【コラム13】一緒に走って、さらにその先へ

【コラム13】一緒に走って、さらにその先へ
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当社には、お客様企業と「並走」する、という考え方が古くからあります。その考え方の源流をたどると、かつてJBNがWebサイト制作を主業として会社を立ち上げた時代までさかのぼります。

当時は制作部門とならんで保守部門もけっこうな陣容でありました。サイト制作を一定水準でできる会社はあっても保守対応について専門に組織化していた会社は当時では珍しいことでした(おそらく長野県では当社だけ)。
そこには単なるサイトメンテナンス依頼だけではなく様々なWeb運用に関する〝相談事〟も頻繁に持ち込まれるので、それによって私達自身が鍛えられた側面も(後から考えればですが)あったと思います。

Web制作の世界では、煩わしくて〝儲からない〟業務の筆頭としてよく引き合いに出された保守業務ですが、なんだかんだ言いながら今でも形を変えて続いています。また、Web活用全般にわたるサービス提供をするようになった今でも、公開後も手厚く対応する習性は変わらず現在に至っています。このへんは、当社に染み付いた良い文化として、少し自慢していいかもしれません。

さて、Webサイト運用について「正解」を強力に求めるお客様が時々いるのですが、私たちが強く意識するのは、やはり「正解」より「並走」です。
ちょっと極端な例かもしれませんが、絶対金メダルをとる方法とか、ポーカーで100戦100勝する方法などといった秘術は存在しません。競合者もその術を知ったらどうなるのか、と考えればそのナンセンスさは自明です。

何をすれば状況が好転するのか、早く「正解」を教えて欲しい、そうすればそこを目指して頑張るから、と焦る気持ちはわからなくもありませんが、そこは落ち着いて考えましょう。ビジネスという競争社会にあって秘術はほぼ存在しないし、経営環境は常に変化しているのでアレをすればこうなる、というように単純化もなかなかできません。

しかしお互いが協力し、前を向いてあゆみを進めれば必ず前進するし、状況は良くなっていくと、私たちは確信しています。あるいは階段を一段ずつ一緒に上るイメージでもいいでしょう。

だからマラソンのゴールテープのようなものはないのですが、その行程には前進したことを確認できる何かが必ず現れてきます。
なぜ「一緒に」「やり続ける」ことが大切なのか、ということについても、機会があればやはり皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

執筆者:JBN塚原

 

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