「Webで成果を出す」ために左右両翼の環境づくりも必要という考え方を用意しておく

「最近の稲田くんはSNSやメールマーケティングに動いてるけどどうしたの。サイト制作じゃないの」

という質問のために、脳内を可視化しました。

 

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Webで成果を出すために左右両翼の環境づくりも必要 になってきたという考えを図にしたものです。

目的は

「成果を出すWebサイト」と

「JBNが制作するWebサイトの価値を高める」です。

 

もちろん、今のJBNが上図を全て対応できているわけではないですが、個人的に準備だけはしておこうと。
学んだ知見を社内に共有できることで今は一つの成果と考えています。

 

上記だけでなく、各分野、各メンバーが様々な準備を一歩ずつ進め、「JBN=成果の出るWebサイト」に近づきたいと思っています。

 

図の右:ライト(SNSや社内チャットなどの流入)

 

  • 広範囲でのユーザー交流
  • UGCが生まれやすいBtoCが得意
  • BtoBは積極的なイベント開催や個人アカウトの活用等が必要となる
  • 良質な自社知見コンテンツがある際はBtoBでも可(以下事例)

 

 

 

図の左:レフト(MAやメールマーケティングなどの流入)

 

  • 既存客、見込み客への定期的な接触に役立つ
  • 情報収集に価値を見出してくれるユーザーが多いBtoBが得意
  • BtoCはブランディングに寄与するメルマガやコンテンツが必要なため難易度は高い(以下事例)

 

 

所感

ライト&レフトの環境を整えての成果貢献はもちろんですが、この施策は「Webコンテンツの活用度を向上させる」機能を持っています。

それは顧客が保有するWebの価値が高まることであり、同時に制作会社にとっても意義が高い施策です。

 

発注企業で言えば、費用をかけて制作したWebサイトが「納品されて終わり」ではなく、

  • 成果を出すための具体的ツールになる
  • サイト運用を通して、社内に知見が蓄積される
  • 運用し、成果を積み上げることで、保有したWebサイトの価値が向上する

上記を目指して制作することで、「公開したが放置状態」「サイトは新しくなったが特に変化はない」といったリスクヘッジをすることができます。

 

制作会社で言えば 自分たちが懸命に作ったコンテンツが

  • 無駄にならず再活用できる
  • 役立つように主体的に動ける

これは大きな喜びではないでしょうか。

個人的感想ですが、ぼくは「JBNが作ったWebサイトの価値」を高められるんだ!と嬉しかったです。

 

*     *     *     *

 

顧客とぼくたちがチームになって作り上げるWebサイトです。

生み出した後も成長に手を貸し、立派に育ってほしいという気持ちは共有しています。

 

そのために、ライトとレフトの両翼でしっかりサポートするという姿勢が、これからのWebサイト活用に重要になってくると考えています。

 

 

執筆者

稲田 英資

稲田 英資

セミナー・講座で学ぶ「成果」のためのWeb戦略プログラム『SBW』の企画・運営を担当。また、「経営課題としての採用活動」をテーマに取り組み、採用面でのインターネット活用を学び、提案・講座に活かしています。

過去の講師歴
●SBW 『大手採用メディアに依存しない採用サイトのつくり方Vol.1、Vol.2』
●出前講座 『大手メディアに依存しないインターネットを使った採用活動』(福祉団体主催の長野県福祉人材確保・定着支援セミナー)

個人的な活動
長野市ライブハウス『ネオンホール』Webサイトへの連載
『大人になれば』
「働くって何だろう?」をテーマにいろいろ考えたり、話を聞きにいったりするWebマガジン
『働くって何だろう研究所』

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