コロナ禍の重要施策「営業のオンライン化」。正しく把握・理解して迅速に。

HubSpotを導入してWebマーケティングを支援している顧客(BtoB)から「7月の展示会中止が決定しました」と連絡が届きました。

想定はしていたけれど、「今年はオフラインでの営業活動ができない年になる」ということをもう確定事項とみなしてよさそうです。

 

これを受けて、ぼくの本音をいえば「間に合ってよかった」です。

すでにマーケティング支援していた顧客にはオンラインで打つ手がある。やれることがある。ホッとしています。

逆に、これまでWebマーケティングを手がけていない企業はこの切迫した状況で「立ち上げから運用まで今からやらなければいけないのか…」ととても心配しています。



これまでのWebマーケティング

これまでのWebマーケティングでは、顧客の「集客・接触・態度変容」を担当し、ニーズの高い見込み客を営業部にパスをしてきました。

つまり、下図のように役割の線を引いてきたのです。

オフラインとオンライン (2) (1)

●マーケティング:オンライン
●セールス(受注活動):オフライン

この線引きの主目的は「営業部の方々に受注活動に専念してもらう環境作り」でした。

インターネットを軸としたマーケティング活動で見込み度の高いユーザーを絞り込み、効率的な受注活動に結びつけることがWebマーケティングの最大の目的です。

 

それをはっきりさせるために、これまで「営業活動」と大雑把に言われてきた内容をマーケティング(オンライン)とセールス(オフライン)に分解する。

 

マーケティングはWebが担当する。
セールスは営業部が担当する。

 

これがJBNが進めてきたWebマーケティングの領域であり、かつての状況でこの線引きは有効でした。

 

 

これからの形

しかし、コロナ禍により「セールス(受注活動)」のオンライン化が急務となりました。

つまり、「これからの形」はこうなります。

オフラインとオンライン (4) (1)

●マーケティング:オンライン
●セールス(受注活動):オンライン

今、「営業のオンライン化」を急務とする企業は多いと思いますが、上記を正しく把握・理解していないと多くの企業が失敗してしまうのではないでしょうか。

 

営業のオンライン化」を正しく把握・理解する

例えば、「営業のオンライン化」について営業担当さんに問うと「Web会議も始めてます」と答えてくれる企業もありますが、それは業務のオンライン化です。

正しい把握・理解が必要です。

●マーケティング:オンライン
●セールス(受注活動):オンライン

この形ができていないと受注活動の課題解決になりません。

 

まだ間に合います。お早めにご相談を

「営業のオンライン化」に課題をもつ長野県企業の皆さま、ぜひJBNにご相談を。

営業活動オンライン化(インバウンド・マーケティング)はシステムを入れて完成ではありません。どうしてもある程度の時間がかかります。 でも、まだ間に合います。

長野県企業の営業活動を心配しています。
お早めにご相談を。

 

 

営業活動オンライン化支援(インバウンド・マーケティング)についてのご相談

「何から始めればよいのか分からない」「営業活動のオンライン化について相談したい」など、お気軽にご相談ください。

 

執筆者

稲田 英資

稲田 英資

セミナー・講座で学ぶ「成果」のためのWeb戦略プログラム『SBW』の企画・運営を担当。また、「経営課題としての採用活動」をテーマに取り組み、採用面でのインターネット活用を学び、提案・講座に活かしています。

過去の講師歴
●SBW 『大手採用メディアに依存しない採用サイトのつくり方Vol.1、Vol.2』
●出前講座 『大手メディアに依存しないインターネットを使った採用活動』(福祉団体主催の長野県福祉人材確保・定着支援セミナー)

個人的な活動
長野市ライブハウス『ネオンホール』Webサイトへの連載
『大人になれば』
「働くって何だろう?」をテーマにいろいろ考えたり、話を聞きにいったりするWebマガジン
『働くって何だろう研究所』

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