セミナーレポート|マーケティング活動に適したCMSを選ぼう!HubSpot CMS Hub
目次
「そのストレス、CMSのせいかも?HubSpotのCMSでマーケティングしやすい環境を作ろう」と題したJBN主催のオンラインセミナーを2023年11月21日に開催しました。
このセミナーでは、マーケティングに強みを持つHubSpot社のCMSツール「CMS Hub」をテーマに、企業のマーケティング担当者が抱えるストレスに焦点を当て、スムーズなマーケティング活動のためのヒントを提供しました。
セミナー内では実際にHubSpotのCMSを用いてページ作成などのデモンストレーションを行い、HubSpotのCMSの具体的な機能を紹介し、マーケティング活動にどのように役立つかを参加者の皆様に解説しました。
このページの内容
セミナーのPDF資料もご覧いただけます
本記事では、セミナーの内容の一部をレポート形式にまとめました。セミナーで実際に使用した資料もPDFにてご覧いただけます。
施策がうまくいかない原因は、CMSがマーケティングに適していないからかも?
インターネットの普及とともに、Webサイトを活用してマーケティング活動を行う企業が一般的になってきました。
そんな中、日々マーケティング施策を行っている担当者からWebサイト上での情報発信に関して、以下のようなストレスを抱えているというお話を度々お聞きします。
Web担当者のよくある悩み
- HTMLやCSSといった専門知識がないため、思う通りのレイアウトができず、知識を持った人に頼らざるを得ない
- ユーザーから資料請求やお問い合わせをもらうためのフォームやアンケートを、マーケター自身で作成する環境が整っていない
- 制作したコンテンツを用いてマーケティング施策を行っても、リードや見込み度合いの高い顧客にどのように影響しているのかがレポーティングできていない
このようなストレスの原因のひとつとして、自社のWebサイトがマーケティング運用を想定したつくりになっていないことが考えられます。
そのストレスを解決する手段として、JBNが推奨するのがマーケターに優しいノーコードツールである「HubSpotのCMS(CMS Hub)」です。
HubSpotのCMSはマーケティングツールとしての活用を前提に作られている
通常のCMSは主にコンテンツ管理を目的としていますが、HubSpotのCMSはマーケティングツールとしての活用を前提に設計されています。
このCMSは、HubSpotのCRM(顧客関係管理)を活用して顧客との関係構築をサポートするツールとして位置づけられています。
CRMを活用しながらコンテンツを管理することで、顧客とのより深い関係を築くための手段として役立てることができるのです。
HubSpotのCMSの活用方法を知ろう!
それでは、実際にセミナー内で紹介したCMSの操作・活用方法の一部を紹介します。
専門知識いらずでページを作成できる
HubSpot CMSはページの作成や修正、要素の追加といったレイアウト操作を専門知識なしで、手軽に行えます。
HubSpotのウェブサイトページ・ブログ・ランディングページ・フォームの編集画面には、「モジュール」と呼ばれるテキスト・画像・ボタンなどを配置できるパーツがあります。ブラウザに表示された状態に近い管理画面で、見た目を確認しながら、モジュール内の要素をドラッグ&ドロップの操作でページを作成できます。
SEO視点で最適化されたページや記事を作成できる
検索エンジンから「このコンテンツは、ユーザーの検索ニーズに応えるページである」と認識されるためには、SEO対策が重要です。
HubSpotのウェブサイトページ、ブログ、ランディングページでは、SEOの重要事項を確認しながらコンテンツを作成できたり、作成したページに対して、SEOの観点から適切なアドバイスがチェック項目式で表示され、改善に役立てることができます。
用途に合わせてカスタマイズできるフォーム機能
顧客からの問い合わせやフィードバックを受けるためのフォームを、簡単に作成することができます。
セミナー申し込み、お問い合わせ、資料請求フォームなど、フォームによって入力してほしい情報は異なります。HubSpotは用途毎にWebページ同様ドラッグ&ドロップで誰でも簡単に作成できます。
自由回答フィールド、ドロップダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックスなど、10種類ほどのフィールドタイプの中から選択できるとともに、入力された値に基づいて特定の入力項目を表示させるなど、用途に合わせたカスタマイズもできます。
マーケティングの成果を把握できる
ウェブサイトページの閲覧数や直帰率、Eメールの開封率やクリック率など、コンテンツの公開後は、作成したコンテンツがどれくらい効果的に機能しているかを評価する「パフォーマンス」が表示されます。
パフォーマンスを分析することで、成果を上げているコンテンツやユーザーが抱えている課題を特定したり、施策の改善に繋げることができます。
データをカスタマイズしてより詳細な分析が可能
「レポート」機能を用いることで、ページ毎の分析だけでなく、ウェブサイト全体の数値やHubSpot上のさまざまな数値を関連付けたデータなど、用途に合わせたレポートを簡単に作成できます。
セキュリティ面の不安を払拭
Webサイトの安心な運営を実現するために、HubSpotはセキュリティ強化の機能を標準で提供しています。
また、グローバルなコンテンツ配信ネットワークでホスティングされているため、セキュリティの心配をすることなく、安全で信頼性の高いマーケティング活動が可能です。
まとめ:最適なCMSの選定が事業推進のカギ
マーケターが、日々の業務をスムーズに、そして効果的にマーケティング施策を行うためには、マーケティング活動を前提としたCMSの選定が重要であることは間違いありません。
CMS選定での注意点
- ノーコードで手軽にコンテンツ作成ができる
- マーケティングの成果を把握し、分析できる機能がある
- 安全が確保された環境下でマーケティング活動を行える
- フォームやアンケートなど、ユーザーからフィードバックを得るためのページを手軽に作成できる
以上のポイントが企業の事業推進に欠かせないCMSの特徴であるといえます。
JBNではWebセミナーを各種開催していきます
本記事で紹介した機能以外にも、セミナー内ではマーケターの業務に役立つさまざまな活用方法について紹介しました。また、本セミナーでは質疑応答をの時間を設けており、多くの参加者の方からHubSpotのCMSの機能についてご質問をいただきました。本セミナーが、マーケターの皆様が抱える悩みの解決への一助となれば幸いです。
今後も定期的にHubSpotの使い方や、ウェブマーケティングに関するセミナーを実施予定です。ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください!
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