バイヤーインテント(購入者の興味関心)に「企業ニュースシグナル」が3つ追加
目次
【対象:すべてのHub】
「バイヤーインテント(購入者の興味関心)」とは?
「バイヤーインテント(購入者の興味関心)」は、HubSpotが自社サイトを訪れた企業のうち、購入意欲が高そうな会社を見つけるための機能です。HubSpotトラッキングコードで収集した訪問データをもとに、どの会社が自社サイトに関心を示しているかを把握できます。

「バイヤーインテント(購入者の興味関心)」ページは、[マーケティング]メニューから確認できます。
「バイヤーインテント(購入者の興味関心)」できること
- 興味関心の強い会社を特定する:たとえば価格ページや製品ページなど、重要なページを見た会社を抽出できます。
- 条件を定義して絞り込む:ページパス、訪問回数、ユニーク訪問者数、期間、国などで「興味関心あり」の条件を作れます。
- 注力すべき会社を見分ける:表示された会社を、期間・流入元・対象市場などで絞り込んで、優先度の高い企業に集中できます。
- CRMやセグメント、ワークフローにつなげる:興味関心を示した会社をCRMに追加したり、セグメントやワークフローに送ることができます。
前提条件
少なくともHubSpotトラッキングコードがサイトに入っていることが必要です。加えて、ターゲット市場や興味関心条件を設定して使う設計になっています。
まとめ
「バイヤーインテント(購入者の興味関心)」機能の仕組みを一言でいうと、「どの企業が自社サイトに強い関心を示しているかを見つけて、営業・マーケティングの次アクションにつなげる機能」です。
今回追加された機能
今回「バイヤーインテント(購入者の興味関心)」で使える会社ニュース系のシグナルが3つ追加されました。
- イベント参加(Event Attendance):その会社がイベント参加に関する動きを見せたシグナル
- 製品・サービスの開発開始(Product Development):その会社の製品開発に関するニュースや動きを示すシグナル
- 新規顧客との契約(Client Signing):その会社の顧客契約・クライアント獲得に関するシグナル
従来の「サイト訪問ベースの興味関心」だけでなく、会社の外部ニュースの変化も興味関心シグナルとして見られるようになったアップデートです。これにより、今動いていそうな会社や、営業アプローチのきっかけがある会社を見つけやすくなります。
「バイヤーインテント(購入者の興味関心)」は、HubSpotトラッキングコードで取得した訪問データを会社にひもづけて、関心の高い会社を見つける機能です。
今回の更新はそこに対して、“会社ニュース由来の追加シグナル” が増えたのがポイントです。
-
ウェブ訪問の状況
-
会社ニュース上の動き
の両方から、優先的に追うべき会社を判断しやすくなった、と捉えると分かりやすいと思います。
今回追加された「3つのシグナル」仕組みと確認方法
今回追加された3つのシグナルは、ユーザーが手動で設定・入力するものではなく、HubSpotがトラッキング対象の会社を監視して自動検知するタイプのシグナルになります。
つまり「自社との接点データ」ではなく、「その会社が市場で今動いていることを示す外部シグナル」です。
仕組み
- HubSpotがトラッキング対象会社を監視し
- 公開情報・サードパーティーデータ・インターネット上の情報をもとに
- 会社ニュースに該当する変化をシグナルとして自動検知します。
確認方法
取得したシグナルは、購入者の興味関心の「シグナル」タブで確認できます。

- [購入者の興味関心]に移動
- 「シグナル」タブを開く
- 必要に応じてフィルターで期間やシグナルタイプを絞り込む
- 対象の会社名をクリック
- 右側パネルで、各シグナルを展開して詳細を見る

この画面では、会社ごとに検知されたシグナルを見られて、詳細パネルではAI生成の会社概要や、シグナルの詳細、関連コンタクトなども確認できます。

※追跡する会社を追加する場合、クレジットが消費されます。
3つのシグナルの活用方法
「今その会社に変化が起きている」ことをきっかけに優先度を上げるためのシグナルとして使うのが基本的な活用方法です。
HubSpotではシグナルを確認したあと、セグメントやワークフローにつなげることができます。
イベント参加(Event Attendance)
その会社がイベント参加に関する動きを見せたシグナル。
活用方法
情報収集や比較検討を始めていそうな会社の発見。
活用例
-
イベント参加をきっかけに、関連テーマの資料や事例を案内する。
-
すぐ商談化を狙うより、まずは「今どんなテーマに関心があるか」を確認する。
-
自社サイト訪問や他のシグナルと重なっていたら優先度を上げる。
製品・サービスの開発開始(Product Development)
その会社の製品開発に関するニュースや動きを示すシグナル。
活用方法
新機能開発、製品改善、技術投資などで動いている会社の発見。
活用例
-
開発スピード、連携、運用効率、顧客データ活用の話につなげる。
-
「新しい取り組みを進めている会社向け」の提案対象として優先する。
-
営業だけでなく、プロダクトマーケティング向けのABM対象にも使う。
新規顧客との契約(Client Signing)
その会社の顧客契約・クライアント獲得に関するシグナル。
活用方法
顧客獲得や事業拡大で勢いがある会社の発見。
活用例
-
新規顧客獲得後に必要になりやすい、営業拡張・CS・オンボーディング整備の提案につなげる。
-
「今伸びている会社」を優先リストに入れる。
-
契約増加に伴う業務負荷や管理体制の見直し提案に使う。
おすすめの使い方
単体で確定判断しないのがコツです。
これらのシグナルは、公開情報・サードパーティーデータ・インターネット上のデータをもとにHubSpotが検知するため、“興味深い兆候” として使い、他の情報と合わせて判断するのが適切です。
使い分けの簡単な目安
-
Attends Event = 情報収集の兆候
-
Product Development = 投資・変革の兆候
-
Client Signing = 成長・拡大の兆候
おすすめの活用フロー
(1)[購入者の興味関心]のシグナルを確認

(2)会社を開いて、シグナル詳細と関連コンタクトを見る

(3)自社サイトへの訪問が他シグナルと重なっていれば優先度を上げる
「自社サイトへの訪問が他のシグナルと重なっている」とは、同じ会社に対して “1つだけでなく複数の関心の証拠が同時に出ている状態” のことです。
たとえば次のような組み合わせです。
-
自社サイト訪問 + イベント参加(Event Attendance): 外部イベントにも出ていて、さらに自社サイトも見ている。
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自社サイト訪問 + 製品・サービスの開発開始(Product Development):製品開発の動きがあり、さらに自社の製品ページや価格ページも見ている。
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自社サイト訪問 + 新規顧客との契約(Client Signing):顧客獲得で成長していて、さらに自社サイトに来ている。
-
他シグナル同士の重なり:(例)Attends Event と Product Development が同じ会社に出ている
-
サイト訪問の中でも強い行動との重なり:(例)価格ページ閲覧、複数回訪問、複数の訪問者、直近訪問など
<なぜ優先度を上げるのか?>
理由はシンプルで、1つのシグナルだけだと偶然やノイズの可能性があるが、複数あると「今まさに動いている会社」である確度が上がるからです。
例えば
- 新規顧客との契約(Client Signing)だけ:成長していそうだが、自社にはまだ関心がないかもしれない。
- 自社サイト訪問だけ:たまたま見ただけかもしれない。
- 自社サイト訪問 + 新規顧客との契約(Client Signing):「会社が成長していて、しかも自社に関心を示している」ので、アプローチ優先度が高い。
つまり、
- 外部シグナル = 市場で動いている証拠
- 自社サイト訪問 = 自社への関心の証拠
この2つが重なると、営業上の優先度を上げやすい、という考え方です。
(4)絞り込んだ結果をセグメントやワークフローに送る
HubSpotでは、シグナルで絞り込んだ会社をセグメントやワークフローに送れます。おすすめは、「見るだけ」で終わらせず、次のアクションに変えることです。もし迷う場合は、まずこの3段階が実用的です。
|
A. 低優先度
→ セグメントに入れて様子を見る |
B. 中優先度
→ 営業通知 or タスク作成 |
|
C. 高優先度
→ 即営業アプローチ対象 |
まとめ
「購入者の興味関心」は、自社サイトへの訪問や外部の興味関心シグナルをもとに、今動いていそうな会社を見つける機能です。
今回追加された3つのシグナル(イベント参加(Event Attendance) / 製品・サービスの開発開始(Product Development) / 新規顧客との契約(Client Signing)) は、会社の外部活動を示すシグナルで、自社サイト訪問と重なるほど優先度が高い会社として判断しやすくなります。
見つけた会社は、セグメント化やワークフロー連携で、営業の優先リスト化・通知・タスク作成に活用できますので、3つのシグナルを自社にあわせてご活用ください。
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