HubSpot×LINEを活用したマーケティング活動の活用事例と効果

HubSpot×LINEを活用したマーケティング活動の活用事例と効果

目次

スマートフォンの普及に伴い、多くの人々が日常的に利用するメッセージアプリ「LINE」を活用したマーケティング活動の需要が高まっています。
さらに、世界的なCRMプラットフォーム「HubSpot」のマーケティングプラットフォームを活用することで、企業はユーザーとのコミュニケーションやキャンペーンを効果的に展開できます。

本記事では、JBNがご支援したHubSpotとLINEを連携させたマーケティング活動の事例を紹介し、その効果について解説します。

 

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HubSpotとLINEの連携

HubSpotとLINEの連携で、それぞれのツールが持つ機能や特徴を組み合わせることで、ユーザーとのコミュニケーションの強化とパーソナライズされたマーケティングが実現できます。
HubSpotはユーザーデータの一元管理や、セグメント、自動化などを行える機能を提供しています。一方、LINEは国内の約80%の人々が利用しているメッセージングアプリです。メッセージの平均開封率は約60%におよび、メールに比べて友達登録のハードルも低いこともあり、気軽にユーザーとのコミュニケーションを行えるツールとして普及しています。
この2つのツールを連携させることで、具体的に以下のようなことが可能になります。

HubSpotとLINEの連携により可能になること

コミュニケーションの一元管理が可能

HubSpotは顧客管理システム(CRM)として機能し、ユーザーデータを収集し、蓄積することができます。LINEとの連携により、LINE上でのコミュニケーションはもちろんのこと、メールやWebフォームなどからもユーザーとのコミュニケーションを一元管理できます。
さまざまなチャネルを通じて行われたコミュニケーションをHubSpot上で統合的に把握できるため、より一貫性のある対応を提供できます。

ユーザー一人ひとりに適切な情報をリアルタイムで配信することができる

LINEは個別のユーザーとのコミュニケーションを実現できます。よって、企業は顧客に対してパーソナライズされたメッセージを送信することができます。
HubSpotとの連携により、企業はユーザーの属性や行動データを活用して、よりターゲットに合わせたメッセージを配信することができます。これにより、ユーザーは自分に関連性の高い情報を受け取ることができます。

効果測定を行える

LINEを通じて送信したメッセージやキャンペーンの効果を測定することができます。
メッセージの開封率やクリック率などを収集し、ユーザーのニーズや関心を分析することができます。
これにより施策の改善点を把握し、新たなマーケティング戦略に反映させることができます。

HubSpotとLINEの連携に関する詳しい機能やメリットに関するブログ記事はこちら

HubSpotとLINEの連携の活用事例

JBNがマーケティング支援をした中から、HubSpotとLINEを連携させたマーケティング活動についての活用事例をご紹介します。
※両事例とも「LITTLE HELP CONNECT」というツールを介してHubSpotとLINEを連携させています。

【事例1】観光サイトA:ユーザーへのリアルタイムな情報配信と効果測定で旅行後のユーザーともつながりを持ち続け、再来訪を促すリピート施策

観光地Aは、新たに建築されたホテルの宿泊者を中心に、街の活性化を目的として観光客の獲得を行っていました。そこで、HubSpotとLINEを連携させた情報提供で、宿泊客の旅の満足度を高めるとともに、旅行後も継続的につながりを持つことで再来訪を促すマーケティング施策を立案しました。

施策内容

- LINE上でユーザーデータを取得し、HubSpotCRMに蓄積

ホテルチェックイン時に観光パスポートを配布し、印字されているQRコードから公式LINEに友だち登録してもらいました。LINE上で簡単なアンケートを入力してもらうことで、ユーザーのデモグラフィックデータを取得し、CRMにデータを蓄積できるようにしました。

- 観光地の各所にビーコンを設置し、訪れたユーザーにお役立ち情報をリアルタイムで自動配信

街の観光施設20箇所にビーコンを設置し、施設を訪れたユーザーにその施設に関する役立つ情報をリアルタイムでLINE上に配信できるようにしました。
これにより、ユーザーの旅の満足度を高めるだけでなく、行動データを取得することができました。

- 旅行を終えた後も定期的に情報提供を行い接点を持ち続ける

ユーザーが旅行を終えたあとには、旅の満足度を測るためのアンケートを配信することで、施策の改善にも役立てられるようにしました。また、旅行後も滞在中に取得したデータを元に、興味を引く情報を定期的に配信することで、ユーザーとの接点を持ち続けられるようにしました。

成果

- ユーザーデータを活用したリピート施策の立案に繋がった

旅行中のユーザーのデータ、旅行後のユーザーのデータ、およびアンケート実施によるデータを取得できたことで、今後のマーケティング対象者を明確に定義する手助けとなり、再来訪をうながすためのさらなるマーケティング施策の立案のために役立てることができました。

【事例2】JA中野市:セグメント配信でユーザごとに適切な情報配信を行い、JAと組合員のより良い関係づくりを実現

JA中野市は組合員へ向けて農業や食、JAの活動に関する情報を発信する広報誌を月1回発行していました。組合員の減少や高齢化が進むなかで、より多くの人に関心をもってもらうため、広報誌だけでなく組合員限定のWebサイトを通じて情報提供を行っていくこととしました。
そこでHubSpotプラットフォーム上で構築したWebサイトとLINEを連携した情報提供を行い、ユーザーごとにパーソナライズされた情報をリアルタイム配信することで、組合員やその家族とのより良い関係構築と、組合員増加へとつなげるための施策を行いました。

施策内容

- LINE上でユーザーデータを取得、ユーザーをカテゴリにわけセグメント

JA中野市の公式LINEを友だち登録したユーザーにLINE上でアンケートを実施し、回答をHubSpot CRMに蓄積することで、ユーザーの属性を記録しました。また、設定した複数のペルソナ像をもとにユーザーをセグメントしました。

- LINEのリッチメニュー、Webサイトのトップページをユーザーごとにカスタマイズ

セグメントしたユーザーに応じて、LINEのリッチメニューや、LINEを経由してアクセスしたWebサイトのトップページのデザイン、表示コンテンツを出し分けました。
ユーザー一人一人に合わせて適切な情報を自動的に表示させることで、ユーザーの利便性を高め、興味関心のある情報にすぐに辿り着けるようにしました。

成果

- JA中野市と組合員とのつながりが増え、コミュニケーションの密度が向上

LINEによるリアルタイムな情報配信やセグメント配信により、常にJAと組合員がつながっている状態を作ることができました。継続的な情報配信により、さらに組合員やその家族との関係構築や、組合員増加に貢献していきます。

JA中野市のより詳しい紹介記事はこちら

まとめ

HubSpotとLINEの連携は、企業にとってより効果的なマーケティング活動を実現するための重要なツールです。両者の連携によるさまざまな利点を生かしてマーケティング活動を行ってみてはいかがでしょうか。

 

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JBNでは、HubSpotとLINEを連携させたマーケティング活動支援に実績と自信があります。リアルタイムのコミュニケーションを通じてユーザーとの結びつきを深め、効果的なマーケティング活動を行いたい方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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