから『定着率98%の理由』というレビューコンテンツが生まれました。
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ここで大切なのはレビューであることに徹することです。
ネガティブな意見があったとしても、求人者はそれを含めて判断材料としてくれることを目的としています。

結果、今までアプローチが一切なかった20代学生から問い合わせが来るなど、新しい成果が出始めています。

 

長野鋼材株式会社様 『定着率98%の理由』
http://www.naganokouzai.com/recruit/attraction.php

 

執筆者

稲田 英資

稲田 英資

セミナー・講座で学ぶ「成果」のためのWeb戦略プログラム『SBW』の企画・運営を担当。また、「経営課題としての採用活動」をテーマに取り組み、採用面でのインターネット活用を学び、提案・講座に活かしています。

過去の講師歴
●SBW 『大手採用メディアに依存しない採用サイトのつくり方Vol.1、Vol.2』
●出前講座 『大手メディアに依存しないインターネットを使った採用活動』(福祉団体主催の長野県福祉人材確保・定着支援セミナー)

個人的な活動
長野市ライブハウス『ネオンホール』Webサイトへの連載
『大人になれば』
「働くって何だろう?」をテーマにいろいろ考えたり、話を聞きにいったりするWebマガジン
『働くって何だろう研究所』