JBNがちょっと困ってしまうご相談とは。

2018.03.06採用サイト

おかげさまで当社Webサイトから「採用サイトをリニューアルしたいのですが」という引き合いをいただきます。

JBNではお会いして現状の課題をお聞きし、当社のWebサイトの作り方をご案内した上で提案させていただくのですが、ケースによっては「見積りで検討したいので、まずは見積りをください」と依頼いただくこともあります。
企業によっては採用担当やWeb担当の方がまずは見積りを集めて社内で検討するという流れも依然としてあるようです。

JBNは【成果を目指すWebサイトを顧客と共創関係で制作する】会社を目指しています。
また、【成果を出すWebサイトのためにはきちんとした調査や仮説の設定が重要】と考えています。

そのため、JBNはWebサイトを制作する際に大きく分けて2つのフェイズで進めています。
フェイズ1が「戦略策定」
フェイズ2が「Webサイト構築」となります。

戦略策定フェイズではまず企業内のヒアリングから始めます。
経営者から部門長、若手社員までヒアリングをさせていただきます。
かなり横断的にやります。
経営者には中長期的な経営戦略もヒアリングします。
また、エンジニア採用が重要課題であれば、想定ターゲットとして工学部の学生にグループインタビューをすることもあります。インタビュー項目も事前に設計し、顧客と打ち合わせします。
それらのヒアリング・取材で情報を集め、現状を把握し、顧客企業の採用にとって「どのような採用Webサイトが最適か」という仮説を立て、ドキュメントを提出します。
その仮説・ドキュメントを元に、Webサイトのページボリュームやコンテンツ内容、必要なサイト機能を設計し、改めて提案いたします。
そこまでのプロセスが「戦略策定」となります。

Webサイト構築は「戦略策定」で確定したサイト設計を元に改めてお見積りし、ご了承いただいて制作を進めることになります。
デザイン、コンテンツ作成のための取材・編集・撮影・執筆、HTMLコーディング、CMS等の機能実装といった実際の制作作業はすべてWebサイト構築のフェイズです。
それらは全て、戦略策定フェイズを基盤にした設計図を元にしています。

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上の写真のように、目的をもったコンテンツを作るためには、事前に準備をし、情報を集め、優先順位などを整理し、目的にあわせて設計をする必要があります。

ですので、「検討するのでまずは見積りをください」という依頼はJBNとしてはちょっと困ってしまうご相談です。
なぜなら、お出しできるけれど、あまり意味のない見積りになってしまうからです。

採用サイトのリニューアルを検討する際は見積りの収集から始めるのでなく、「どのような制作会社と一緒に作るのが自社にとって最適だろうか?」という視点で情報収集をしていただいた方が「成果を出す」という企業目的において適していると私たちは考えています。

「そんな会社と一度手を組んでみたい」
「一緒に作ってみたい」
と思われた際はぜひお声掛けください。
どうぞよろしくお願いいたします。(稲田)

執筆者

稲田 英資

稲田 英資

セミナー・講座で学ぶ「成果」のためのWeb戦略プログラム『SBW』の企画・運営を担当。また、「経営課題としての採用活動」をテーマに取り組み、採用面でのインターネット活用を学び、提案・講座に活かしています。

過去の講師歴
●SBW 『大手採用メディアに依存しない採用サイトのつくり方Vol.1、Vol.2』
●出前講座 『大手メディアに依存しないインターネットを使った採用活動』(福祉団体主催の長野県福祉人材確保・定着支援セミナー)

個人的な活動
長野市ライブハウス『ネオンホール』Webサイトへの連載
『大人になれば』
「働くって何だろう?」をテーマにいろいろ考えたり、話を聞きにいったりするWebマガジン
『働くって何だろう研究所』

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