HubSpot Marketing Hub とは?特徴や機能について解説

2022.09.12

現代のビジネスでは、ユーザーの役に立つ情報を企業側から提供し、信頼関係を築くことで集客をする「インバウンドマーケティング」が注目されています。

今回は、インバウンドマーケティングを行うための統合型CRMプラットフォームとして、さまざまな企業が導入しているHubSpotの、マーケティング活動をサポートするツールである「Marketing Hub」の特徴や機能について解説します。

HubSpotとは?

HubSpotは、世界140カ国に143000社以上の顧客をもつ、アメリカのHubSpot社が提供するクラウドサービス型のマーケティングツールです。

「インバウンド」の思想に基づいたビジネス手法を推奨しています。

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インバウンド手法とは、ユーザーに価値のある情報を企業側から提供することで自社にユーザーを惹きつけ、信頼関係を築くことで顧客へと転換し、製品やサービスの購入後も顧客を支援し続けて満足度を高めることで、継続的な関係を築いていく手法です。
インバウンドマーケティングとは?基本概念から戦略の立て方、導入方法を解説

HubSpotは、インバウンド手法を用いたマーケティング活動を行うために必要なツールが全て揃ったソフトウェアです。見込み客の創出から、営業活動の促進、カスタマーサービスの効率化、高度なwebサイトの構築までを、基盤となるCRM機能と、5つのHub(Marketing Hub・Sales Hub・Service Hub・CMS Hub・Operations Hub) と呼ばれるツールから構成された統合型プラットフォームです。

MA(マーケティングオートメーション)とは?

MAとはマーケティング活動を自動化し、効率的に行えるようにするツールです。

見込み客の獲得から、商談化までの間の業務を自動化することができます。

MAを活用することで、ユーザーデータを一元管理することができ、データをもとに1人ひとりと最適なコミュニケーションをとることができるので、商談の可能性を逃さずアプローチすることができます。

Marketing Hubとは?

Marketing Hubはユーザーを惹きつけ、見込み客へと転換し、マーケティングの実績を分析してレポートを作成するために必要な機能が全てそろった、マーケティングオートメーションソフトウェアです。

マーケティング施策を行うために役立つ機能が備わっています。

Marketing Hubでできること

ユーザーを惹きつけるための主な機能

ブログ制作

ブログコンテンツの執筆や書式設定、編集が簡単に行えます。SEOの推奨事項が表示されるので、重要なキーワードの検索結果で上位を狙うことができます。

ブログ記事の編集-インターネットを使ったマーケティング活動のはじめかた-1

※ブログ編集機能

SEO

あらゆるコンテンツ機能にSEOが組み込まれているため、コンテンツの最適化手法を一つの画面で確認できます。コンテンツ戦略ツールを活用すると、関連性、競合状況、人気度をもとにおすすめのトピックが提示されるだけでなく、月別の検索データを確認して、特定のトピックで期待されるオーガニックトラフィックを見積もることができます。

また、SEOツールでは検索結果での順位や掲載結果をレポートで確認することもできます。

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※SEO推奨事項確認画面

広告のトラッキングと管理

ユーザーを細かくセグメントして、それぞれに合わせて広告を打つことができます。

CRM上のデータを利用して、ユーザーの意思決定までの感情や行動の変化に応じてターゲティングできるカスタムリストも作成可能です。

広告のトラッキングと管理

※広告管理画面

ソーシャルメディア管理

ブログ記事やランディングページなどのコンテンツをSNS上で簡単にシェアできます。時間投稿スケジュールを設定すると、フォロワーの目に留まりやすい時間帯に自動的に投稿することも可能です。また、投稿に関するデータを分析することもできます。

ソーシャルメディア-HubSpot-1

※ソーシャルメディア分析画面

動画

動画をwebサイトやブログに埋め込んだり、SNSに投稿する作業をワンクリックで行えます。また、動画にCTAフォームを挿入したり動画の効果を分析してROIを正確に測定できます。

動画

※動画の詳細編集画面

ウェブチャット

webサイトを訪れたユーザーとリアルタイムでやりとりをすることができます。

ユーザーとのやりとりはすべて共有の受信トレイに蓄積されるので、ユーザーとのやりとりや詳細情報をチームで共有できます。また、チャットボットで多数の問い合わせにも対応することができます。

チャットフロー

※ウェブチャット作成画面

ユーザーを見込み客に転換させるための主な機能

ランディングページ作成ツール

豊富なテンプレートの中から、ドラッグ&ドロップで操作できるページエディターを使用し、ページのコンテンツやフォームから、レイアウトやブランディングまで簡単にカスタマイズできます。

コンテンツ、CTA、フォームをユーザー1人ひとりに合わせてパーソナライズすることも可能です。

ページの編集-IT導入補助金2022

※ランディングページ作成画面

フォーム作成ツール

ドラッグ&ドロップ操作で問い合わせや見込み客の情報登録のために必要なフォームを簡単に作成できます。文字入力、ドロップダウンリスト、チェックボックスなど、多様なフィールドタイプの中から最適なものを選ぶことができます。

フォームへ入力されたデータはHubSpot CRMに自動的に収集されます。

フォーム

※フォーム作成画面

マーケティングオートメーション

リアルタイムのユーザーデータに基づくマーケティング施策を行えます。

作成したEメールにトリガー、条件、アクションを選択することで、対象ユーザーに合わせて適切なタイミングで送信できます。

それぞれのワークフローは可視化でき、目標を設定できるので、施策の進捗や成果を確認できます。

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マーケティング施策を自動で行うためのワークフロー作成画面

Eメールマーケティング

多種多様なテンプレートを用いてドラッグ&ドロップで簡単にEメールを作成できます。

送信先ごとに文面を変更できるだけでなく、ユーザー情報をもとに件名、内容、リンク、添付ファイル、CTAが自動でパーソナライズされます。

送信したEメールは、開封率やクリック率などを確認できます。

マーケティングEメール分析画面

※マーケティングEメール分析画面

ABMソフトウェア

ABM(アカウント ベースド マーケティング)戦略実践機能を使用することで優先順位の高い企業への営業活動をスムーズに実現できます。

ワークフローテンプレートを使用してABM戦略を簡単に査定できたり、コンテンツのパーソナライズやアカウント内の関係者とのやり取りの方法をカスタマイズできます。

また、重要な数値を一貫して追跡および測定できるので、戦略の調整に役立てることができます。

ABM

※ターゲットアカウント管理画面

リードのトラッキングと管理

ユーザーの情報をまとめられるツールです。

Eメールの開封や、コンテンツのダウンロード、webページへの訪問、SNSでのやりとりなど、さまざまなやりとりがタイムライン上に時系列で表示されます。ユーザー情報は一元化され、社内の部門を横断して確認できるので、適切なフォローアップが可能になります。

また、ユーザー情報の確認やEメールの送信、タスクの割り当て、詳細なコメントなどの作業を1箇所で行えます。

ユーザーにスコアをつけて、確度の高いユーザーを特定し、営業部門のフォローアップ優先度を検討することもできます。

リードのトラッキング

※コンタクト管理画面

効果的なマーケティング戦略を導くための主な機能

マーケティングアナリティクス

マーケティング活動の効果を測定でき、実施した施策がどのようなユーザーに影響を与えているのかがわかります。

自社のwebサイトへの流入が多いチャネルや匿名の訪問者から見込み客へのコンバージョン、見込み客から顧客へのコンバージョンの状況を確認できます。

さらに、webサイト、Eメール、ブログといったチャネル別に状態を確認できるだけでなく、自社のビジネスに特化した課題にも対応できるカスタムレポートを作成できます。

マーケティングアナリティクス

※カスタムレポートダッシュボード

カスタムオブジェクト

HubSpot既定のカテゴリーに分類できない情報でも、カスタムオブジェクトを使用することでHubSpot CRM上で簡単に整理できます。

カスタムオブジェクトのデータに基づいてワークフローを実行したり、分析レポートを作成することもできます。

 

Sales force連携

HubSpot MarketingとSales forceを統合して、見込み客に関する詳しい情報を営業部門と共有できます。2つのデータベースが双方向で同期されるため、自動的にデータが反映されます。

Marketing Hubの料金プラン

無料のマーケティングツールに加えて、月額5400円〜のstarterプラン、月額96000円〜のProfessionalプラン、月額432000円〜のenterpriseプランの3プランがあります。

機能の種類やコンタクト数に応じて適切なプランを選びましょう。

プラン 料金/月額 主な機能
無料版 無料
  • Eメールマーケティング
  • フォーム作成・オートメーション
  • ブログ作成
  • ランディングページ作成
  • 広告管理
  • ウェブチャット
  • コンタクト管理
Starter 5400〜
  • 無料版の全機能
  • マーケティングオートメーション
  • リターゲティング広告
  • ランディングページのレポート
  • 複数通貨対応
  • HubSpotロゴ削除
Professional 96000〜
  • Starterの全機能
  • オムニチャネル対応のマーケティングオートメーション
  • SEO
  • ブログ
  • ソーシャルメディア
  • カスタムレポート
Enterprise 432000〜
  • Professionalの全機能
  • ABM(アカウント ベースド マーケティング)
  • 適応型テスト
  • 予測リードスコアリング
  • ユーザーロール
  • マルチタッチ収益アトリビューション

 

Marketing Hubの導入をおすすめする企業

Webの情報発信を自社で管理したい企業

自社で情報発信をしたい企業は、HubSpot CRM機能を活用して情報発信を管理することができます。ブログやランディングページ、Eメールでの情報発信をスムーズに作成でき、閲覧状況や配信結果をデータとして蓄積し、一元管理することができます。

見込み客を獲得したい企業

ブログ作成機能や、ランディングページ作成機能で、見込み客を惹きつけるためのページ構成やデザインを簡単に作成することができます。

また、設置したフォームから取得されるユーザーデータはHubSpot CRMを使用して整理します。セグメント別リストを作成したり、マーケティングEメールの配信先を絞り込むことができ、優先的にアプローチするユーザーを判断できます。

ハウスリストからホットリードを判定したい企業

マーケティング活動から得たユーザーの情報をもとに、HubSpotのCRMツールでユーザーに関する全ての情報をまとめられます。Eメールの開封、コンテンツのダウンロード、ウェブページへの訪問、SNSでのやりとりなど、さまざまなタッチポイントでユーザーの行動を把握できるため、履歴情報に基づいて明確にホットリードを判定することができます。

HubSpotを導入するには?

日本に100社以上あるHubSpotの正規パートナー企業が、導入の支援や運用の支援を行っています。

パートナー企業に依頼することで、スムーズにHubSpotを導入することができます。

日本の高評価のHubSpotパートナー企業

HubSpotパートナー選びのポイント

サービス内容(支援対応の領域)

パートナー企業ごとに専門領域があるため、自社の課題に合わせて、どのような支援を求めているのか、必要に応じたパートナー選びを行います。

支援実績

パートナー企業の支援実績ページを確認することで、具体的にどのような支援を行い、どのような課題を解決したのかがわかります。自社の課題と照らし合わせてパートナー選びの参考にすることができます。

まとめ

今回はHubSpot Marketing Hubの特徴や機能について解説しました。

Marketing Hubを導入して効果的なマーケティング活動を行いましょう。

JBNは、HubSpotを用いたマーケティング支援やセールス支援、サイトの構築を支援しているHubSpotの正規パートナー(ゴールドティア)です。

HubSpotを用いたマーケティングサイトの構築、Merketing Hub導入支援など、幅広いサービスでお客様を支援しています。

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