プロパティの正規表現

プロパティの正規表現

目次

対象:すべてのProfessionalおよびEnterprise】

HubSpotのテキストプロパティにおいて、「正規表現(特定の形式以外は入力できないようにするルール)」機能が追加され、入力されるデータの形式を厳密に定義・検証できるようになりました。

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「正規表現」とは?

正規表現とは、文字の並びに対して、決まったルール(パターン)でマッチするかどうかを判定する仕組みのことです。

簡単にいうと、「この形式じゃないとダメ!」というチェックを機械にさせるためのルールです。

例えばこんなときに使います

  • 郵便番号が半角数値と半角ハイフンで「000-0000」の形式になっているか
  • IDが8桁の英数字で構成されているか
  • 電話番号が「000-0000-0000」の形式になっているか

こうした「形式チェック」を、人が目で見て確認するのではなく、自動で判定できるようにするのが正規表現です。

[正規表現]の一例

正規表現

郵便番号が「3桁-4桁」の形式

^[0-9]{3}-[0-9]{4}$

IDが「8桁」の英数字

^[A-Za-z0-9]{8}$

電話番号が「000-0000-0000」の形式

^[0-9]{3}-[0-9]{4}-[0-9]{4}$

「正規表現」の重要性

データ形式のバラつきを防ぎ、CRMのデータ品質を維持するための手段となります。
人による入力ミスや表記ゆれを自動的に防げるため、レポート・自動化・同期の不具合防止に効果的です。

設定方法

[設定]>[プロパティー]から、単行テキストまたは複数行のテキストプロパティを新規作成・編集します。

ルールの適用

[ルール]内に、検証オプション項目がありますので[カスタムルールを使用した検証]を選択します。カスタムルールの項目が表示されますので、正規表現・エラー時のメッセージを編集します。

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カスタムルールの正規表現

専用のフィールドに正規表現のパターンを入力します。

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無効な値のメッセージ

無効な値が入力された場合に表示される、カスタムのエラーメッセージを設定できます。これにより、ユーザーに「どのようなデータを入力すべきか」を具体的に指示できます。
必要に応じて、追加のヘルプメッセージも設定できます。

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テスト機能

入力した正規表現が意図通りに機能するかを、テスト機能で確認できます。

▽入力OKの場合

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▽入力エラーの場合

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[プロパティの正規表現]の詳しい設定方法については、HubSpotのナレッジ記事をご覧ください。

正規表現を使用してプロパティー値を検証する

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