2024年7月|注目のHubSpot製品アップデート情報
目次
HubSpotでは、毎月各製品の機能追加やアップデートが行われています。
HubSpotから発表された【2024年7月】製品アップデート まとめや最新情報から、MarketingHub・ContentHubの機能を中心にいくつかピックアップしてご紹介いたします。
ファイルにユーザーを使用したアクセス制限が可能
【対象:すべてのHub】
これまで、ProfessionalやEnterpriseでは[チーム]を使用した特定のファイルやフォルダーへのアクセスの制限はサポートされていましたが、[ユーザー]を使用した特定のファイルやフォルダーへのアクセス制限がサポートされるようになりました。
ファイル設定に関する権限オプションも追加されたため、スーパー管理者はファイルのアクセス権を設定できます。
ワークフローの登録履歴でオブジェクトのパスが強調表示される
【対象:Enterprise Customer Platform/Professional Customer Platform/Marketing Hub Enterprise、Professional/Marketing+ Enterprise、Professional/Operations Hub Enterprise、Professional/Sales Hub Enterprise、Professional/Service Hub Enterprise、Professional】
このワークフローに登録された「登録履歴」が表示されるようになりました。(ワークフロー編集画面[表示]>[変更履歴]から使用できます)
トリガー登録からアクション完了まで、登録されたステップが強調表示されるようになりました。
アクション成功は緑色、エラーが発生した部分は赤色で強調表示されるため、成功とエラーが一目で把握できるようになります。
また、サイドパネルにも各ステップの詳細、実行された内容や理由が表示されます。
1年以上先のミーティングがスケジュール可能
【対象:すべてのHub】
[ミーティング]機能では、いままで最大11週間先のスケジュールまでしか予約ができませんでしたが、1年以上前からミーティングを予約できるように、ミーティングスケジュール設定ページの特定の空き状況範囲を設定できるようになりました。
HubSpotの既定プロパティーに検証ルールを設定可能
【対象:すべてのHub】
HubSpotの既定プロパティに検証ルールを設定することができるようになりました。
検証ルールは、CRMのデータの一貫性や精度を保つのに役立ちます。
例えば、[郵便番号]を最大5桁の数値にしたり、コンタクトの[名]を特定の文字上限を超えないようにすることが可能です。
以下の既定プロパティに、検証ルールが設定できます。
コンタクト
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会社
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取引
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チケット
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番地 |
番地 |
金額 |
チケット名
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プロパティーの作成・編集環境の更新(ベータ版)
【対象:すべてのHub】
プロパティーの作成や編集を行う環境が更新されます。機能そのものは以前のプロパティー作成と変わらず、見た目のみ更新されます。
こちらは9月6日に公開予定となっているようです。
データ上限の確認が可能(ベータ版)
【対象:全ての有料プランのスーパー管理者】
今回ベータ版で[データ管理]>[データモデル]に[上限]タブが追加されました。
HubSpotのオブジェクトやプロパティなどには、上限数が設けられていますが、スーパー管理者はオブジェクトやプロパティの使用状況を確認することが可能になります。
こちらの機能はまだ公開日が決まっていませんが、HubSpotの[製品の最新情報]からベータ版に参加することが可能ですので、お試しください。
HubSpotに関するご相談はJBNへ
7月の製品アップデートでは、データ管理の精度が向上し、より柔軟に活用できる点が印象的でした。来月も、HubSpotに関する新たな情報をご紹介します。
JBNはHubSpotのプラチナパートナー企業として、多くの企業様のHubSpot活用支援を行っています。
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