イベントで試したTwitter活用(SBWカンファレンスでの事例)

2019.11.28SNS

毎年開催しているSBWカンファレンスが11月27日に開催されました。

山口周さん、ヨッピーさん、伊藤佑介さんに講師にお越しいただき、『シフト VUCA時代思考法』をテーマに聞き応えのある内容で、学びの多いカンファレンスとなりました。

 

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ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

盛況に終わったこのイベントの背後で、プラクティスのテーマがひとつありました。

それがイベントにおけるTwitter活用です。

この記事は「行ったこととその評価」を記録としてレポートします。

 

行ったことは大きく3つ

前提:ハッシュタグを用意 (#sbw_vuca)
  1. 各自のアカウント(10名)をリンクしたツイートで、スタッフにハッシュタグを共有
  2. 参加者で可能な方の写真を撮り、紹介ツイートと共にハッシュタグを共有
  3. スクリーンに映す動画でハッシュタグを提示

 

以下、一つずつ説明します。

 

 

行ったこと ①

各自アカウント(10名)をリンクしたツイートで、スタッフにハッシュタグを共有


 

結果

  • 非常に有効
  • スタッフへのハッシュタグ認識が確実
  • 自主的なツイートが準備段階から発生する
  • 各持ち場スタッフが同時多発的にツイート
  • イベントプロセスが立体的に可視化される
  • スタッフの人柄が伝わる

 

事例:スタッフXTALによるツイート

 

事例:スタッフ金子によるツイート

 

事例:スタッフ佐藤によるツイート

 

 

行ったこと ②

参加者で可能な方の写真を撮り、紹介ツイートと共にハッシュタグを共有

 

 

 

結果

  • 有効
  • 参加者とのコミュニケーションができる
  • 参加者を可視化できる
  • 参加者へのハッシュタグ認識が少しでき、UGCに活きる

 

事例:ハラヒロシさんによるUGC

 

事例:ヤッホーブルーイング様・いっくんさんによる UGC

 

 

 

 

行ったこと ③

スクリーンに映す動画でハッシュタグを提示 #sbw_vuca

結果

  • 効果は感じられない
  • ハッシュタグをプリントした紙の方がまだよいのかも

 

 

 

まとめ ①

スタッフの協力は非常に頼りになる

  • 各アカウトへのハッシュタグ認知は有効
  • 数ヶ月前からの個々人によるTwitter活用が土台にあり、心的ハードルが低い環境だったことは大きい
  • いきなりは難しい
  • 社内の環境作りは必須

 

まとめ ②

参加者UGCは、個々人のTwitterスタイルや習慣によって左右される

  • 参加者の紹介ツイートは、個々人のTwitterスタイルや習慣によってUGC発生が左右される
  • UGCではなく、参加者とのコミュニケーション、ツイートによる可視化を一旦の成果とみなす方がよい
  • UGC発生を見つけやすい利点はある

 

まとめ ③

結果として昨年同イベント比でSNS情報量は2倍に
  • それも十分な成果ではあるが、スタッフのツイートを通して、同時多発的な持ち場の臨場感や仲間の気分を知れることの価値が運用面でも大きい
  • 「SNS情報量の増加」と「イベント運用」の両面で価値がある

 

 

最後に

イベントでのTwitter活用での知見がひとつ得られたかと思います。

これからもセミナーなどの開催と合わせて実践と学びを深めていく予定です。

 

 

執筆者

稲田 英資

稲田 英資

セミナー・講座で学ぶ「成果」のためのWeb戦略プログラム『SBW』の企画・運営を担当。また、「経営課題としての採用活動」をテーマに取り組み、採用面でのインターネット活用を学び、提案・講座に活かしています。

過去の講師歴
●SBW 『大手採用メディアに依存しない採用サイトのつくり方Vol.1、Vol.2』
●出前講座 『大手メディアに依存しないインターネットを使った採用活動』(福祉団体主催の長野県福祉人材確保・定着支援セミナー)

個人的な活動
長野市ライブハウス『ネオンホール』Webサイトへの連載
『大人になれば』
「働くって何だろう?」をテーマにいろいろ考えたり、話を聞きにいったりするWebマガジン
『働くって何だろう研究所』

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