2025年2月|注目のHubSpot製品アップデート情報

2025年2月|注目のHubSpot製品アップデート情報

目次

HubSpotでは、毎月各製品の機能追加やアップデートが行われています。

HubSpotから発表された最新情報から、MarketingHub・ContentHubの機能を中心にいくつかピックアップしてご紹介いたします。

リストやワークフローで記念日フィルターが使用可能に(ベータ版)

【対象:全てのHubおよび全てのエディション】

リストやワークフロー設定で記念日フィルターが追加されました。誕生日や記念日などの繰り返し発生するイベントのフィルターを特定の年を指定せずに日付フィールドを使用して作成できるようになります。

これまでは記念日の日付でフィルタリングするためには計算プロパティを作成する必要がありましたが、この記念日フィルターを使うことで、例えばサブスクリプションの更新などの毎年決まった時期の案内が実施しやすくなりました。

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※リストでの記念日フィルターの使用例

CRMの一覧ページでプロパティの値を色分けが可能に

【対象:全てのHubおよび全てのエディション】

コンタクトや会社の一覧ページに表示されるプロパティのオプションに色を設定して、視覚的に把握しやすくできるようになりました。

ラジオボタンやドロップダウン選択、複数のチェックボックス形式のプロパティに色の設定が可能です。

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※コンタクト一覧画面での画面サンプル

ステージに入った日、滞在期間を記録するプロパティが追加(取引オブジェクト)

【対象:Content Hub Professional/Enterprise、Marketing Hub Professional/Enterprise、Operations Hub Professional/Enterprise、Sales Hub Professional/Enterprise、Service Hub Professional/Enterprise】

2つのデフォルトの取引プロパティが追加されました。各取引レコードに対して、以下のプロパティの値が自動的に更新されます。(カスタムオブジェクトではデフォルトのプロパティとしては存在していません。必要な場合はカスタムプロパティで作成が必要です)

  • Date entered “ステージ名”(現在のステージに入った日)
  • Cumulative time in “ステージ名”(現在のステージでの経過時間)

このプロパティを参照することで、停滞している取引やボトルネックの特定、またワークフローで経過時間に応じてフォローアップメールを送信するなどといった施策に役立てることができます。

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メンバーシップEメール送信前に[同意]項目が表示される

【対象:Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform、Content Hub Professional/Enterprise】

ウェブページやランディングページなどの「アクセス制御」機能で、特定のグループを指定してコンテンツを公開することが可能です。(非公開コンテンツと呼びます)

以前は非公開コンテンツを公開すると、設定したアクセスグループ内でまだ登録されていないコンタクトに対して自動的に登録メールが送信されていました。
今回のアップデートにより、アクセスグループに10名以上のメールが関連付けられている場合、メール送信前に「未登録コンタクトに、登録メールを送信することを許可するためのチェックボックス」が表示されるようになりました。

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なお、登録されていないコンタクトの確認方法は、メンバーシップのグループメンバーの画面から確認可能です。

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ワークフローの[関連付け]アクション機能が拡張

【対象:Professional Customer Platform/Enterprise Customer Platform、Content Hub Professional/Enterprise、Marketing Hub Professional/Enterprise、Marketing+ Hub Professional/Enterprise、Operations Hub Professional/Enterprise、Sales Hub Professional/Enterprise、Service Hub Professional/Enterprise】

ワークフローの「関連付けを作成」アクションでは、単行テキスト・複数行テキスト・電話番号プロパティが使用できていましたが、今回のアップデートにより[数値][1つのチェックボックス][ラジオボタン][ドロップダウン選択]プロパティを使用できるようになりました。

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[reCAPTCHA]スコアに基づいてボットフォーム送信を検出できる(ベータ版)

【対象:すべてのHub】

GoogleのreCAPTCHAスコアとは、ユーザーの画面操作に基づいて算出される数値です。
[0.0]〜[1.0]の範囲で表され、スコアが高いほど人間である可能性が高く、スコアが低いほどbotである可能性が高いことを示します。

今回のベータ版では、HubSpotのフォームでも使用できる[reCAPTCHA]機能が、GoogleのreCAPTCHAツールのスコアに基づいて検証されるようになりました。

  • 1.0:低リスクで、正当な送信である可能性が高い。
  • 0.0:高リスクで、不正な送信である可能性が高い。

reCAPTCHAスコアが0.0~0.1の範囲にある送信は、自動的にスパムとして分類され、スパムの種類は「Filtered by reCAPTCHA(reCAPTCHAによって除外)」となります。この検証はreCAPTCHAを含む全ての通常のHubSpotフォームに適用されます。

この機能を活用してボットの送信をスパムとして検出するには、フォームに「reCAPTCHA」モジュールを追加してください。

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ユーザーの画面操作に基づき、reCAPTCHAシステムから各フォーム送信にスコアが付与されます。
フォームのreCAPTCHAスコアが0.0または0.1の場合、その送信はスパムとしてフラグが付けられます。
フラグが付けられた送信はスパム送信ツールに送られ、すぐに削除するか、正当な送信としてスパムフラグを解除するかを選択できます。

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※HubSpotの最新情報から画像を引用

 

スパムのフラグが付けられた送信は、90日以内に対応しないと自動的に削除されます。

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※HubSpotの最新情報から画像を引用

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