カスタムイベントが「Professionalプラン」で利用可能に

カスタムイベントが「Professionalプラン」で利用可能に

目次

対象:Smart CRM Professional・Enterprise、Content Hub Professional・Enterprise、Marketing Hub Professional・Enterprise、Sales Hub Professional・Enterprise、Service Hub Professional・Enterprise、Data Hub Professional・Enterprise、Commerce Hub Professional・Enterprise 

カスタムイベントとは?

HubSpotのカスタムイベントとは、HubSpotが標準では自動取得しない「ビジネス上重要な行動」をイベント(=行動ログ)として定義・蓄積できる機能です。

通常のページビューやフォーム送信はHubSpotの標準機能としてデータを蓄積できますが、カスタムイベントは、標準機能では蓄積できない、次のようなものを行動データとして記録できます。

例:Webサイト上の「特定の行動」を細かく追いたいとき

ページビューでは「どのボタンを押したか」は分からないため、ボタン単位で行動を見たい場合にカスタムイベントを使います。

  • 資料ダウンロードのボタン/リンクがクリックされた

  • 「無料デモ」や「お問い合わせ」のボタンがクリックされた

  • 特定のPDFリンク・外部リンクがクリックされた

など、こうした「要素クリック」をトラッキングすることで、

  • どのボタンが一番クリックされているか

  • どのコンタクトがどのボタンをいつ押したか

をイベント単位で分析したり、コンタクトのタイムラインに表示したりできます。

ポイント:CTAとの違いは?

CTAは数が少ない重要ボタン向け、カスタムイベントは数が多い行動をまとめて計測したい場合に向いています。

ポイント:CTAの使い所は?

CTAは、成果に直結する「特に重要なボタン」だけに使う機能です。すべてのボタンをCTAにするのではなく、お問い合わせ・資料請求など、行動を強く促したいものに限定して使います。
多数あるボタンのクリック状況を把握したい場合は、CTAではなくカスタムイベントでまとめて計測するのが好ましいです。

例:特定ページやURL群の訪問を「イベント」として扱いたいとき

特定のページを訪問した際、「重要な行動」として扱いたい場合にイベント化します。

  • 料金ページを訪問した

  • 解約フォームの説明ページを見た

  • 特定製品カテゴリのLP群を訪問した 

など、こうしたURL訪問をカスタムイベントにすることで、

  • スコアリングやキャンペーン評価に使う

  • ワークフローのトリガー条件にする

といったことがしやすくなります。

ポイント

単なる閲覧分析であればページビューで十分ですが、「見たこと自体をシグナルにしたい場合」にイベント化するとよいです。

例:オフラインイベントや外部ツールの行動をHubSpotに持ち込みたいとき

HubSpot外で起きた行動も「イベント」として取り込めます。

  • 展示会・セミナーへの参加・来場記録(スプレッドシートでインポート)

  • 自社アプリ内の「ログイン」「プラン変更」「解約」などをAPIで送信

  • 外部サービス(決済、ウェビナーツールなど)からWebhookで送る

これにより、

  • Webとオフライン、外部SaaSを含めた一貫した行動履歴をHubSpot上で見られる

  • カスタムレポートやアトリビューションレポートにその行動を組み込める

カスタムイベントは、「いつ・何が起きたか」 を残せるのが最大の特徴です。また、カスタムイベントに蓄積されたデータは、ワークフローのトリガーやセグメントのフィルターとして使用することも可能なため、これらの行動をイベントとして記録することで、

  • 営業フォロー

  • スコアリング

  • ワークフロー

  • レポート分析

を、行動ベースで行えるようになります。

設定

[データ管理]>[イベント管理]にある「イベントを作成」ボタンから、カスタムイベントの作成が行えます。

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イベントデータの送信方法

用途に応じて複数の手段があります。

HubSpotのトラッキングコードを使用して、ウェブサイト・ウェブアプリからイベントデータを送信できる

  • ビジュアル機能

  • JavaScript

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APIまたはWebhookを使用してアプリからイベントデータを送信できる

  • イベントAPI

  • Webhook(Data Hub Professional/Enterpriseのみ)

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HubSpotの内部データを追跡できる

  • HubSpotオブジェクトのプロパティ変更トラッキング

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オフラインの行動をインポートできる

  • スプレッドシートをインポート(静的データ)

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※ビジュアル機能を使用した場合の設定画面

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「ボタンクリック」というイベントを作成し、そのボタンクリックイベントのトラッキングとして「Aページの資料DLボタン」「Bページのお問い合わせボタン」などの追跡したいクリックイベントを登録します。

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イベントが登録できると、その行動をした人(今回であれば”特定のボタンをクリックした”コンタクト)がログとして残ります。

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カスタムイベントで記録された情報は、レポートやセグメントリスト、スコア等で活用することができます。

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制限事項

  • Professional:月間1,000万イベント

  • Enterprise:月間3,000万イベント

  • イベント定義:最大500件

追跡可能なイベントや、イベントの定義には上限があります。「何でもかんでもイベント化」ではなく、ビジネス判断に必要な行動に絞る設計が重要です。

まとめ

今回のアップデートにより、HubSpotのProfessionalプランでも、「顧客が いつ・どんな行動をしたのか」を、イベントという形で正確に蓄積できるようになりました。

カスタムイベントは、

  • ページを「見たかどうか」ではなく

  • どのボタンを押したのか、どの行動まで進んだのか

といった、意思決定に近い行動を捉えるための仕組みです。そのため、

  • CTAでは数が多すぎて管理しきれない行動

  • ページビューだけでは重要度を判断できない閲覧

  • Web外(アプリ・展示会・外部ツール)で起きた行動

こうしたものを「意味のある行動」としてCRMに集約したい場合に、カスタムイベントが力を発揮します。

一方で、イベント数や定義数には上限があるため、「計測できるからすべて計測する」のではなく、営業・マーケティングの判断に使う行動に絞って設計することが重要です。

まずは

  • 「押されたら営業が動きたいボタン」

  • 「見たら温度感が上がるページ」

  • 「Web外だが、必ず記録しておきたい行動」

といった数個の行動からイベント化を始めることで、行動データを活かしたスコアリングや自動化、分析に活用してみてはいかがでしょうか。

[カスタムイベント]の詳しい操作方法については、HubSpotのナレッジ記事をご覧ください。

カスタムイベントの作成方法

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