CRM/SFAツールの導入検討時に気をつけた方がよい3つのポイント。

最近、Webサイトリニューアルのご相談をいただくBtoB企業様でちょっと困ったことが起きています。

 

事業貢献するWebサイトを企画する際に、マーケティングツールの活用は不可欠になってきていますが、すでにCRM/SFAツールが導入されているケースがあります。

 

それ自体は悪いことではありませんが、オフラインとオンラインの連携で成果を出すという点をあまり検討されないまま、案件進捗や営業管理としてCRM/SFAを導入している状況があります。

 

導入済みのCRM/SFAについてあまり意識が向いておられずWebサイトのご相談をいただくケースがありますが、制作会社によっては打つ手が限られます。

 

特に厳しいのが導入済みのCRM/SFAと連携できるマーケティングツールが限定されることです。

 

そうなると、BtoB企業のWebリニューアルは

  • 導入済みのCRM/SFAとの連携が前提
  • 上記と連携するマーケティングツールが前提

となります。

 

自社内にマーケティングチームがあって運用を行える場合は問題になりませんが、地方企業では少数派のはずです。営業部がリソースを割くのも厳しいはず。

 

だからこそ、Webマーケティングの運用をサポートできる制作会社の存在が必要なのですが、数あるマーケティングツールの知見をAもBもCも持っている制作会社は少ないはずです。

 

また、Webマーケティング運用の知見を深めるために、ツールを絞る傾向が制作会社にあります。

 

Webマーケティングは運用してこそ事業に貢献できるツールです。

 

「Webと連携できますよ」と言える制作会社は多いと思いますが
「運用のパートナーになれますよ」と言える制作会社はそう多くないはずです。

 

SaaS企業もきちんとサポートしてくれますが、「事業貢献するための運用」についての二人三脚は難しいのではないでしょうか。

 

「入れたはいいが運用できなくて困っている」という声は散見します。

  • 「頼みたいが頼めない」顧客
  • 「受けたいが受けられない」制作会社

この状況が地方ではあり得ます。

 

そうならないためにも、案件進捗や営業管理としてCRM/SFAを検討している長野県企業の皆様は

  1. 「オフラインとオンラインの連携で成果を出す」の視点で
  2. マーケティングツールの運用も視野に入れて
  3. できれば二人三脚できるWeb制作会社も探す

上記も合わせて選定いただければと思います。
ぜひ。

 

執筆者

稲田 英資

稲田 英資

セミナー・講座で学ぶ「成果」のためのWeb戦略プログラム『SBW』の企画・運営を担当。また、「経営課題としての採用活動」をテーマに取り組み、採用面でのインターネット活用を学び、提案・講座に活かしています。

過去の講師歴
●SBW 『大手採用メディアに依存しない採用サイトのつくり方Vol.1、Vol.2』
●出前講座 『大手メディアに依存しないインターネットを使った採用活動』(福祉団体主催の長野県福祉人材確保・定着支援セミナー)

個人的な活動
長野市ライブハウス『ネオンホール』Webサイトへの連載
『大人になれば』
「働くって何だろう?」をテーマにいろいろ考えたり、話を聞きにいったりするWebマガジン
『働くって何だろう研究所』

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