CRMと連動するwebサイトでOnetoOneマーケティングを実施しよう

目次
顧客情報とネット上の行動を紐づける
これまで、企業のwebサイトにどういった人が訪れているかについて分析する際にアクセス解析ツールが使われてきました。しかし、GoogleAnalyticsに代表されるアクセス解析ツールの多くは、サイトへの訪問者数や、ページごとの閲覧数、滞在時間といった情報の取得は行うことができましたが、誰がどんなタイミングで、どのような行動を行ったかという情報を取得することはできませんでした。
CRM(顧客関係管理ツール)と行動履歴
これらの問題を解決したのがCRMと連携するwebサイトです。cookieという技術を活用し、顧客の名前や肩書きといった個人情報とインターネット上の行動と紐付け記録します。
結果、展示会で良い感触を得た技術担当者はサイトに訪れた際にどんなコンテンツを閲覧しているのか?セミナー開催の告知メールを何度開封しているか?という行動履歴を取得できます。これらの情報を営業セクションと共有し、効率的なセールス活動につなげるなど様々な事業活動に活かすことができます。
行動履歴に基づく、One to Oneマーケティング施策
また、インターネット上の行動履歴を参考に、見込み客の検討度合いや興味関心に応じきめ細やかな施策展開が可能になりました。例えば、特定の製品ページを何度も閲覧している人にweb面談の申込を促したり、役職でセグメントして経営層に興味のあるコンテンツをメールで配信したりすることができます。顧客一人ひとりの興味関心に応じた、マーケティング活動です。
One to Oneマーケティング施策事例
メールマーケティング
セグメントされた見込み客リストに定期的にメール接触を行い、開封状況によって検討段階を把握します。また、開封状況に応じて検討段階を進めるメールをさらに送ることができます。
資料ダウンロード
資料をダウンロードしたかどうかは、見込み客の検討度合いを図る非常に有効な判断基準です。お役立ち資料、技術資料、会社案内など、見込み客の段階を想定した資料を用意することで、成約に近い見込み客を見つけます。
オンラインセミナー・web面談
検討度合いの高まった、見込み客に向けてオンラインセミナーやweb面談の機会を用意し、申し込みを促し、本格的な商談につなげます。
CRMと連携するOne to OneマーケティングはHubSpotで
CRMと連携するWebサイトの構築には、顧客関係管理ツールと連携しマーケティング施策が展開できるHubSpotと呼ばれるソフトウェアが必要です。もしご興味のあるかたはお気軽にお問い合わせください。