子どものためのプログラミング教室を開催しました。

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子どもたちに向けた「プログラム体験」という声が聞こえてくるようになりました。
小学校での「プログラミング教育の必修化」に向けて文科省が検討していることと関わりがあるのでしょう。
株式会社アソビズムの未来工作ゼミが進めている『長野ブートストラップ少年団』(略してブースト団)という取り組みがあります。
ここでは、子どもが楽しめる教育用プログラミング環境「Scratch(スクラッチ)」を使って、子どもたちがプログラミングに初めて触れる場づくりに取り組んでいます。
前置きが長くなりましたが、JBNも11月11日に開催してみたのです。ブースト団を。面白そうだったので。
社員のお子さんに声をかけて、小学3年生から中学1年生まで、子どもたちが7名参加。
2時間ほどのプログラミング体験をしてみました。
こんな内容で1時間づつ。
〇Scratchの体験
〇ミニゲームのプログラミング(ゲームはブースト団事務局が提供)
やってみて驚いたこと その1
「子どもたちがScratchを受け入れる早さ」
ぼくが連れて行った小三の末っ子はキーボードもマウスも触るのが人生初だったのですが、そんなハードルはあっという間に乗り越えて。
とにかく夢中になって、Scratchをいじっていました。びっくりした。
やってみて驚いたこと その2
「プログラムという考え方をすぐ掴む」
Scratchは「プログラムの考え方」が可視化されているのが特徴だと思います。
小三の末っ子は配布された事例シートを見ながらあれこれいじっているうちに体感的に「プログラムの考え方」を掴んだようです。
ぼくはほぼ口をはさむことなく、ぐいぐいと進めていました。
やってみて驚いたこと その3
「いろいろやりたくなる」
Scratchというツールの理解、プログラミングという考え方を得ると放っておいてもいろいろやりたくなるようです。
ミニゲームを完成させた後は、思いついたことを試したいらしく(矢をとにかく増やしたり、制限時間をすごーく延ばしたり)、勝手にプログラムをのぞいては魔改造に励んでいました。
まとめ
漫画やゲームが好きな長男・末っ子がいつもの様子とちょっとちがう、新しい体験をしている感じがしました。
それはたぶん下記の流れから生まれていて。
「何かを思いつく」
「試す」
「結果をみる」
ああ、これは能動的に何かを生み出そうとしているからだなと思いました。親として見ていて楽しかったです。
それと、副産物ですが、自分の子どもが「親のオフィスに訪れる」という機会を生めたのもよかったです。
なかなか機会がないんですよね。(稲田)