経済のシュリンクと顧客マインドとインバウンドマーケティング

コロナ禍で注力した活動は「SNS活用・広告」が6割

コロナ禍で注力した活動は「SNS活用・広告」が6割 ファンや既存顧客に向けた投資が顕著に/AMN調査』(アジャイルメディア・ネットワーク)

今後力を入れたい取り組み

  • SNS活用/SNS広告 57%
  • eコマース 35%
  • オウンドメディア 34%
  • 動画活用 33%
  • オンラインのイベント/セミナー/展示会 28%
  • Web接客 28%

特に「全体的に「リアル」から「ネット・デジタル」の分野へと、投資意向のシフトがうかがえる」という文脈において有効な資料だと思いました。

4月実質消費支出11.1%減、コロナで01年1月以降最大の落ち込み

同じ日に 『4月実質消費支出11.1%減、コロナで01年1月以降最大の落ち込み』のWebニュースが入ってきました。総務省が6月5日に発表した家計調査です。

  • 4月の小売業販売額は前年同月比13.7%減と2カ月連続のマイナス。基調判断は「急速に悪化している」へ引き下げられた
  • 4月の完全失業率は2.6%と2カ月連続で前月を上回り、17年12月(2.7%)以来の高水準となった
  • 休業者は597万人と3月の249万人から倍増

経済のシュリンクと顧客マインド


  1. 全体的に「リアル」から「ネット・デジタル」の分野へと、投資意向のシフトがうかがえる
  2. 4月実質消費支出11.1%減、コロナで01年1月以降最大の落ち込み

経済が大きくシュリンクする背景があるからこそ、インバウンドマーケティングへの顧客マインドが高まるという因果関係はあるかと思います。

今の状況下において大切なことことを才流の栗原さんが短いセンテンスでバシッと指摘されていました。
さすがです。

 

『インバウンドマーケティング』的な思想のもと、それをデジタルの力でブーストしていく方向になる

このセンテンスはとても骨太かつ重要な内容を持っていると思います。
ぼくもより深く考えていきたいと思います。

 

執筆者

稲田 英資

稲田 英資

セミナー・講座で学ぶ「成果」のためのWeb戦略プログラム『SBW』の企画・運営を担当。また、「経営課題としての採用活動」をテーマに取り組み、採用面でのインターネット活用を学び、提案・講座に活かしています。

過去の講師歴
●SBW 『大手採用メディアに依存しない採用サイトのつくり方Vol.1、Vol.2』
●出前講座 『大手メディアに依存しないインターネットを使った採用活動』(福祉団体主催の長野県福祉人材確保・定着支援セミナー)

個人的な活動
長野市ライブハウス『ネオンホール』Webサイトへの連載
『大人になれば』
「働くって何だろう?」をテーマにいろいろ考えたり、話を聞きにいったりするWebマガジン
『働くって何だろう研究所』

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