誠実さと街の熱量を届ける、神奈川新聞社様「カナロコ」有料会員紹介LP制作記
目次
こんにちは。デザイナーの樋口です。
神奈川新聞社様が運営する神奈川県内のニュースサイト「カナロコ」の有料会員コース紹介LP(ランディングページ)を制作させていただきました。ここ半年ほど、個人的に長野から神奈川へ行く機会が多く、現地で感じていた街の雰囲気が、今回のデザイン制作にも良い形で生かされました。
今回のプロジェクトでは、ただ見た目を新しくするだけでなく、メンバーと一緒に「どんな課題を解決したいか」「訪れた人にどう感じてほしいか」を一からひも解いてデザインに落とし込んでいきました。
制作のプロセス:大切にした「誠実と熱量」のバランス
デザインに入る前に、プロジェクトメンバーと「前提・課題」「感情」「視覚」の3つをひも解き、今回のデザインテーマを「誠実と熱量」に決めました。
無料会員の方に「有料会員になるとどんな記事が読めるのか」を直感的にイメージしてもらうため、神奈川新聞様が持つ「信頼感や誠実さ」をベースにしながら、高校野球などのコンテンツが持つ街の熱量を掛け合わせ、スマホでも見やすいデザインを目指していきました。

総合LPについて:情報の見やすさと使いやすさを大切に
縦横のグリッド(格子状のライン)を意識して整列させることで、情報をスムーズに比較できる構成にしました。新聞社様の持つ誠実な印象と、角丸パーツなどのスマートフォンに馴染む柔らかさとのバランスは、メンバー間でもすんなりと良い形で決まりました。
メインビジュアル
背景には街のニュースをイメージできる写真を組み合わせ、パッと目に入りやすい「月額980円」の要素をイエローで、申し込みボタンをオレンジで強調しました。スマホの画像を重ねることで、いつでもどこでもスマートフォンで閲覧できる手軽さをイメージしていただけるようにしています。フォントはカナロコサイトに合わせてゴシック体に統一しました。

「神奈川のことは、神奈川の記者に聞こう。」
背景には落ち着いた横浜の全景カットを配置し、その上に3つの青いタイルを並べることで、有料会員の主なメリットがスムーズに伝わるようすっきりと整理しました。

「編集部からのことば」
記者の顔写真や名前、そして大きな引用マーク(“”)を入れました。「どんな人が記事を書いているか」が見えることで、身近な安心感や、親しみやすさを感じていただければと思っています。

「会員だけが読める記事」
テキストで内容を補足できるレイアウトを作成したところ、クライアント様からも「より意味が伝わって良いね」と仰っていただき、こちらが採用となりました。
そのほか、コース比較を分かりやすく色分けしたり、「新聞とカナロコの違い」を画像で並べたりと、最後までユーザーが迷わない工夫をしています。

高校野球特化LPについて:今後の展開をふまえた仕様の共通化
今回は総合ページに加えて、コンテンツのテーマに合わせた「高校野球特化型ページ」の計2ページを最初から作成しています。ここでの大きなポイントは、「差し替え可能なシステム(テンプレート仕様)」にしてあることです。 基本のレイアウトを共通にしているため、写真とテキストを差し替えるだけで、今後は別のテーマのLPをスピーディーに作成できます。ブランドイメージを守ったまま、運用コストを抑えて新しい特集ページを立ち上げられる設計です。

これからの運用と課題解決に寄り添うデザインを目指して
見た目の美しさだけでなく、これからの運用のしやすさや、実際の課題解決にしっかりと寄り添えるデザインの仕組みを目指しました。新しくなったLPが、神奈川のニュースを愛する読者のかたへ届くきっかけになれば嬉しいです。ご協力いただいた神奈川新聞社の皆さま、一緒に作り上げてくれたチームのメンバー、本当にありがとうございました。
チームで考え、形にするデザインを一緒に作りませんか?
今回のプロジェクトを通して改めて感じたのは、クライアント様の想いや前提・課題を丁寧にくみ取り、それをデザインの力で見やすく、伝わる形へと整理していく大切さです。
JBNのデザインは、デザイナーの力だけで作り上げるものではありません。クライアント、ディレクター、エンジニアがそれぞれの視点から知恵を出し合い、チーム全員で試行錯誤を繰り返しながら、実際の課題解決につながるデザインを追求していきます。
「どうすればもっと伝わるだろう」と、チームやクライアントと一緒に悩みながら、地道に良いデザインを目指していける仲間を募集しています。