セミナーレポート|自社サイトのリニューアルでHubSpotを導入すべき理由

セミナーレポート|自社サイトのリニューアルでHubSpotを導入すべき理由

目次

4/24(水)に自社サイトのリニューアルでHubSpotを導入すべき理由」というテーマでセミナーを開催しました。

現代の情報収集のあり方の変化や、顧客と企業とのデジタル上の接点の増加を背景に、これから必要になるWebサイトにおける対応や対策と、そのニーズに対応することができる「HubSpot」について紹介しました。

セミナーで紹介した内容

  • 自社サイトへの新たなニーズとは
  • 今HubSpotを導入すべき理由
  • HubSpotの具体的な機能

本レポートでは、これからの企業活動に必要な対応と、Webサイトを運用するにあたって「HubSpot」がで実現できることを中心にセミナーの内容をまとめました。

「HubSpotについてよく知らない」という方や、「Webサイトのリニューアルを検討している」という企業様はぜひお読みください。

このページの内容

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セミナーレポート

今やデジタルが企業と顧客の接点の大部分を占める時代に

現代では、顧客は商品やサービスの情報収集から購入に至るまで、Webサイトを通じてあらゆる行動を完結させることが一般的になりました。

デジタルでの顧客と企業の接点が増加し、リアルでの接点をより重要視せざるを得ない時代に変化しています。
そのため、Webを通じて顧客に関するさまざまな情報を獲得し、顧客を深く理解することが重要になりました。デジタルを活用した顧客関係の構築は、現代の企業活動において欠かせない要素となっているのです。

では、これからの時代に必要なデジタルを軸とした企業活動には、どのようなWebサイトが必要なのでしょうか?

これからはデジタルを軸とした企業活動が必須。そのために必要なWebサイトの対応・対策とは?

顧客へのニーズ最適化と情報発信⼒の強化

デジタルが顧客との最も身近な接点として重要になっている今、顧客が知りたい情報に素早くアクセスできるWebサイトが重要になっています。
また、採用情報や企業の社会的な取り組みなど、あらゆる企業活動をWeb上で発信する必要があります。なぜなら、たとえ優れた活動やサービスが提供されていても、検索して必要な情報にたどり着けない、あるいは情報が掲載されていない場合、顧客からは存在していない・活動していないものと同じと見なされてしまうからです。そのため、Webサイト上の情報発信力はより一層重要になっています。

Webサイトでの接点を通じて顧客データを収集する

顧客の行動や属性のデータをダイレクトに蓄積する

Webサイト上の行動から顧客が直面している課題を把握することができれば、より質の高い顧客サービスを提供することができます。そのためWebサイトを行動データや属性データを収集できる環境に変化させることが重要になっています。

さらに、昨今のプライバシー保護の高まりに応じて、個人データの収集や活用方法も変化しています。「Cookie情報」はユーザーの行動を記録するために利用されます。本来さまざまな方法で取得できましたが、当事者である企業が直接収集したデータのみ利用できるように制限されるようになっています。つまり、Webサイト上の行動履歴を確実に追跡するためには、顧客と直接接点を持てるWebサイトが必要になります。

企業がすでに保有している顧客情報の収集・整理

 Webサイトから新規の顧客情報を収集するだけではなく、これまでリアルな営業活動や、展示会などの企業活動で収集してきた顧客データも併せて蓄積し、可視化して活用することも重要です。新規顧客獲得は多くのリソースとコストがかかります。まずは社内にあるデータを集め、活用できるようにします。

データ利活⽤のためのデータ統合とセキュリティ対応

データを収集しても、社内に散在している状況では有効に活用できません。
データを組織横断的に統合することで分析ができるようになり、マーケティング、営業、顧客支援に活用できるようになります。さらに、昨今ではコーポレートサイト、ECサイト、製品サイトなど、複数のWebサイトを運営する場合がありますが、データ統合し一貫したデータ活用を行うには、Webサイトを一つのプラットフォーム上で管理することも重要です。
以上のように、顧客データを蓄積し、扱う以上Webサイトにおける万全なセキュリティ管理も必要になります。

Webサイトに必要な対応・対策のポイント

上記で述べたこれからのWebサイトに必要な対応・対策のポイントをまとめます。

  • Webサイト上の接点であらゆる顧客データを取得する
  • 取得した顧客データをもとに、顧客理解を全社で深める
  • データを統合しセキュアに管理、営業活動や顧客⽀援に活⽤する

これらに対応することができるプラットフォームとして紹介したいのが「HubSpot」です。

顧客情報を有効活用してWeb活用を行えるプラットフォーム「HubSpot」

HubSpotはマーケティング、営業、カスタマーサポートなど、Webを活用した企業活動に必要な機能がひとまとめになったプラットフォームです。

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すべてのサービスの根底に顧客情報管理システム「CRM」があり、取得した顧客データを最大限活用し、商品やサービスの購入からカスタマーサポートまで、顧客にとって気持ちの良いサービスを一貫して提供でみるような体制を築いています。

HubSpotを導入することで、顧客情報を有効に活用し、情報発信を安全に行えるWebサイトを構築することが可能になります。次にその理由を6つ紹介します。

HubSpotがWebサイトの新たなニーズに貢献できる6つの理由

HubSpotで主に以下のようなことが実現できます。

  1. 顧客情報の蓄積で深い顧客理解を行える
  2. Webサイトや顧客の状況把握が行える
  3. 顧客に適切なコンテンツを届けることができる
  4. スムーズな社内連携が実現する
  5. Webサイト更新の迅速な対応が行える
  6. セキュアなWebサイト環境を構築できる

1.顧客情報の蓄積で深い顧客理解を行える

HubSpotはあらゆる顧客情報を個人単位で把握できます

HubSpotでは、顧客とWebサイト上で生じたあらゆる接点をHubSpot CRMに記録します。フォームの送信をきっかけに個人の属性データを記録し、それ以降のWeb上の行動データもCRMに蓄積されるようになります。

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名前、会社、Eメールアドレスなど顧客個人に紐づくあらゆる情報を管理できるだけでなく、Eメールのやりとり、メールの開封、フォーム送信とその内容、ウェビナーへの参加履歴、流⼊元(広告、SNS等)、 ボタンのクリック、資料のダウンロード、Webページを閲覧履歴など、より詳細なWeb上の行動履歴も一つの管理画面内から把握できます。

 

2.Webサイトや顧客の状況把握が行える

HubSpotは行動データと顧客情報を掛け合わせて分析できます

Googleアナリティクスでは、ユーザーがどのページが多く見ていて、直帰率が高いページはどれかなど、ユーザーの出入りを確認することはできますが、個人単位の動向までは確認できません。
一方HubSpotでは、Webサイトのアクセス解析はもちろん、⾏動データと顧客情報を掛け合わせて分析できるので、よりビジネスに活用しやすいデータを出力できます。

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「どの企業の誰がどのページを見たか」「誰がどの資料をダウンロードしたか」といった動向を個人または会社単位で把握することができます。

3.顧客に適切なコンテンツを届けることができる

HubSpotは顧客の属性やニーズに最適化した情報を出し分けることできます

HubSpotは部署単位、売上高、業種など、顧客の属性や行動データをもとにリスト化して、対象とする顧客のニーズに最適なメールを配信したり、コンテンツを出し分けることができます。
例えば、「サイトに5回訪れた顧客に資料ダウンロード用のポップアップバナーを表示させる」「メルマガ登録済のユーザーだけにお得なクーポンバナーを出す」といった対応が可能になります。

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4.スムーズな社内連携が実現する

HubSpotは顧客とのやり取りを社内で⼀元管理し、より迅速な顧客対応を可能にします

HubSpotでは案件情報を一覧化してビジネスの進捗状況をリアルタイムで社内共有することができます。
例えば⾒込の⾼い案件に注⼒できると同時に、進捗が鈍い案件も確認できます。

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また、商談中の社内タスクを管理し、進捗状況や完了状況を確認できます。タスクを社内の担当者に割り当てることもできるので、各担当者の役割と責任が明確になります。

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5.Webサイト更新を迅速に行える

HubSpotはコンテンツの作成や編集を直感的な操作のみで効率的に⾏えます

Webサイトページ‧ランディングページ‧ブログの作成をエンジニアや外部の⽀援パートナーなど、専⾨知識がある⼈に依頼する必要はありません。誰でも簡単にコンテンツを作成、編集することができます。
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上の画像のように、公開される実際の表⽰に近い編集画⾯から⾒たままテキストを⼊⼒したり、画像やボタン、表などの要素を好きな位置に配置するドラッグ&ドロップの操作で簡単に挿⼊することができます。
また、テンプレートを用いて作成者に関わらず統一感のあるページを作成できたり、製品情報などの形式が決まったページを大量に作成する場合も一括で自動生成できるデータベース機能も備わっています。

6.セキュアなWebサイト環境を構築できる

Webサイトを世界水準のセキュリティ環境で運用。環境維持のコストや⼿間も削減できます

HubSpotは世界水準のセキュリティ環境で構築・運用されています。また、クラウド上のサービスなので、これまで企業側で行っていたサーバーの保守やリスクの対応を、すべてHubSpot側で行うため、企業側のコストやリスクも削減できます。

以下の機能で常時安全な環境を提供します。

  • 常に最新の開発が適⽤され、毎⽇継続的なアップデートが適⽤
  • システム全体を常時監視、外部からの不正アクセスも検知し即時対応
  • WAF(アプリケーションファイアウォール)による監視とブロック
  • サイトデータも常時バックアップ。万が⼀の事故からも迅速な復旧が可能

まとめ

これからの企業活動はデジタルに重点を置いて組み立てることが重要になるでしょう。HubSpotを導入することで以下のことが実現します。

  • 顧客情報を活⽤したマーケティング‧営業活動ができる

  • 安全な顧客データ収集‧分析の基盤を構築できる

  • 編集しやすいCMSでWebサイトの情報発信⼒を強化できる

HubSpotの導入は、企業のデジタル戦略を強化し、顧客との関係構築において重要な役割を果たすツールになるのではないでしょうか。 

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