やるほどに広がる知らない世界
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こんにちは。JBNの近藤です。
JBNには5年前に他業種・未経験から入社しました。4年半ほど「Webディレクター」として、そして昨年後半から「HubSpotディレクター」という肩書きに変わり、役割が少し変わりました。
「HubSpotディレクター」ってなにする人?
「HubSpotディレクター」は一般的にはあまり知られていない名前かと思います。
近しい職種においても所属している会社やプロジェクトごとに役割は様々だと思いますが、JBNでは、
- CRM設計
- MA設計・活用支援
- 営業支援・業務効率化支援
- 外部システムとの連携
といった要件があがるプロジェクトではHubSpotディレクターに出番が回ってきます。
これまではwebディレクターとしてwebサイト制作に軸足を置き、HubSpotの機能を幅広く触る機会はそれほど多くなかったわけですが、今はプロジェクトごとの要件をクリアするためにいろんな機能を触ることが多くなりました。
データが整理されていく心地よさ
HubSpotは自動化の処理ができたり、顧客・見込み客の属性・行動をキャッチしたり、キャッチした情報をレポーティングしたり、はたまた周辺分野のwebサービスと連携したり…。とにかくいろんなことができますが、そんな機能を使う時には何かしらの「データ」が関わります。
時にはそのデータはHubSpotの「外」に存在していることもあります。
必要なデータがどこにどんな状態で存在していて、どんな方法を使ってそのデータをHubSpotに持ってきて、持ってきたデータを誰がどこでどんな風に使うか。そういったことを考える機会も多くなっています。
── 話は飛びますが、私は子どものころ親についてスーパーやコンビニに行くと、誰に頼まれたわけでもなく決まって商品棚の前出し(商品棚の手前に商品を揃えること)を勝手にやっていたそうです。たぶん、商品棚の手前が揃っている様が心地よかったのだろうと思います。
現在、HubSpotディレクターとしてデータを扱うことに興味を持てているのですが、これは私の性格上の話で、複数のシステムの垣根を超えてデータが整理されてひと繋がりになっていく様が、商品の前出しのようにとても心地よく感じているのだろうと思います。
やればやるほど知らないことが増えていく
一方で、「データ」と一口に言っても世の中にはいろんなデータがあり、プロジェクトではいろんな業界・業種に初めて出会い、HubSpotは大小含めて月に数百の製品アップデートがあり…。当然ですがまだまだ知らないことだらけです。
やればやるほど知らないことが増えるし、自分はどこまでやるべきなんだ…と不安に駆られる時もあります。でも、これを「これまでは知らないとすら感じられなかったことも、やったからこそ、知らないと感じられるようになった」とポジティブに捉えるようにしています。
── Webサイトの目に見える部分だけでなく裏側の仕組みやデータのつながりをより理解しやすくなるかな、と思い、つい先日、『基本情報技術者試験』にトライしてみました。ネットの「比較的易しめ」という前評判を間に受けていたら想像よりも難しい試験でしたが、ギリギリ合格ラインを越えることができました。笑
基本情報技術者試験とは
基本情報技術者試験は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施するITエンジニアを目指す人が最初に取得を目指す国家試験です。ITを活用したサービスや製品、システム、ソフトウェアを作るために必要な基本的知識や技能、実践的な活用能力を問われます。IT業界で活躍するための登竜門とも言われ、ITに関する幅広い知識を体系的に学べます。(参照:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構)
たぶんこれからも、HubSpotのことを知れば知るほど周辺分野のことが気になるし、周辺分野のことを知れば知るほどHubSpotのことが気になるし、この無限ループを「完ぺきに全部わかった!」なんて日は絶対に来ないと思いますが、知らないことが増えていくことをポジティブに考えて恐れず自分の仕事を広げていきたいと思っています。
執筆者:JBN 近藤
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