課題
- 観光スポットやイベントの「説明」としてのコンテンツは揃っていたが、旅行の目的地として長野県を選んでもらうための力のあるコンテンツ群が必要
- コンテンツで興味を喚起するだけではなく、アクション(長野への観光・観光商品の選択)に結びつく流れをつくりたい
- Web上のユーザー動向を把握・検証し、それを次のコンテンツ作成につなげ、さらなる精度アップにつなげていくサイクルをつくりたい
施策
コンテンツは「継続できるチーム編成」と「エビデンスに基づいた計画的なテーマ設定」が命
- コンテンツ作成チーム(企画・ディレクション・取材ライティング、撮影、編集、エントリーの各担当)を編成。毎月定期ミーティング開催。
- 長野県に優位性のあるテーマをピックアップし、年間計画を立てる。さらにコンテンツの閲覧状況などを常に検証し、記事作成にフィードバック。
コンテンツは単独ではなく、関連付けることで効果が高まる
- テーマごとに「集客用コンテンツ」と「深堀りコンテンツ」を意識的に組み合わせた。それにより集客対策と旅行検討者への行動喚起につながっている。関連記事や関連施設データベースと連携させる仕組みが内包されている。
まとめ
- 公開後1年半で約180本の記事がテーマごとに公開され、旅行検討者が持つさまざまな興味関心に応えられる受け皿が完成した。
- 単に観光案内情報を掲載するという従来型の観光案内サイトを、数年計画で「マーケテキング機能を備えて実際に県内各観光地に送客できるWebサイト」とするための土台となるのがこの観光テーマコンテンツ郡です。この土台に、今後Web上のユーザー動向データと送客の仕組みを組み合わせ、長野県観光推進の中心的役割をになっていくことになります。