「昔ながらの、落ち着ける町のそば屋大賞」受賞おめでとうございます!

2018.09.03西後町界隈

marusin2018
JBNの二軒隣りが「丸新」というおそば屋さんです。

さて善光寺門前にはそば屋さんがとても多いです。そば処戸隠を背にした立地に加え、そば目当ての観光客が集まるのですからそれは当然で、競い合っている分レベルも高いと言えるでしょう。

そこで善光寺表参道沿いと、参道からちょっとわき道に入ったそば屋さん二十数店を厳正調査してみました。その結果「善光寺門前・昔ながらの、落ち着ける町のそば屋大賞」に選ばれたのがこの丸新さんです。おめでとうございます!
ちなみに審査員は私一人です。

私の審査基準は次の3つのみ

1.頑固おやじが打っている
2.入り口わきにメニューサンプルのショーケースがある
3.かつ丼がおいしい

「1」については、ほとんどの店は調べることが出来ませんでした。よって差はなし。
「2」は"昔ながらの"、さらに"町の"ときたら当然でしょう。
「3」については、反論する人がいるかもしれません。そば屋はそばに徹するべし、なんてね。しかし"落ち着ける町のそば屋"はかつ丼も出すべし、が私の考えです。ちなみに調査したほとんどのそば屋さんで、天丼はあってもかつ丼はありませんでした。
昨年ここに移ってきた時、丸新の親父さんに「かつ丼もおいしいらしいですね」と言ったら「ウチは玉子丼だってうまい!」と返されてしまいましたが・・・。

さて、丸新さんにはメニューサンプルのショーケースが入り口の両脇にあります。まさか善光寺の仁王門を真似たわけではないと思うのですが、その威力を先日まざまざと見せつけられました。

ある日いつもの様にここでそばを食べていたら、数人の外国人が入ってきました。だれも日本語を理解できない様子なのに、お品書きは縦書きの日本語です。
おばちゃんも英語話せないだろうし「おばちゃんピンチ!」と思ったら、おばちゃんは慌てるそぶりなく身振り手振りで彼らを外に連れ出し、ショーケースの前で指さしながらオーダーを取り始めたではありませんか。

目からウロコが落ちました。

これならロシア人だろうがスペイン人だろうが「どうぞいらっしゃ~い」ってなもんです。恐るべし、丸新そば店。
言い忘れましたが、そばがしっかりとおいしいこともお伝えしておきますね。

執筆者

つかはら やすのり

つかはら やすのり

過去の講師歴
●出張セミナー
「インターネットを活用し、「信州の酒」の評価を上げるためのセミナー」(主催:長野県酒造組合)
●出張セミナー
「消費宣伝担当職員向け研修会『Web活用の現在とこれから』」(主催:長野県内団体)

個人的な活動
AISCC(アジア子ども交流支援センター)理事 砥石伊の会 会員・広報担当