HubSpotでは、毎月各製品の機能追加やアップデートが行われています。
本記事では、2024年4月に行われたアップデートについて、HubSpotから発表された【2024年4月】製品アップデート まとめや最新情報から、Marketing Hub・Content Hubの機能を中心に、いくつかピックアップしてご紹介します。
HubSpot管理画面のグローバルナビゲーションメニューのデザインが変更に
【対象：すべてのHub】
HubSpotのグローバルナビゲーションのメニュー構成と、ユーザーインターフェースのデザインが変更されました。
5月14日の時点で、旧ナビゲーションを使用していた場合は、自動的に環境がデザイン変更された新しいナビゲーションに切り替えられます。なお、一時的に旧ナビゲーションに戻す必要がある場合は、旧ナビゲーションが廃止される5月28日までは戻すことが可能です。
※旧ナビゲーション
※新ナビゲーション
［公開ベータ］特定の日付でワークフローをオフにできる
【対象：Marketing Hub・Sales Hub・Service Hub・Operations HubのProfessional以上】
公開したワークフローを、特定の日付にオフにできる機能が追加されました。
例えば、セミナーを申し込んだ方へ自動的にメールを返信するようなワークフローを組んでいる場合、申し込み最終日にワークフローをオフにする設定をしておくことで、意図せずワークフローが動いてしまう（セミナーが終了したのに、何かしらのきっかけでトリガーが動きメールが送られてしまう）ことを防ぐことができます。
一時的に使用するワークフローでは［ワークフローが自動的にオフになるようにスケジュール］を活用することをおすすめいたします。
ワークフローの編集画面から［設定と通知］＞［登録解除と除外］に［ワークフローが自動的にオフになるようにスケジュール］という項目から設定可能です。
新しいナビゲーションの場合、ワークフロー編集画面から［設定］をクリックすると表示される［タイミング］項目内にあります。
［公開ベータ］ワークフローのアクションを「AIアシスタント」で作成できる
【対象：Marketing Hub Professional／Enterprise・Sales Hub Professional／Enterprise・Service Hub Professional／Enterprise・Operations Hub Professional／Enterprise】
ワークフローのアクションをAIで生成できるようになりました。
アクション追加の「＋」もしくは、ワークフロー編集画面内の右上に「AIを利用して編集」というボタンがあります。
こちらをクリックすると、ワークフローの説明を入力する画面が表示されますので、作成したいワークフローの説明を入力し［アクションを生成」ボタンをクリックすると、説明内容を基にしたワークフローが生成されます。
ただし、AIが生成した結果は正確でない場合があります。このワークフローが意図した動きをするかどうかは、必ずテストで確認するようにしてください。
キャンペーンの上限数が変更
【対象：Marketing Hub Professional以上】
Marketing Hub Professional・Enterpriseでは「キャンペーン」機能が活用できますが、今回作成可能なキャンペーンの上限数が変更されました。
- Marketing Hub Professional：1,000件→5,000件
- Marketing Hub Enterprise：1,000件→10,000件
キャンペーンに「外部ウェブサイトページ」を追加できる
【対象：Marketing Hub Professional以上】
キャンペーン機能に「外部ウェブサイトページ」のアセットを追加できるようになりました。
外部ウェブサイトページをキャンペーンに追加すると、外部ウェブサイトページを表示したコンタクトは「影響を受けたコンタクト」としてキャンペーンに記録されます。
ただし、アナリティクスをトラッキングするため、事前に対象の外部ウェブサイトページにHubSpotトラッキングコードをインストールしてください。
AIアシスタント機能を広告で利用できる
【対象：Marketing Hub Professional以上】
FacebookやLinkedInの［エンゲージメント広告］［ウェブサイト訪問広告］［リード獲得広告］では、AIアシスタント機能を使って、広告の説明テキストを作成できるようになりました。
HubDBの画像列で代替テキストや画像サイズが設定できる
【対象：Content Hub Professional／Enterprise（CMS Hub Professional／Enterprise）・Marketing Hub Enterprise】
HubDBの画像列では、画像の代替テキスト・高さ・幅を全て設定できるようになりました。（従来は画像のみが選択可能であり、代替テキストや画像サイズはAPIからのみ設定可能でした）
CRMレコードのプレビューサイドバーがカスタマイズできる
【対象：すべてのHub】
コンタクトや会社などのオブジェクト一覧画面に表示されるプレビュー画面の項目をカスタマイズ可能になりました。
設定方法は、［設定］＞各オブジェクト画面に［プレビューのカスタマイズ］というタブが追加されましたので、［既定のビュー］をクリックしてください。
［既定のビュー］をクリックすると、プレビューの編集画面が表示されますので、表示させたいカードを追加したり、不要なカードを削除してください。
なお、チームごとにビューを生成することも可能で、チームごとに必要な項目だけを出し分けることもできます。
HubSpotに関するご相談はJBNへ
4月の製品アップデートでは、AI活用やワークフロー、キャンペーン機能など、担当者の負荷軽減や、施策のスピードアップにつながる機能の充実が印象的でした。来月も、HubSpotに関する新たな情報をご紹介します。
JBNはHubSpotのプラチナパートナー企業として、多くの企業様のHubSpot活用支援を行っています。
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