【コラム11】HubSpotの伸びしろ

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1年くらい前だったでしょうか、HubSpo社からロゴ入りのグッズが送られてきたことがあります。ボールペンやノートに混じってフタ付きの保温タンブラーがいくつか入っていました。使ってみたところ胴まわりや容量が日本製よりやや大きく、私の場合使用頻度が減りつつあります。ところが先日アメリカ映画を見ていたら、形も大きさも同じようなタンブラーが普通に使われているではありませんか。なるほどあちらではこれが標準かと妙に納得してしまいました。
HubSpotというツールは5年ほど前に当社が他のMA・SFA・CMSツールなどと比較検討を重ねた結果、最終的に選び出したプラットフォームです。マーケティング → セールス → カスタマーサービスの各ステージ間の連携が素晴らしかったのと、CMSの使い勝手がとても優れている(当社はもともとWeb制作会社だったのでこの辺のチェックは厳しいのです)こともポイントでした(HubSpotについてはこちらをご覧ください)。
その後、たくさんのお客様企業に導入いただき、その活用のお手伝いをするにつけ、私たちの選択は正しかったのだという実感とともに現在に至っています。
その後、当社がHubSpotのプラチナパートナーとなったこともあって今秋(2024年秋)には役員2名が米ボストンで開催されたHubSpot本社主催のミーティング「INBOUND 2024」に参加しました(社内報告会の様子はこちらでご覧いただけます)。世界中からHubSpotユーザーやパートナー企業が集結した大規模なミーティングです。AI連携などの将来に向けたさまざまな展望に混じって、アジア圏の参加者からアジアの商慣習により合わせた仕様の要望も出され、合意されたようです。
欧米から普及が始まったHubSpotですから、日本はじめアジア圏特有の商習慣との微妙なズレがある場合もあります。このへんは私たちのようなパートナーが間に入って調整役となるのですが、今後HubSpot自体がアジア圏でさらに使いやすいツールに進化するならば、それは純粋に伸びしろと言えます。
日本人の手のサイズに合ったロゴ入りタンブラーが送られてくる日も近いかもしれません。
執筆者:JBN塚原
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